三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

白鳥温泉 天然温泉白鳥の湯 ★

2015年08月31日 | 愛知県の温泉
名古屋市の港湾地区に近い、港区木場。

最近全線が繋がった名古屋高速東海線を南の方から来た場合、木場ICを下りてすぐの所にある。
公営住宅やスーパーの立ち並ぶ一角に、マンションの入浴施設であるがごとく存在する。


立体駐車場と平面とがあるが、立体に停めると、マンション専属の居住者用の車と交錯する。
1階に降りてロビーに入り、620円を支払う。(土日は100円UP)

脱衣所の天井が高いので、少し広く感じるのが良い。

ここも昨日紹介した海津温泉のように塩化物系の温泉だ。
海洋深層温泉と謳われている。

海津温泉と大きく違う点として、黄土色のような濃い色ではなく、また、口に含むと食塩水のような塩味でありえぐみで吐き出すほどではない。

内湯はジャグジーやジェットバス等、色々な種類がありいずれも温泉を使用している。ただし循環式のようだ。

露天風呂は階段で数段上がったところにあり、吹き抜けになっているが周囲は見えない。
お湯の深さや腰掛の高さなど、ここの露天の造りが筆者は好みである。

肝心の泉質だが、これが侮れない。
風呂から上がった後の体のスベスベ感は、東海地区では屈指のものであり、名古屋市内ではNo.1と言える。
保湿・保温力も折り紙付きだ。

特に鼻の頭のスベスベ感は入浴前後で確かめると分かりやすいであろう。

名古屋から手軽に行くことのできる筆者お薦めの温泉の一つである。



愛知県名古屋市港区木場町6-36

★ ナトリウム-塩化物温泉 自家源泉湧出量 80L/分
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海津温泉 ★★

2015年08月30日 | 岐阜県の温泉


木曽川・長良川と揖斐川に挟まれた輪中地帯に湧く温泉だ。

辺り一面真っ平らで、町営の温泉施設だけが良く目立つ。
天気が悪くなければ、西側に養老山脈が望める。

木曽三川(木曽・長良・揖斐の総称)を一気に渡る県道佐屋多度線は、日本の道100選に選ばれている景色の良い道なのであるが、その途中にある木曽三川公園付近で北にハンドルを切り、数分でたどり着くことができる。

泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉(中性等張性高温泉)だが、とにかく塩分が濃い。
色は黄土色で、口に含むと塩のえぐみが口中に広がり、飲むことは困難だ。
故に、保温効果と保湿効果は折り紙付きである。

施設内は、宿泊できることもあり、それなりに広いが、常に混雑している印象を受ける。

風呂は、「癒しの湯」「長寿の湯」「ふくしの湯」の3種類があり、要介護者などが利用するふくしの湯以外の2つに入ることができる。
なお、いずれも510円で、双方の行き来は出来ない。

筆者はサウナのある癒しの湯を利用している。

露天風呂や、御影石の内湯、ジャグジー湯などいずれも源泉を利用している。

公共交通機関では行きづらいが、西美濃・尾西地区の温泉の中でも、湯量が豊富で泉質が良くトップクラスの良い温泉だ。

追記:源泉が枯渇したため、再掘削をして2020年6月に再オープンしています。
   再オープン後の源泉も旧源泉と遜色ないそうですが、筆者未確認です。

岐阜県海津市海津町福江560-1
★★ ナトリウム・カルシウム塩化物泉(中性等張性高温泉)
   自家源泉湧出量 1,050L/分
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スーパー銭湯 準天然温泉 旭湯津島 【閉店】

2015年08月25日 | 愛知県の温泉

準天然温泉とは、お湯に「ドゴール石」を通すことで温泉と同じ成分を実現させるものだそうだ。


しかし、温泉感はほぼなく、スーパー銭湯と言った方が正しいように思う。


津島街道を名古屋方面から進み、神守のノリタケ工場を過ぎたあたりを1本入った道にある。


あさひ自動車教習場や打ちっぱなしのゴルフ場が目印だ。


料金は600円。


ここの特徴は、浴室の椅子だろう。



 細長い「石」で出来ており、プラスチックの椅子ではない。 筆者もいろいろな施設に行っているが、ここでしか見たことのないものだ。



また、サウナが広いのも筆者としては嬉しいポイントだ。



愛知県津島市宇治町小切40番

準天然温泉 ドゴール石

※2022年4月に閉店したそうです。
 サウナが流行っているこのご時世、もう少しうまくアピールできたのでは…と思わずにはいられません。
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長島温泉 オートレストラン長島 ★ 【2017.3.31閉館】

2015年08月14日 | 三重県の温泉
国道23号線の内、名古屋と四日市を結ぶ区間は名四国道(めいよんこくどう)と呼び、片側二車線のさながら高速道路のような雰囲気だ。

名古屋市を抜け、飛島村、蟹江町、弥富市を越えて、木曽三川最初の木曽川の長い鉄橋を渡った時、輪中の左手に現れるドライブイン。

夜に行くと、ネオンが輝く昭和のドライブインを思い出させる。


サンクスや怪しいラーメン屋と並んでオートレストランがあり、向かいにはこちらも温泉施設であるクアハウス長島もある。

クアハウスはまた別の機会にアップするとして、このオートレストランの良いところを挙げることにする。

まず安い。550円だ。

そして、深夜帯も営業していて重宝する。(営業時間は10時~翌7時)

