連日の高温で農作物には旱魃の被害が出始める。猛暑は我慢が出来るが雨が降らないので青い実のりんごは高温で脱色して白く変色したり、表皮が焼けて茶色になって腐れている。毎朝起床して今日の天気はと？上空を見上げるが雨降りの気配な無く早朝からミンミンゼミが一斉に煩く鳴いている。園地の雑草は朝露も上がらず縮んで枯死始めて来た。
気圧配置を見ても今時には珍しいほどお大型台風が南方海上に発生して台湾から中国方面に進んでいる。局地的な雷雨でも来ないと雨は期待が出来ない。ラ、フランス、りんごの仕上げ摘果もやっと終わった。昨年の親父のブルグを見るとサクランボの不作で今年の農作業は大分捗っている。
毎年お盆の墓参り前に果樹の仕上げ摘果が終わり庭木の手入れをする。余り早く仕上げ摘果が終わり庭木の剪定や果樹の枝吊り等の仕事はあるが連日の猛暑日では日焼けの障害が出来てやる気が無い。旱魃が続くとポリタンクを軽トラックに着けて潅水する農家の人が見受けられるのだが今年は未だで春先からの旱魃続きで諦めたのか。何回も旱魃時にタンクで潅水したが広い圃場には雀の涙で大した効果は上がらない。
山口沢で１番下流の水田にはさっぱり水が流れて来ない。砂利田で耕土は浅く、保水力はない水田、畦際は乾ききって地割れが出来て白くなって来た。
サクランボの花芽の形成時期に入り余りの高温が続くと双子果が多く発生する。天気だけは人間技ではどうすることも出来ず困った困った雨が降らないか？と嘆いているばかりの日々。