3人の孫の保育園への見送りと終わり家内と茶の間で朝茶を飲んで空模様を眺めている。朝晩の気温は急に下がり茶の間には暖房が欲しくなり畳の上に敷いてあるウスベリを冬用の厚い絨毯に交換した。寒がりな俺なので昨夜から暖房を入れているので暖かい茶の間。
朝から眩しい太陽の日差しで家の前はイッキに明るくなり秋晴れの良い天気。父の月命日が今日で仏参りに朝のお勤めに坊さんが来てくれた。坊さんが忙しいのか朝茶は遠慮して挨拶を交わしながら仏壇に向う。毎月家内と一緒に俺も仏壇の前で坊さんの読経でお参りをする。
今回はJA共同撰果場で昂林、やたか、紅将軍、紅玉等の中生種りんごの目揃い会があり会場は何時もと違い離れた所。目揃い会では雹害果の販売の説明もありお参りは家内だけに任せて会場に行く。JA支所内の共同撰果場周辺には車がいっぱい駐車して駐車場探しに難義する。
普段は目揃い会に出席しない人でも酷い雹害果で困って大勢の出果者が来たようだ。この会場には市内でも雹害の酷い地区だけようだ。撰果場内には人だかりで前方のパレットに並べてある品種毎のりんご、雹害果は全然見えない。挨拶者、説明者の顔も人だかりで良く見えない程の混雑。会場内ではみんな困った顔つきで真剣に話を聞いている。
要は雹害果は撰果を厳しくして早期販売を奨励している。詳細は後日出果時に再度聞き直しても大丈夫なので途中から帰って昂林の玉廻しをする。家内はまだ家にいていっぱい朝露の付いた雑草でズック靴は忽ち濡れてしまう。
上空は真っ青な秋晴れで隣接する他所のラ・フランスの果実にも黒い傷が付いている。脚立に上り雹害果の酷い園地を見ると大体の収支決算は分かり大変だな~何処の果樹農家もと改めて考える。