最後に、泉質が良い。このあたりでよくあるモール臭のする黄緑がかった単純温泉だ。

ただし、マイナス点も多々ある。

脱衣所は、とても不衛生だ。
ゴキブリは出るし、トイレなんて入れたものじゃない。

またこの施設は、ドライバーやちょっと普段の生活ではお会いしない方々の利用が多く、利用者の背中に釈迦や雷神の絵を見ても驚いてはいけない。


それでも、2度目の足を運んでしまうのは、やはり泉質の良さと名四国道沿いと言う立地、リーズナブルさに他ならないように思う。

施設について説明すると、内湯は2層になっており、あつ湯とぬる湯がある。
ぬる湯にはあつ湯のお湯が時間をかけて流れ込むようになっている。


外には露天風呂とカマ風呂がある。



いずれも未加温の源泉かけ流しだ。

夏場に行くと加水をしているようで、温泉濃度が薄くなっているように感じる。
冬場がお薦めだ。


料金、営業時間、泉質を考えると二ッ星としたいのだが、施設の不衛生さがマイナス。
一ッ星とすることにする。



三重県桑名市長島町福吉鷲川526-17

★ アルカリ性単純温泉
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あさひ温泉 アソビックスあさひ あさひの湯

2015年08月11日 | 三重県の温泉
三重県の北の入口である桑名市と四日市市の間に挟まれた町が朝日町である。

国道1号線を桑名市内から進むと、ものの10分足らずで左手に見えてくるのがアソビックスあさひだ。

ボーリング場などが併設された施設である。


一番右側のあさひの湯に入ると、飲食店も同じフロアにある。
よく見られるスーパー銭湯のような施設だ。
680円を支払って浴室に入る。

真ん中に、加水加温なしで循環式の湯船がある。
塩化物系で少し黄緑色、モール臭もする。


背の高さの程の立ち湯も温泉だ。
サウナは平均よりも広かった。

また、野天風呂もありこちらも温泉。
こちらはかけ流しだと思う。


伊勢湾岸地域によく見られる泉質で、入浴後に肌がすべすべする。

だが、680円の価値があるかと言うと、微妙なところだ。



三重県三重郡朝日町小向181

ナトリウム-塩化物泉(低調性弱アルカリ高温泉) 自家源泉湧出量 310L/分
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飛島温泉 飛島村ふれあい温泉

2015年08月08日 | 愛知県の温泉
名古屋市の港区と川を挟んで隣接する飛島村にある施設。

飛島村は、日本で一番裕福な村として有名な村だ。
それは、名古屋港の飛島ふ頭に企業が集中しており、法人税が入ることに他ならない。
名古屋と四日市を結ぶ名四国道や、将来の東京・大阪間の主要ルートとなる伊勢湾岸高速も通っており、交通の便も良い。

ゆえに、平成の大合併では合併しなかった。
役場も大きければ、村立の中高一貫校もあり、公共施設も村とは思えないほど充実している。

ふれあい温泉は、そんな公共施設の一つ。名四国道から一つ入った通りにある。
以前は村民しか利用できなかったそうだが、今は村民以外も入浴が可能だ。(500円)



温泉施設というよりは、村の敬老センターという雰囲気。
営利目的ではないので、内湯とミストサウナがあるのみである。

ここで特筆したいのは、外の芝生にある足湯。





加水・加温、消毒なしの源泉。
少し黄緑がかっており、微かなモール臭がする。

冬場には少しぬるく感じるが、そんなぜいたくは言えない。

無料で入ることができ、名古屋の隣の村とは思えない開放感だ。

「飛島村、おそるべし」と感じずにはいられない施設だろう。



飛島村竹之郷五丁目43番地

単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
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尾張温泉 東海センター ★★

2015年08月02日 | 愛知県の温泉
名古屋市の西隣の蟹江町にある施設。

名古屋からは車で30分、電車だと10分もあれば最寄りの近鉄蟹江駅に着いてしまう。
住宅地の中にある温泉施設だ。

しかし侮ることなかれ、愛知県の温泉で唯一、日本名湯100選に選ばれている。
昭和38年のオープンで歴史もある。

建物に入る前から感じる「昭和感」が、最近の温泉施設に良くありがちなどこに行っても同じ雰囲気と違い、非常に心地よい。
以前は宿泊施設と演芸場もあったが、今は閉鎖されている。
現在は日帰り入浴専門で620円と平均的な値段だ。

単純温泉で、湯は薄緑色。
なんと毎分1,000Lを越える豊富な湯量を抱える温泉で、もちろん源泉かけ流し100%、加水・加温なしである。

内湯が非常に広くどことなく竜宮城のような雰囲気なのが特徴で、どこで入るか迷うくらいだ。
大きな湯船は、温度の異なる源泉から引いて混合しており、端と端では湯温がだいぶ違い、好みの温度帯で入ることができる。

ただし、露天風呂は小さく浅いので、期待はしないでほしい。
また、古い施設なので、サウナも非常に小さく、5人入れば満席だ。

ここの施設のもう一つの特筆点は、カランのお湯も温泉だということ。
豊富な湯量だからこそ出来ることである。
岩場のような台にカランがある。

湯船の広さに比べ、洗い場の数が少ないのは少々残念だが、それも歴史のある施設ならではと思うと、味のように思えてくる。

古き良き昭和の温泉、豊富な湯量と、都心に近いとは思えない泉質。

筆者お気に入りのホーム温泉だ。

敷地内には、尾張稲荷大社という神社があり、手水がここの温泉であり、非常に珍しいことも追記しておく。
1・2分程歩いたところに日帰りの足湯もある。



追記:2020年秋にリニューアル工事を装い新たに再オープンした。
   浴室はほぼ変わらず、カランが改修されたこととサウナが大きくなったことが変更点だ。
   食事処はきれいに利用しやすくなっている。

愛知県海部郡蟹江町蟹江新田佐屋川西97
★★ 単純温泉 自家源泉湧出量 1,250L/分
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