出穂

2015-08-01 05:12:24 | 日記


 連日の猛暑でラ、フランスの仕上げ摘果は大変だ。脚立に上り上を見上げて小さい果実やいっぱい実が成っているのを鋏や指で落として行く。上空を見上げると一面青空でぎらぎらと太陽の陽射しでまぶしいくて摘果する実の区別が付かない。首には汗拭きようのタオルを巻き薄手の作業用の軍手で汗を拭き々の作業。
 先日病虫害防除の農薬散布を終えたばかりで葉っぱはまだ散布液で汚れている。いくら猛暑でも半袖のシャツでは残留農薬が肌に直接付くので体には悪い。薄着の長袖シャツでの作業でいくら拭いても忽ち汗が流れ落ちる。肌着もシャツも汗でビッショリ濡れる。
 摘果は日陰をする邪魔枝も手バサミで切り落としながらで地面まで陽が差して暑くなる。5月から雨らしい雨は降らなく高温続きの今年で旱魃気味で畑の雑草は縮れて伸びない。果樹の葉色も青みが少なく変色して水田の圃場は地割れで白く乾ききって旱魃の被害が出始めていた。
 それが先月23日の急な雷雨で助かったがまだまだ足りない。外に置いていたポリバケツの降水量を計測したら100m程大雨だったが旱魃続きの雨だったので内を流れる押し切り川の流れは忽ちストップで暑さ続き。

 山口沢圃場の稲はいつもより早い出穂で早生種のヒメノモチは乳塾期に入り頭を垂れ始めた。モチ特有の香ばしい香りに誘われて雀集団で軟らかい稲穂の実を潰して食べている。この頃いくらか日が短くなって日入りが早くなって来たが真っ赤な夕焼けでまた明日も猛暑の予報。