三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
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ニューハートピア温泉 天然温泉ホテル長島 ★

2017年09月30日 | 三重県の温泉
木曽川と長良川に挟まれた輪中地帯に湧く温泉だ。

天気が悪くなければ、西側に養老山脈が望める。

木曽三川(木曽・長良・揖斐の総称)を一気に渡る県道佐屋多度線は、日本の道100選に選ばれている景色の良い道である。
愛知県側から走ってくると、最初に立田大橋を渡るが、渡りきったところで南にハンドルを切る。
そこから程なく、船頭平閘門と言う重要文化財が見えてきたら、右に曲がる。
すると、写真のような目立つ看板がある。
(実はここまでの文章は、「海津温泉」の時のものをほぼ引用している。つまり、近いのだ。
 併せて、ご覧いただきたい。)

ちなみに、船頭平閘門は、水上交通が盛んな頃に活躍した、木曽川と長良川の水面差を解消しつつ船が行き来できる通路で、パナマ運河の小さい版と言ったところだ。
今でも動くのだからすごい。

さて、ニューハートピア温泉は、実はつい最近(なんと今月から!)入れるようになった源泉の名称である。
それまで、この施設は長島温泉15号源泉と16号源泉を利用していた。

今回、改めて入って、以前入った時以上の感動があったので、少々長めに記述する。

まず、日帰りメインではなく、ホテルが本業(?)だ。
グラウンドゴルフのコースや、テニスコートも数面ある。

入口の自販機でチケット(650円)を買い、ホテルのフロントを素通りし温泉の入口まで行く。
脱衣所は広い。

また、浴室内も内湯が何漕かありだいぶ広い。






泉質はナトリウム-塩化物温泉だ。
故に、口に含むとしょっぱい。また、入浴後の保温効果は良い。
色は薄い黄緑色である。

そして、もちろん露天風呂もある。


この露天風呂と内湯の一番外側にある漕は、源泉が注がれている。
注がれた後、加温と循環をしている。

注ぎ口の近くに腰を据えることが、源泉を感じられるのでお勧めだ。

ジャグジーバスもあり、サウナはミスト式とフィンランド式(通常のやつ)の両方がある。
両方あるところは、実はそう多くない。

入浴後の休憩コーナーに大量の漫画があることも特筆されるだろう。


公共交通機関利用の場合は、近鉄長島から送迎バスが出ている。

長島スパーランドや、日本一の大きさとなったアウトレットのジャズドリーム長島等も、ホテル利用の場合は送迎がある。

正直なところ、以前利用した時は印象が薄かったのだが、今は違う。
ちゃんとお勧めできる温泉だ。


★ ナトリウム-塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)

桑名市長島町松之木604-2
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長浜太閤温泉 ホテル&リゾーツ(旧長浜ロイヤルホテル)

2017年09月24日 | 滋賀県の温泉
数少ない滋賀県内の温泉の一つ。
長浜駅の近くの湖畔に建つ「長浜ロイヤルホテル」の風呂がそれである。

宿泊者以外でも、1,200円を支払えば日帰り入浴ができる。

1階ロビーの奥、売店の更に奥に大浴場がある。
宿泊者の場合、1階まで下りて更に歩くので、距離を感じる。

大浴場は、白湯の内風呂と、温泉の露天風呂がある。


露天風呂へ行く扉を開けると、露天風呂がある。
10人くらいは入れるだろうか。
1階にあり、琵琶湖の眺望は望めない。せっかくの立地なので少し残念である。

鉱泉であるが、薄い茶褐色である。
ほぼ無味無臭だ。



源泉かけ流しで湯船に投入されているが、湯温が低いため、湯船の中は加温循環式である。

入浴後しばらくは体が暖かく、泉質の良さを感じ取れるだろう。
湖北地区は宿泊施設が少なく、なかなか温泉旅行を検討することは無いと思うが、一つの候補として入れても良い。

ただし、ホテルの規模がそれなりに大きく、大浴場は人の多い時間帯が多い。
エレベーターがなかなか来ないなどの問題もあるので、一言申し添えておく。



長浜太閤温泉 温泉法規格該当鉱泉(鉱泉該当成分 総鉄イオン) 自家源泉湧出量 92.2L/分
滋賀県長浜市大島町38
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