三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

温泉津温泉 元湯温泉 ★★★+

2024年03月27日 | 島根県の温泉

「温泉津」と書いて「ゆのつ」と読む。

松江市や出雲市からはだいぶ西にある。
出雲市駅から普通列車で1時間20分ほど、特急でも1時間程度の距離である。
特急は通過するものも多いので注意が必要だ。
車では山陰道の温泉津ICが近い。

温泉津温泉街は世界遺産登録されている石見銀山の構成要素の一つでもある。
つまり、世界遺産の温泉と言って良い。

日帰り温泉はこの元湯と薬師湯の2つがあり、斜向かいの位置にあり非常に近いが、源泉が異なるため特徴も異なる。
いずれも最高のお湯であることに変わりない。

500円を支払うと初めてかどうかと聞かれる。
初めてと答えると、入り方を丁寧に教えてくれた。

・元湯には3つの浴槽があり、ぬる湯・通常・熱湯とあり、順番に入ること。
・ぬる湯で長湯はしないこと。
・熱湯は常連でも入れない人がいるほど熱いので、無理をしないこと。
この3つである。

熱湯は源泉かけ流しであり、源泉湧出位置から1m程度の場所にあるため、非常に新鮮な湯であるそうだ。
日によって色も変わるらしい。

筆者も3つの湯を順に試したが、熱湯には入ることができなかった。
46℃くらいのようであり、熱いよりも痛いと感じるレベルである。

通常の湯に数分浸かり過ごしたが、こちらも薬師湯と同等の非常に良いお湯で、あっという間に暖かくなりそれでいて疲れもとれる。
湯上がりの爽快感は抜群だ。
惜しげもなく最高ランク評価としたい。

なお、昔ながらの公衆浴場でシャワーはなく石鹸の類もないことを付記しておく。

★★★+ ナトリウムー塩化物温泉(低張性中性高温泉) 自家源泉湧出量不明
島根県大田市温泉津町温泉津
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温泉津温泉 薬師湯 ★★★+

2024年03月26日 | 島根県の温泉


「温泉津」と書いて「ゆのつ」と読む。

島根県松江市や出雲市からはだいぶ西にある。
出雲市から普通列車で1時間20分ほど、特急でも1時間程度の距離である。
特急は通過するものも多いので注意が必要だ。
車では山陰道の温泉津ICが近い。

温泉津温泉街は世界遺産登録されている石見銀山の構成要素の一つでもある。
つまり、世界遺産の温泉と言って良い。

薬師湯はその温泉街のシンボル的な存在で、大正8年築の建物を未だに利用している。
本物の大正浪漫建物である。
600円の入浴料は安く感じる。なお、石鹸の類はないので注意だ。

建物の見た目が特徴的なだけでなく、温泉津温泉は泉質が抜群に秀でている。
もちろん源泉かけ流しで、薬師湯の湯船の縁は堆積した温泉成分も厚く、独特な雰囲気を出している。
そして、入浴してすぐに直感的に“体に良い”と感じる湯である。
あっという間に体が温まるので、長湯をしないように説明を受けるほどである。

筆者は10年ほど前に一度訪れているのだが、その時の感動が忘れられず二度目の訪問となった。
文句なしの最上級評価である。

★★★+  ナトリウム一塩化物温泉(低張性中性高温泉) 自家源泉湧出量:不明
島根県大田市温泉津町温泉津
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玉造温泉 玉井別館 (含む五彩の足湯) ★

2017年07月14日 | 島根県の温泉
島根県一有名な温泉、いや、山陰一と言っても良いかもしれない温泉地が玉造温泉だ。
松江と出雲の間に宍道湖があり、その湖畔から少し山側に入ったところにある。

川沿いに温泉旅館が点在し、そぞろ歩きが出来る雰囲気だ。

出雲大社が縁結びの神様であることから、昨今では女性が島根県を訪れることが多く、温泉街も女性向けのお店が多いように思う。
少なくとも男性ターゲットではない。

宍道湖方面から(玉造温泉駅)来て、玉造の温泉街に入って一番最初にある宿。
それが玉井別館である。
最初にあるので、非常に見つけやすい。

このblogは温泉blogなので旅館の評価は付けないが、安価でホスピタリティが丁度よく、居心地の良い宿だった。

旅館の大浴場もキレイにされており、居心地が良かった。



内湯2つ、露天1つの計3つ。
それぞれ温度帯が違い、利用者が好きな温度帯を選べるようになっている。
いずれも循環式。

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低調性弱アルカリ性高温泉)のお湯は、ほぼ無色透明無味無臭だが、入浴後しばらく温かいところはやはり温泉である。

風呂上がりに無料の冷水が用意されているところや、すぐに地場の牛乳屋の自販機があるところがありがたかった。


一方、1階の屋外には五彩の足湯(ごしきのあしゆ)という宿泊者のみが利用できる足湯がある。

その名の通り5種類の足湯を楽しむことが出来るが、入り口のすぐ横にあり、日中は人の目が気になるところだ。
宿泊者限定なのだが、少々目立つ。
足湯はプライベートよりも、公共的なものの方が入り易いと感じた。



大浴場に比べると手入れが甘く、例えば腰を掛ける木材の経年劣化を感じたり、蟻が登ってきているのが気になったりした。
そのような粗が見えない夜間の利用の方が、雰囲気を味わえるかもしれない。

足湯に入るならば、温泉街の中央にある広場の足湯の方が、温泉街の雰囲気を感じられるので良いかもしれない。

なお、大浴場は循環式だったが、足湯は源泉かけ流しと思われる。

しかし、一つの宿で大浴場と足湯に入れるのは少し得した感があるので、総じて良い温泉施設(旅館)だと思う。



★ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉

島根県松江市玉湯町玉造1247
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玉造温泉 姫神広場の足湯

2017年07月10日 | 島根県の温泉
島根県一有名な温泉、いや、山陰一と言っても良いかもしれない温泉地が玉造温泉だ。
松江と出雲の間に宍道湖があり、その湖畔から少し山側に入ったところにある。

川沿いに温泉旅館が点在し、そぞろ歩きが出来る雰囲気だ。

出雲大社が縁結びの神様であることから、昨今では女性が島根県を訪れることが多く、温泉街も女性向けのお店が多いように思う。
少なくとも男性ターゲットではない。

足湯は3か所あるそうだが、この姫神広場の足湯は、温泉街の丁度真ん中くらいにあり、屋根付きであることから一番利用者が多いようだ。

源泉は66.5℃であり熱め。
この足湯も決してぬるいとは言えないので、覚悟して訪れてほしい。

泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、足湯と言えども、入浴後の足の爽快感と、いつまでも温かさを保つ成分は感じられる。



女性をターゲットにした温泉街作りで、夕方、多くの女性グループがそぞろ歩きをしている中で、ほっこりと足湯に浸かるのが良いだろう。

筆者はもうそのような歳では無いが、独身男性諸君は是非玉造温泉に行き、足湯に浸かりながら良縁に恵まれることを願ってやまない。


ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉  源泉湧出量380L/分(㈱玉造温泉ゆうゆの共同源泉)

島根県松江市玉湯町玉造255
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松江しんじ湖温泉 足湯 ★

2017年07月09日 | 島根県の温泉
島根県の県庁所在地、松江。

2015年に国宝になったばかりの松江城から南に500mも無いところに、松江しんじ湖温泉郷がある。
昭和46年(1971年)開湯の比較的新しい温泉で、2001年より今の名前になっている。

源泉は77℃と熱めで、その源泉を味わえるのがこの足湯である。
足湯と言えども、かなり熱い。

一畑電車の始発駅である松江しんじ湖温泉駅に併設されており、気軽に入ることが出来る。
特急「やくも」等が停まるJRの松江駅からは離れているが、出雲大社観光後に電車で松江に…というルートを組む場合には、重宝されるのではないだろうか。


もちろん、無料。
タオルを販売しているので、手ぶらで行っても大丈夫だ。

この足湯には「お湯かけ地蔵」という名の地蔵が祀られており、お湯をかけて手を合わせれば健康になれるのだとか。


全国的に見ても貴重な駅前温泉。
旅の途中に訪れたいものである。


★ ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 210L/分(松江しんじ湖温泉源泉)

島根県松江市中原町30-2
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