三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

湯ノ山温泉宏説湯 ホテル湯の本 ★★

2018年07月29日 | 三重県の温泉
古くから温泉地として知られている湯の山。
四日市から近鉄湯の山線で30分程度の距離だ。

名古屋からも近く、現在は東名阪の四日市ICが最寄だが、山寄を走る新名神が開通すれば、さらに近く感じるようになるだろう。

湯の山は、御在所山の麓にあり、ハイカー利用も多い。
御在所山は登山コースも多彩で、帰りにはロープウェーも利用できることから、初心者に人気がある。

ホテル湯の本は、そのロープウェーの駅の目の前にあるホテルだ。
日帰り入浴もあり、800円で利用できる。(但し昼間だけ)
筆者は一泊利用したが、建物は古いがホスピタリティが抜群だったことを付記しておく。

浴室は、大きく分けて3つある。
2階の内風呂、別棟の露天風呂、貸切風呂である。

露天風呂は、元々の建物から岩場に沿うように通路を延長して造られており、その雰囲気も良い。
そして、遠くに四日市の街並みを眺めることが出来、夕景も夜景も素晴らしかった。



泉質は、単純弱放射能温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)で無色透明無味無臭だが、疲れがとれるように感じた。

露天風呂の満足度はかなり高く、2つ星としたい。


★★ 単純弱放射能温泉(低張性弱アルカリ性低温泉) 自家源泉湧出量 50L/分

三重県三重郡菰野町大字菰野8497
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つむぎの湯 六郷の里

2018年07月28日 | 山梨県の温泉

山梨から静岡に流れる富士川沿いにある、市川三郷町。
町営の温泉施設が、六郷の里つむぎの湯だ。

源泉名も「つむぎの湯」であった。

町営であり、400円と安価な価格設定だ。
町内の年配の利用が多かった。町内であれば300円とさらに安い利用料だ。

2018年7月現在、中央道から伸びてきた中部横断自動車道は六郷IC止まりなのだが、その六郷ICから直ぐの場所にある。
電車の場合、最寄り駅の甲斐岩間までは、甲府から特急ふじかわで30分程度だ。
とは言っても、電車では隣町の下部温泉の方に行く方が良いだろう。


露天風呂のほかに、屋内の加水加温風呂と源泉風呂がある。
源泉風呂ではありがちな生ぬるい温度で、いつまでも入っていられる。

泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物温泉(アルカリ性低調性温泉)で、鉄分とアルカリ性を感じる微臭がある。
入浴後の肌の状態も良かった。

国道52号からも近く、中部横断自動車道が全線開通したとしても、ICの近くである立地は変わらないはずだ。
近くを通った際には寄ってみても良いだろう。


ナトリウム・カルシウム―塩化物温泉(アルカリ性低調性温泉) 自家源泉湧出量72.0L/分

山梨県西八代郡市川三郷町鴨狩津向640
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カアナバリ ホテル昭和 ★★

2018年07月25日 | 山梨県の温泉

山梨県の県庁所在地は、言わずと知れた甲府だが、中央道で山梨に向かうと、降りるICは「甲府昭和」となる。
甲府市の南隣にある小さな昭和町だが、高速のICや国道20が通っていることから、甲府駅からだいぶ離れているが、かなり栄えている。

ビジネスホテルも、甲府昭和IC付近に多く存在する。
ホテル昭和はその一つだ。

この辺りは、温泉が昔から豊富で、銭湯もしっかりした温泉だったりする。

ホテル昭和も、もちろん温泉だ。
しかも源泉かけ流し。
源泉名は「カアナバリ」というようだ。

湯船にドバドバと源泉が注ぎ込まれる。
手前の湯船は、加水なしの源泉かけ流しでかなり熱い。
奥には、水を同時に入れている大きな湯船があり、ゆったりと浸かることが出来た。
カランやシャワーも源泉をぜいたくに使っている。

泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、モール臭と、少しのヌメりを感じた。
風呂上がりのサッパリ感もたまらない。

サウナに、お手製の冷蔵部屋もあった。
サラリーマンには至れり尽くせりの温泉である。

浴室はこの一つしかなく、女性ターゲットではないことから、女性の入浴時間が限られているのは仕方がない。

しかし、インターチェンジのすぐ目の前、決して新しいとは言えないビジネスホテルで、相当レベルの高い温泉に出会えたことはある種の感動があった。

なお、残念ながら日帰り入浴はやっていない。
宿泊は5,000円程度だ。

★★ 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 自家源泉湧出量 165.8L/分

山梨県中巨摩郡昭和町西条3682-1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする