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徳島県、いや四国の入口と言えば、古くから鳴門である。
それを証拠に、お遍路巡りの1番札所も、鳴門からが近い。
瀬戸大橋が出来てから、鉄道の入口は香川県の坂出付近となったが、明石海峡大橋が出来た今となっては、車の場合は鳴門であろう。
大阪・神戸方面から四国へ向かう高速バスは、自ずと鳴門を通る。
そのまま、四国各都市に直通するわけだが、高速鳴門バス停で降り、少し歩くとJRの鳴門駅がある。
JR鳴門線の始発であり、ポツンとホームが一つあるだけの駅で、日中は1時間に1本のローカル列車がやってくる。
県庁所在地の徳島駅までは30分程だ。
あえてJR鳴門線を利用する必要はないが、ローカル線風情を楽しむのも旅の醍醐味である。
それを狙ってか、鳴門駅前に足湯がある。
なんと、オープンはつい昨年。
観光需要を狙っているのだそうだ。
源泉は駅前ではなく、高速鳴門バス停の近くにある温浴施設の「あらたえの湯」から週に1回運んでいる。
故に循環ろ過式だ。
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お湯を極力汚さないよう、足を浸ける前の足洗い場が完備されているおり、「足を洗ってから入ること」と注意書きもある。
清潔に保たれている印象で、タオルの自販機があるのは珍しいと感じた。
泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉(高張性 中性 冷鉱泉)で、足が軽くなるのを感じた。
お世辞にも観光路線とは言い難い鳴門線の駅に、わざわざ運び湯までして足湯を作ったのは、チャレンジングだと感じた。
成功することを願っている。
徳島県鳴門市撫養町小桑島字前浜309番(JR鳴門駅前バス停内)
カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉(高張性 中性 冷鉱泉) 運び湯