三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
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尾張温泉 足湯かにえの郷 ★

2017年10月17日 | 愛知県の温泉



名古屋市の西隣の蟹江町にある足湯施設。

名古屋からは車で30分、電車だと10分もあれば最寄りの近鉄蟹江駅に着いてしまう。
近鉄蟹江から歩くと15分くらいだろうか。
住宅地の中にある足湯施設だ。

以前、このすぐ近くの「尾張温泉東海センター」を紹介しているが、その付録みたいな施設である。

源泉かけ流しで、程良いあつ湯だ。
硫黄の香りがほのかに香る。

土日ともなると、タオル片手に車や原付・自転車などで、地元をはじめとした多くの人々が訪れ、中々入れない印象がある。

足湯は1漕だが、右手と左手で浴槽の床が異なり、写真のように足つぼの刺激も可能だ。


また、手湯があることも特筆される。これはなかなか珍しい。


泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、穂のかに硫黄臭がある。
足を浸けていると、程なく体がぽかぽかしてくる。

おそらく、名古屋から一番近くにありながら、愛知県の中でも有数の良い足湯だと思う。


★ 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)

愛知県海部郡蟹江町大字西之森字長瀬下65-46
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南濃温泉 水晶の湯 ★★

2017年10月08日 | 岐阜県の温泉
愛知、三重、岐阜の県境に近い。
養老山脈の裾野を走る国道258号線から1本入ったところに、専用の駐車場がある。
公共交通で来る場合、養老鉄道の駒野駅から駐車場まで徒歩15分くらいだろうか。

名古屋から来る場合は、津島市や愛西市を通り、東海大橋経由となる。
東の方から養老山脈に向かってくると、だいぶ遠くから山の中腹に建物が見える。
これが、本日紹介する「水晶の湯」である。

以前、道の駅「月見の里南濃」にある足湯を紹介したが、その背後の山の中腹にある施設である。

ここの施設の一つ目の特徴だが、なんと、自家用車では行くことが出来ない。
山麓の駐車場から12分間隔で専用のシャトルバスが出ているので、それに乗るか、山道を歩くかである。
山道を歩く場合、野生の猿がいるので注意して欲しい。

通常はシャトルバスを乗ることになる。
細い山道を右へ左へと、慣れたハンドルさばきでグイグイ登っていくと、下から見えた施設にたどり着く。




料金は510円と安め。

カウンターの右後方に脱衣所がある。

この脱衣所がいただけない。
とにかく狭く、常に混雑している印象しかない。(筆者は4・5回目だったが)
本当にマイナス。

内湯浴室は、主浴槽(温泉)、ジャグジー、日替わり湯、サウナ、水風呂、歩行湯という構成。
露天風呂は、壺湯と檜風呂(日替わりで岩風呂。)だ。露天風呂はいずれも温泉である。
泉質は、ナトリウム-カルシウム-塩化物泉で、加温かつ循環式だ。
穂のかな塩分を感じ、入浴後は肌がツルっとして幾分か保湿感を味わえる。
(パンフレットから写真を拝借)


何といっても、露天風呂の眺望が最高だ。
濃尾平野が一面に見渡せる。名古屋駅や、冬場には冠雪した山々も見渡せる。
浴場内は撮影禁止なので、施設の外から見た景色を貼り付けておく。




眺望と温泉という組み合わせは、海や山間の雪景色になりがちであり、このように真っ平らな平野を見渡せる温泉施設はなかなか無いと思う。

泉質がそこそこでも、眺望が素晴らしい(そして安い)ので三ツ星を付けたいのだが、施設の手狭さから発生する混雑の不快感はかなりマイナス。

非常に惜しい二つ星とする。


★★ ナトリウム-カルシウム-塩化物泉(中性高張性低温泉) 自家源泉湧出量60L/分

岐阜県海津市南濃町羽沢1623-3
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