三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

大滝温泉三峰神の湯 遊湯館(道の駅大滝温泉) ★

2022年08月25日 | 埼玉県の温泉
古くは江戸時代、秩父と山梨を結んだ道が「秩父往還」である。
しかし、平成の世まで自動車での行き来は出来ないままでいた。
途中にある難所雁坂峠のためである。

そんな雁坂峠区間も、平成10年の雁坂トンネル開通により自動車での往来が可能になった。
道の駅大滝温泉は、秩父往還で埼玉県最後の道の駅である。
旧大滝村にあり、山間の険しい道沿いにある。

その名の通り温泉施設が併設されており、日帰り入浴に立ち寄ることが出来る。
料金は600円(休日は700円)である。
泉質はナトリウムー塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)で、とろみのある湯であり、
塩化物系特有の肌に馴染む感覚もある。
風呂上りはしばらく保温保湿効果を保っていた。

埼玉県最果ての温泉、通ったら立ち寄ってみると良いだろう。

★ ナトリウムー塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) 自家源泉湧出量 110L/分
埼玉県秩父市大滝4277-2
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つるつる温泉 なごみの湯

2022年08月21日 | 東京都の温泉

写真には写っているがコメダ珈琲の記事ではない。
中央線・メトロ丸の内線の荻窪駅前にある温浴施設である。
入館料は平日で2,080円、土日は300円UPだ。タオルなどのアメニティがついてくるため手ぶらで良い。

ビルの2~5階に、風呂や食事処、岩盤浴などがある。

館内はビルの中を改装して作っているようで、防水のためであろう、ところどころにかなり段差がある。
また、23区内の駅前立地という事もあり狭い印象だ。
肝心の温泉は露天風呂に使われているが、ここも広いとは言えなかった。

天然温泉と謳ってはいるが、源泉がある訳ではなく運び湯である。
昔のガイドブックを見ると「武蔵野温泉」と記載があり、以前は武蔵野市の武蔵野温泉を利用していたようだが、
同温泉の廃業に伴い現在のつるつる温泉に変えたのであろう。

つるつる温泉は、日の出町にあるアルカリ性の温泉であり、その名の通りつるつるとぬめりのある泉質であった。

とにかく、狭く段差が多いという印象が先行してしまった。
駅前立地ではあるが、値段の割に満足度が低かった。

アルカリ性温泉(運び湯)
東京都杉並区上荻1-10-10
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皆生温泉(中央温泉貯湯槽6,8,10,18,30号) 皆生シーサイドホテル海の四季 ★★

2022年08月21日 | 鳥取県の温泉

鳥取県の西端にして、第二の都市である米子市。
岡山から伯備線特急やくもで2時間程で到着する。
霊峰「大山」の麓に広がる町である。

駅前から海に向かって車で10分程の場所、日本海沿いに皆生温泉は広がる。
いくつもの旅館が立ち並び、海を感じながらの温泉に浸かることが出来る。

その中の一つがシーサイドホテル海の四季である。

その名の通り海沿いにあり、大浴場や露天風呂も海側にある。
在館中は、部屋にいても温泉にいても常に海を感じられるだろう。
フロントのある本館と別館があり、温泉は地下通路で繋がった別館側にある。
階段を上り下りするのが多少面倒だが、距離が感じにくいように、途中に湯上がり処が整備されている。

ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性・中性・高温泉)の泉質で、塩分を感じられ、湯が肌にまとわりつくため風呂上りもしばらくの間は保温効果が素晴らしい。
朝日で輝く海や、夜の潮騒の音、夏場には花火も見られるであろう。

当blogは温泉blogのためホテルのホスピタリティ的な評価はしないが、大手旅行予約サイトの表彰を何度も受けているホテルであり、
こまめに手入れが行き届いている印象である。

山陰を代表する温泉地にして、温泉のネームバリューにおごらない姿勢がみられる。
温泉街の雰囲気、シーサイドホテル内の浴室付近の施設を総評し、二つ星としたい。


★★ ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性・中性・高温泉) 3,800L/分(皆生温泉全体で)
鳥取県米子市皆生温泉3-4-3
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皆生温泉 花風の足湯

2022年08月17日 | 鳥取県の温泉

鳥取県の西端にして、第二の都市である米子市。
岡山から伯備線特急やくもで2時間程で到着する。
霊峰「大山」の麓に広がる町である。

駅前から海に向かって車で10分程の場所、日本海沿いに皆生温泉は広がる。
いくつもの旅館が立ち並び、海を感じながらの温泉に浸かることが出来る。

そんな温泉街の入り口、観光センターの前にあるのが花風の足湯である。

筆者が訪れた時には、そぞろ歩きをする観光客でにぎわっていた。

ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(中性高張性高温泉)で、塩分を感じる温泉であり、
足湯とは言え、塩化物系温泉特有の保温保湿感を感じることが出来る。

目の前のコンビニで、冷たい飲み物を買って入ると格別であろう。

鳥取県米子市皆生温泉3-1-1
ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(中性高張性高温泉) 3,800L/分(皆生温泉全体で)
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日乃丸温泉 ★★★

2022年08月15日 | 鳥取県の温泉

鳥取駅から徒歩数分、駅の北東側に繁華街が広がる。
日乃丸温泉を含め、そのような場所に源泉かけ流しの銭湯が数店存在する。
日乃丸温泉は小さな川沿いにあるので、比較的見つけやすいだろう。

入り口はあくまで銭湯である。
銭湯なので、450円を支払って番台のおばちゃんにチケットを渡して中に入る。

脱衣所も、浴場も、湯船も銭湯のそれである。

しかし、カランから出てくるのは源泉、湯船は温泉成分が堆積している。
一目で「泉質の良いかけ流し温泉だ」と分かるのだ。
含食塩芒硝泉(緩和低張性高温泉)、現在の表記ではナトリウム-硫酸塩・塩化物泉の湯は、ドバドバと湯船に注がれていた。
塩素臭も全くせず、良い泉質をそのまま堪能することが出来る。

塩化物系の温泉のため、風呂上がりの保温保湿効果は素晴らしく、熱めのお湯も手伝ってしばらくはぽかぽかとしていた。
冬場であれば効果適面のはずである。

県庁所在地の繁華街、駅から徒歩数分という立地に、源泉かけ流しのこのようなレベルの温泉が湧いているという事は衝撃であった。
鳥取砂丘だけでなく、この温泉も観光の目玉になってもおかしくないと感じた次第である。
三ッ星としても何ら問題はない。

★★★ 旧表記:含食塩芒硝泉(緩和低張性高温泉)→現表記:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
    自家源泉湧出量不明
鳥取県鳥取市末広温泉町401
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天然温泉夕凪の湯 妖怪たちの足湯 (境港駅前)

2022年08月14日 | 鳥取県の温泉



JR境線の終点、境港駅前にある足湯である。
境港線はJR山陰本線の米子駅から延びている枝線であり、境港までは30分程度かかる。

ゲゲゲの鬼太郎の作者として知られる水木しげる先生の出生地として知られており、駅前には水木しげるロードとして整備され、
いろいろな妖怪の銅像が建っているが、それ以外は特に何もなく、飲食店も乏しく観光地としては少し寂しく感じた。

妖怪たちの足湯は、駅前のホテルが場所と湯を提供しており、観光地として一役買っていると感じた。
ドーミーインのチェーンであり、温泉採掘はお手の物である。
泉質はアルカリ性の単純温泉であり、少しとろみがある程度で特筆される特徴は無かった。

なお、水木しげるロードの始点にあり、足湯の前には「家獣」の銅像が建っている。

境港線に乗って水木しげるロードを訪れた際には、次の電車までの時間つぶしに丁度良いだろう。

単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)
鳥取県境港市大正町216 御宿野乃 夕凪の湯(境港駅前)
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すいらん荘温泉 立ち寄り温泉伊豆高原のゆ ★

2022年08月06日 | 静岡県の温泉

東京から特急踊り子で約2時間。
伊豆急行線区間に入って最初の大きな駅が伊豆高原で同社の本社もここにある。
高原観光地の玄関として、小洒落たレストランや土産物店がある。

その伊豆高原駅から徒歩5分程度の距離、国道沿いにあるのが伊豆高原のゆだ。
入館料は1,000円でありタオルは別である。

ロッジ風の建物で、入浴後もくつろぐことが出来る。

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)で、ほぼ無臭、無色透明である。
露天風呂が充実しており、熱めやぬるめ、そしてここの看板ともなっている泥風呂もある。
泥風呂とは言っても、置いてある泥パックを自分で塗るようなスタイルであった。

湯上りには、飲泉所があり、体の中からも温泉を吸収することが出来る。
なかなか珍しい設備であろう。

★ アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉) 自家源泉湧出量 150L/分
伊東市八幡野1180
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