摘果

2015-08-04 07:59:11 | 日記
 猛暑の中ラ、フランスの仕上げ摘果をする。朝からギラギラの陽射しでちょっと外に出ると汗がダラダラと流れ落ちる。落花後早めに摘果した苗代圃場を転作して植えた小さい面積のラ、フランス。実は大きく成長して病害虫の被害果もない。ただ邪魔な徒長枝だけドンドン伸びて園地を暗くしている。
 仕上げ摘果なので摘果は楽だが剪定鋏での枝切りだ大変。枝を切り落として樹のしたは一瞬にして陽が差し明るくなって来る。葉っぱに陽が差さないと植物は炭酸同化作用で養分は合成することが出来ない。明るくなった園地を見て安心して切り落としていると小さい小枝で造った野鳩の巣がある。
 近づいて見ると親鳥が卵を抱いて暖めている。昨年もこの畑に野鳩の巣で巣の近くの徒長枝を切り落とすと見晴らしが良くなり上空からからすに鳩の雛が狙われるので止めてしまった。顔を近づけて良く覗いてもじっとして卵を抱いている。番の親鳥が側まで飛んできて様子を伺っている。鳩は果物を突いて食べる事は無いので今年も巣立ちした後にこの一角の枝切り止めて他所に樹に移る
 
ここ1週間は雨無く猛暑日の連続でまた農作物の旱魃が心配になって来る。側を流れる用水路の水はチョロチョロ水で日増しに流れが細くなって行く。水田の中干し後出穂が始まってから水が必要だが用水路には充分な水は無い。圃場の高い場所は白く乾いて大きい亀裂が入っている。