三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

有松温泉(1号源泉) れもん湯 ★

2020年08月20日 | 石川県の温泉

金沢駅から金沢工業大学行のバスに乗り20分程度の、寺地バス停前にある銭湯だ。

銭湯なので料金は460円。
シャンプー等は置いていない。

甘い香りのする茶色の柔らかいモール泉が湧いている。
泉質はナトリウム‐塩化物・炭素水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)だ。
湯船は3つあり、源泉が惜しみなく注がれている様は、銭湯としては珍しいのではないかと思う。

施設は古いが、いつまでも地元に愛される銭湯であってほしいと切に思った。


★ ナトリウム‐塩化物・炭素水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉) 自家源泉湧出量 337L/分
石川県金沢市有松3-11-6
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和倉温泉 総湯 ★★

2020年08月17日 | 石川県の温泉

能登半島の真ん中くらいにあるのが和倉温泉だ。
日本一の高級旅館とも言われる加賀屋を要する日本屈指の温泉地である。

東京から北陸新幹線で2時間半程で能登半島の入り口である金沢へ到着する。
金沢からは七尾線の特急に乗り1時間で和倉温泉駅へ到着する。

大阪からは1日1本だけ直通の特急サンダーバードがあり、乗り換えなしで行くことが出来る。
3時間半ほどの道のりだ。

和倉温泉駅から旅館街へはバスかタクシーを利用することになる。
1~2kmくらいだろうか。歩いていけない距離でもない。

基本的には高級旅館が立ち並ぶ温泉街で、共同湯はこの総湯しかない。
弁天崎源泉槽 第5,8,10,13号源泉から引き入れている。
和倉温泉バスターミナルから直ぐの場所にある。

料金は460円。
源泉かけ流しであり、広場には無料の足湯や飲泉処もある。



泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)で、無色透明。
飲泉可能なため舐めると、かなりの塩分、エグみを感じるだろう。

塩化物系の温泉でありがちだが、入浴後の肌のツルスベ感はかなりのものであった。

建物がきれいで手ごろな料金、知名度が高い温泉地であり泉質も良い。
その唯一の共同浴場であり、旅館に泊まらずとも入ることが出来る満足度は高い。
二ツ星認定である。

★★ ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)自家源泉湧出量63L/分
石川県七尾市和倉町ワ6-2
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山中温泉 白鷺湯たわらや ★★

2016年12月11日 | 石川県の温泉
山中温泉の中でも古くからある老舗旅館。

渓谷沿いにそびえ立つ。

風呂は全部で3つ。
夜と朝で男女が替わる「鶴仙」「河鹿」と、貸切風呂の「菊香」がある。

一番お薦めは「鶴仙」だ。
内風呂も野天風呂も広く、眺めも良い。




また、「菊香」も一時間3,000円(宿泊者は2,500円)の価値は十分にある。
家族3・4人で入るにはもったいない程広い。
子供も入り易いよう、浅い場所もある。
野天も付いており、贅沢な時間を過ごすことが出来る。

★★ カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉

石川県加賀市山中温泉東町2丁目へー1
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山中温泉 笠の露(芦湯・飲泉処)★

2016年12月03日 | 石川県の温泉

山中温泉の真ん中、総湯菊の湯の前にある円形の足湯。
5~6人も座れば満席の小さな足湯だ。


泉質は折り紙付き。
中央には飲泉用の湯口もある。


狭いのがもったいないが、立派な足湯である。

★ カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉

石川県加賀市山中温泉湯の出町レ1
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山中温泉 総湯 菊の湯 ★★

2016年11月28日 | 石川県の温泉
石川県の南端にある加賀温泉郷には、「加賀温泉」という名の温泉はない。

山中、山代、片山津、粟津の4つの温泉地から成り、総じて加賀温泉郷と言われている。

JRの加賀温泉駅は、その4つの温泉地に行きやすい位置に新しく作られており、駅前には温泉はない。

山中温泉は、この4つの中でも一番山の中にあり、駅からも遠い。
故に、一番観光地っぽい気がする。

温泉街は歩道がきれいに整備され、名所のこおろぎ橋等にも行きやすい。

温泉街の丁度中心地にあるのが、総湯菊の湯だ。

女湯

男湯


女湯は山中座に併設されており、男湯は向かいの道路の真ん中に建てられている。
全国的にも珍しい男女完全別棟である。

両棟の間は広場になっており、からくり時計や足湯がある。

菊の湯のオープンは明治時代だが、現在の建物は平成4年に改築されたものらしい。
場所は開湯されたとされる1300年以上前から変わっていないそうだ。
その日本建築の暖簾をくぐり中に入ると正面におばちゃんがいる番台がある。
料金は440円。
石鹸やシャンプーの類は置いていないので、持参する必要がある。

地元の利用者が大半を占めており、旅行者は少し居心地が悪いかもしれない。
でも、これこそが昔からの姿。その雰囲気も楽しんでしまおう。

菊の湯が特筆されるのは、男女別棟なことだけではなく、湯船の深さもである
男湯は深さが約1mあり立って入る。これはなかなか不思議だ。

無色透明の泉質だが、無色透明でありがちなアルカリ系のトロっとしたものでなく、しっかりと熱さが感じられた。
驚くべきは、風呂から出た後の保温・保湿能力の高さである。

しばらくは体が熱く、数時間たっても肌はしっとりとしていた。


★★ カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉 共同源泉自家湧出量1,475L/分

石川県加賀市山中温泉湯の出町レ1
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