三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
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白浜温泉(藤の湯・衝幹湯) ホテル三楽荘&花てまり ★★

2015年10月11日 | 和歌山県の温泉
白浜温泉の湯崎地区の高台に建つホテル。

牟婁の湯や崎の湯から近い。

三楽荘が本館、花てまりが別館である。
筆者が宿泊したのは、花てまりの方で一泊5千円台。
一人の宿泊もウェルカムだ。

風呂は渡り廊下を渡って、本館の大浴場に行くことになる。

浴室は撮影禁止なので、筆者の稚拙な文章で勘弁願いたい。

ここは、二つの大浴場「夕月」と「宵侍」があり、深夜1時頃に男女が入れ替わる。
畳が敷いてある浴室で、歩き心地が良い。
なお、広さは夕月の方が広く、宵侍の2倍近くあるだろうか。


いずれの浴室も、「藤の湯」と「衝幹湯(つくもとゆ)」の2種類の源泉を引き入れており、1階の入浴で2種類の泉質を楽しむことができる。

山側に源泉が湧く「藤の湯」は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で肌触りが良く、さっぱりしている印象。
海辺に源泉が湧く「衝幹湯」は、ナトリウム-塩化物強塩温泉であり、臭いも口に含んだ時の味もインパクトのあるものだ。

衝幹湯に入ってから藤の湯に入るのを、ホテルは進めている様だったので、その順で入ってきた。

一人旅行で、5,000円台で一泊出来て、2種類の温泉に入れるなんで、贅沢ではないだろうか。
部屋の窓からの景色も良く、良い旅行の思い出になった。


★★ ホテル三楽荘&花てまり

藤の湯 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量 224lL/分
衝幹湯 ナトリウム-塩化物強塩温泉 自家源泉湧出量 437L/分

和歌山県西牟婁郡白浜町1657

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白浜温泉(行幸湯) 崎の湯 ★

2015年10月09日 | 和歌山県の温泉

白浜一有名な温泉である。

海沿いの道を走ると、湯気が立ち目立つ源泉が目に入る。
それが行幸湯であり、白浜のシンボルの一つとなっているが、その行幸湯の横の細い道を入っていくと程なく到着するのが崎の湯である。


駐車場は10台程度か。
白浜に宿泊している人ならば、歩いて行った方が良いだろう。
料金は420円。昔は無料だったそうだ。

ここは何といっても「開放的な湯船」の一言に尽きる。

湯船は撮影禁止なので、脱衣所の雰囲気を見てもらいたい。


この奥に、簡易なロッカーがあり、海に面した湯船がある。

筆者は9時のオープンと同時に入ったので暖かかったが、時間が経つと、波しぶきが入りぬるくなるのだそうだ。

シャワーはなく、岩肌に作られた湯船が2つある。

展望台の通路を行き交う人からは、丸見えだ。

泉質は、ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で少しさっぱりしている。

くどいようだが、開放的な雰囲気は素晴らしい。
雰囲気と、全国でも有名でかつ歴史があると言うネームバリューを楽しむことを目的とした方が良いと思う。

これで420円を高いと思うか、安いと思うかは、人それぞれだろう。
筆者は高いと感じた。



★ ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉

和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1688
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白浜温泉(砿湯・行幸湯) 牟婁の湯 ★★★

2015年10月08日 | 和歌山県の温泉
白浜温泉の海岸沿い、地形上、道路がそれぞれ片側通行になる場所があるが、その片側通行の道に挟まれた島の中にある。
目の前には海が広がる。
故にこじんまりとしており、無料駐車場は5台程度。
車で行く場合には要注意だ。


牟婁の湯(むろのゆ)は、旧来の湯崎七湯の名残を唯一受け継いでいる外湯と言うことで、見た目もかなり趣がある。


入り口を入ってすぐの券売機で420円を払い、番台へ。
番台があることも珍しいのではなかろうか。


脱衣所は銭湯の雰囲気。
浴室に入ると、二つの浴槽に絶え間なく湯が注がれているのが分かる。

それぞれ、砿湯(まぶゆ)と行幸湯(みゆきゆ)という古い源泉で、奈良時代からあるらしい。

砿湯は、ナトリウム塩化物泉。行幸湯は、ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉と、それぞれ泉質は別である。
いずれも強い硫黄臭で、砿湯は塩分も濃い。口に含むと、そのまま出汁として使えそうなほどまろやかだ。
一方行幸湯は、砿湯に比べるとあっさりしている印象。

聞くところによると、砿湯は白浜の中でも濃い源泉として有名だそうだ。
行幸湯は、有名な崎の湯の源泉としても知られており、ここ牟婁の湯では砿湯を存分に味わっていただきたいが、二つの源泉を比べながら入ることができるので、貴重な経験となるだろう。

