三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
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武蔵野温泉 SPADIUM JAPON ★

2019年10月30日 | 東京都の温泉

2019年3月にオープンしたばかりの温浴施設で、関東最大級の広さと謳われている。

西武池袋線・東久留米駅から西武バスで数分のところにあるが、田無、東久留米、志木、朝霞台駅等の周辺の駅からシャトルバスも運行されている。

実際に行ってみると、想像以上に大きい。5階建てである。
敷地も広く、1・2階は駐車場になっており、かなりの台数が駐車をすることが出来る。



3階の受付から入場すると、大きなフードコートと吹き抜けが目に飛び込んでくる。
まるで、イ〇ンモールのようだった。
岩盤浴もあり、専用着姿でぶらぶらしている人が多く、1日過ごすつもりで来ているのだろう。

入浴料は750円(土日850円)、岩盤浴は+650円であった。

泉質はナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉で、数は少ないが源泉風呂もあった。
風呂上がりの保温や保湿を少し感じることが出来たが、特段感動するものではなかった。
なお、敢えて高温に熱したあつ湯もあり、熱い湯の好きな筆者にとってはありがたかったことも付記しておく。

その他、炭酸泉や替わり湯等も豊富にあるが、こちらは温泉ではなく、湧水を利用しているとのことだ。
施設のある東久留米市をはじめ、このあたりは、昔から湧水に恵まれており、平成の名水100選にも選ばれている。
水道水を使っているよりもイメージは良いので、ものは書きようだと感じた。

温泉に行ったというよりも、温浴テーマパークに行ったという印象だ。
一日ゆっくり過ごすにはとても良い施設で、東京には珍しい施設だと感じた。


★ ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量180L/分
東京都東久留米市上の原2-7-7
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より道の湯 山梨泊まれる温泉 ★

2019年10月26日 | 山梨県の温泉

中央線大月駅から分かれる富士急行線沿いにあり、都留市駅前の施設である。
中央高速の都留I.Cからも至近だ。
オープンは2018年4月と新しい。

館内は、専用着でぶらぶら出来るようになっており、湯上りにゴロゴロ寝そべりながら過ごしたり、飲食をしたり、いろいろな過ごし方で楽しめる。
名前の通り、宿泊施設もあり、手ごろの値段で泊まることも出来る。
プライベート露天風呂のある個室もあり、おすすめだ。




源泉名は「より道の湯」で、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(低張性アルカリ性低温泉)で、ほのかに硫黄臭を感じることが出来る。
この手の温浴施設では比較的珍しく、源泉かけ流しの浴槽もある。(個室風呂もかけ流しのようであった)
湯上りの保温感は、しばらくの間感じられた。

東京から、電車でも車でも手軽に行くことの出来る距離と金額であり、なかなか満足度が高い施設であると思う。


★ ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(低張性アルカリ性低温泉) 自家源泉湧出量 200L/分
山梨県都留市つる1-13-31
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嵐山温泉 花筏 ★

2019年10月25日 | 京都府の温泉
国際観光都市の京都。
今や歩いている人の半分は訪日旅行客だと思う。

市内には多くの観光スポットがあるが、その一つが嵐山エリアである。
渡月橋近辺の雰囲気はいかにも日本らしく、京都の中心部から少し離れただけで、風情があるエリアと言って良いだろう。

インバウンドと騒がれる前から、京都は、もちろん日本人にとっても一大観光地ではあった。
しかし、温泉が少ないことから、ゆっくり出来る観光地という印象からは外れているように思う。
多くの人々の頭には、京都=混む=足早に観光スポットを回るという恒等式が成り立っているだろう。

温泉の少ない京都にあって、貴重な温泉が嵐山温泉である。

旅館・花筏は、その中でも渡月橋の袂という超一等地にある。
このblogはあくまで温泉blogなので、旅館の評価はしないが、従業員一人一人の顔が見えるこぢんまりした宿であった。

花筏の温泉は、内風呂・露天風呂、展望露天風呂、貸切露天風呂と種類は豊富であった。
男女入れ替えも鑑みると、全部で5種類の風呂があることになる。
こぢんまりしているため、数人が入ればいっぱいになってしまうが、宿のキャパシティから考えて、そのようなことはほとんど無いだろう。

↑↓いずれも貸切露天風呂のもの

展望風呂、貸切風呂からは、渡月橋近辺の景色を眺めることが出来た。
夕暮れ時が一番良い時間帯なのではないかと思う。
ただし、展望露天風呂は、後付けのために行くまでの段差がだいぶある。
また、使用している木材が泉質と相性が良くないのか、腐ったりカビが生えているところが散見され、その点は残念であった。

泉質は、単純温泉(低張性・弱アルカリ性温泉)で、少しとろみのあるものだった。
循環式であったため、湧出量はそれほど多くないと推測される。

これと言った特徴は無いという印象だが、京都嵐山にある温泉宿というアドバンテージは無視することは出来ない。

温泉宿に泊まって、朝から京都散策をするのは、贅沢な時間に感じるはずだ。


★ 単純温泉(低張性・弱アルカリ性温泉)
京都府京都市西京区嵐山中尾下町57
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