三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
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永源寺温泉 八風の湯&八風別館 ★

2019年03月07日 | 滋賀県の温泉

滋賀県東近江市の永源寺手前にある温浴施設だ。

名神高速の八日市ICから15分程の場所にあり、また、新快速停車駅である琵琶湖線の近江八幡駅からシャトルバスも出ている。

滋賀県と三重県の県境を走る国道421号を使うことになるが、愛知県や三重県からは、名神高速を使うよりもこの421号を使うのが断然早い。
2011年に開通した石榑トンネルがその理由だ。
三重県から行くと、あっという間に滋賀県入りしてしまい、永源寺ダムの横を沿って走ると着いてしまう。
トンネル開通までは酷道と呼ばれていた区間だが、その旧道は土砂崩れにより実質廃道だそうだ。

さて、トンネルを越えればあっという間についてしまうこの施設だが、関西からは程よい距離感で奥座敷感がある。

サクッと簡単に入るようには造られておらず、じっくりと滞在できるようになっているのが特徴だ。
日帰りの料金は1,500円(平日1,300円)である。
玄関で靴を脱ぎ、受付で脱衣所のロッカーのカギを受け取ったら、そこから先は、和を基調とした落ち着いた空間となっている。



マンガコーナーもあり、河原に向いた大きなソファーにはTVも付いている。

浴場も和を基調とした落ち着いた雰囲気で、露天風呂は河原の方向に開放感がある。




泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)で無色透明。循環式となっており、塩素臭が多めで、なかなか温泉を感じられるとは言い難いものだ。
泉質というよりは、空間を楽しんだ方が良いだろう。実際に、お金を掛けているのが分かるので、心地よい非日常感が得られることと思う。

そして、その非日常感の最たる施設が「八風別館」の存在だ。
この施設に宿泊するための建物で、好評のため2018年に2号館が増築されたばかりである。

筆者は会社の同僚の勧めで家族で宿泊したのだが、大正解だった。



宿泊者は「八風の湯」の利用が無料なのはもちろんだが、何よりも特筆されるのが、全部屋に専用の露天風呂があることである。
チェックインからチェックアウトまでいつでも利用でき、循環式ではあるが、追い炊きはいつでも可能だった。
心なしか、「八風の湯」の大浴場よりも、鉱物臭があるようにも感じた。
部屋もとても綺麗で使いやすく、大人一人の料金が15,000円を切るのはとても安く感じた。
しかし、永源寺以外これと言った観光地がなく、これが18,000円だったら高いと感じるのだろうから、丁度良い料金設定なのかもしれない。

なお、このblogは、あくまで温泉blogなので、「八風別館」の評価はせず加点はしない。

施設のホスピタリティーは非常にレベルが高いが、その分料金が気軽な金額ではないこと、泉質がごく普通なことから、一ツ星としたい。


★ 単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉) ?L/分
滋賀県東近江市永源寺高野町352
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長浜太閤温泉 ホテル&リゾーツ(旧長浜ロイヤルホテル)

2017年09月24日 | 滋賀県の温泉
数少ない滋賀県内の温泉の一つ。
長浜駅の近くの湖畔に建つ「長浜ロイヤルホテル」の風呂がそれである。

宿泊者以外でも、1,200円を支払えば日帰り入浴ができる。

1階ロビーの奥、売店の更に奥に大浴場がある。
宿泊者の場合、1階まで下りて更に歩くので、距離を感じる。

大浴場は、白湯の内風呂と、温泉の露天風呂がある。


露天風呂へ行く扉を開けると、露天風呂がある。
10人くらいは入れるだろうか。
1階にあり、琵琶湖の眺望は望めない。せっかくの立地なので少し残念である。

鉱泉であるが、薄い茶褐色である。
ほぼ無味無臭だ。



源泉かけ流しで湯船に投入されているが、湯温が低いため、湯船の中は加温循環式である。

入浴後しばらくは体が暖かく、泉質の良さを感じ取れるだろう。
湖北地区は宿泊施設が少なく、なかなか温泉旅行を検討することは無いと思うが、一つの候補として入れても良い。

ただし、ホテルの規模がそれなりに大きく、大浴場は人の多い時間帯が多い。
エレベーターがなかなか来ないなどの問題もあるので、一言申し添えておく。



長浜太閤温泉 温泉法規格該当鉱泉(鉱泉該当成分 総鉄イオン) 自家源泉湧出量 92.2L/分
滋賀県長浜市大島町38
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