文句なしの三ツ星温泉だ。


★★★ 
砿湯  ナトリウム塩化物泉 自家源泉湧出量 250L/分
行幸湯 ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量 不明

和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1665
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白浜温泉(砿湯) つくもと足湯 ★

2015年10月06日 | 和歌山県の温泉


和歌山の、いや関西地区屈指の温泉地である白浜。

いたるところで温泉が湧き、源泉も多数ある、古くからある温泉地だ。

衝幹(つくもと)温泉公園は、白浜の湯崎地区海沿いを走る県道沿いにある。
そこにある足湯がつくもと足湯だ。
ここだけでなく、足湯は白浜のいたるところにあるように思った。


つくもと足湯の源泉は、白浜の源泉の中でも有名な砿湯(まぶゆ)のものである。

無色だが、強烈な硫黄臭があり、マイルドな塩味だ。
温度は少し高め。

このままスープとして出せるのではないかと言うくらい、絶妙な塩加減だった。

言うまでもなく泉質は抜群で、風呂上がり後の肌がもちもちとする。



★ ナトリウム-塩化物泉 自家源泉湧出量 250L/分

和歌山県西牟婁郡白浜町3742-4
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椿温泉 椿はなの湯

2015年10月05日 | 和歌山県の温泉
白浜の中心部から国道42号線を東に15分程。

同じ白浜町にある椿温泉。

JRの椿駅からのアクセスはとても悪い。
と言うか、椿駅に停まる列車の本数も少ないので、白浜駅を使うべきである。

古くから熊野古道の垢離場として重宝されたそうだ。

誰でも入れる日帰り施設が出来たのは、歴史が浅く、まだ数年とのこと。

道の駅としてオープンしたのが「椿はなの湯」だ。
道の駅を名乗っているが、地元の特産品を売っている通常想像する道の駅とは違い、「温泉施設自体が道の駅を名乗っている」という印象だ。

日帰り施設に入ろうと思ったのだが、裏に足湯があったため、まずは泉質をチェックすることにした。



泉質は単純硫黄泉。
無色無臭無味だが、お湯に浸かるとヌルっとして、スベスベする。

それ以上の感動が無かったので、時間が押していることもあり、日帰り施設には寄らないことにした。

後でわかったのだが、日帰り入浴施設には、加水加温なしの源泉風呂があり、源泉風呂と加温している湯船を往来すると気持ちが良いそうだ。

また、この大きさの日帰り施設で家族風呂があるのも特筆される。


単純硫黄泉 280L/分

和歌山県西牟婁郡白浜町椿1058-1

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紀伊勝浦温泉(花の湯) お宿 はな ★★

2015年10月04日 | 和歌山県の温泉

JR紀伊勝浦駅前にある素泊まり施設で、3,000円ちょっとで泊まることができる。

古い建物でトイレ別だが、塗装をしたり手を入れており、古さを感じさせない程可愛らしい仕上げで、共用スペースには、ウォーターサーバーやコーヒー等があり、若い女性(オーナー?)ならではのホスピタリティが感じられた。

夕食は、勝浦に40店あるマグロ料理屋の中で唯一解体を行っているお店を、こちらの要望を聞いてチョイスして頂いた。
普段食べられない部位も食べられ、しかも安く、大満足だった。

宿に戻ると、お風呂の時間。
お風呂は1つしかないので、時間指定の貸切となる。
「家のお風呂が温泉だったらこんな感じなんだろうなぁ」と、落ち着く雰囲気だ。
湯船は少し広めで、足を悠々と伸ばせる。

ナトリウム-塩化物冷鉱泉で、源泉は「花の湯」というところ。
加温をしている。
熱く感じた場合には、蛇口をひねり冷たい温泉を入れて調節する。

泉質は抜群。
塩っ気が強く、あっという間に温かくなり、風呂上がり後もしばらくポカポカしていた。

とにかく居心地の良い宿だった。



★★ ナトリウム-塩化物冷鉱泉(中性高張性冷鉱泉)

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町朝日3-29(紀伊勝浦駅前)
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紀伊勝浦温泉(望海湯) 滝の湯 ★

2015年10月03日 | 和歌山県の温泉

JR紀伊勝浦駅の階段を下りたすぐ目の前にある足湯だ。

熊野古道をはじめとした紀伊山地の世界遺産地域への玄関口の役割を果たす駅には、丁度良い施設と思う。

那智の滝で有名な那智山へ向かうバス停の前にあり、待ち時間に利用できる。

少しぬるめなので、何時間でも入っていられそうだ。

海が近いだけに、塩化物系の泉質でしょっぱく、ほのかに硫黄臭がする。
源泉は望海湯というところ。

源泉かけ流しで、お湯はじゃんじゃん捨てている。

お湯から足を上げると、スベスベになっているのが感じられるだろう。

立地が良いので、気軽に立ち寄れるだろう。



★ ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地1181-125 (紀伊勝浦駅前)
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