三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

政治活動は事業か?議員は事業主か??

2006年11月18日 07時46分08秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日の「一般廃棄物」業の全国大会に引き続き、昨日は「三重県産業廃棄物協会15周年記念大会」に出席をし、挨拶をした。
 ご承知のように「一般廃棄物」はいわゆる「家庭」から排出されるゴミ、「事業系一般廃棄物」は「事業所」から排出されるゴミを意味しており、同じモノでも排出される出ドコで「一般廃棄物」と「事業系廃棄物」に分けられ、ソレゾレの処理責任も「市町」と「県」とに分かれてくる。
 この「一般廃棄物」と「事業系廃棄物」の違いと言うか?解釈の問題で、我が事務所でもチョットした騒動が持ち上がった。
 ことの発端はこの秋、桑名中に貼り巡らされた例の悪名高い「事前ポスター」の撤去にからんでである。
 県会議員の任期6ヶ月前にはスベテ撤去との厳しいお達しに従って、撤去期限である10月28日を目途に、元気良く貼っていたときの3倍くらいのエネルギーを費やして、剥がしにハガシた日焼けしたポスターが事務所に所狭しと山積みになったのは11月の初旬のことである。
 さて、このポスターの山をドウスルか?いずれにしてもコンナところに置いておいても仕方がない。ゴミとして出す他ないと衆議一決、いつもの様に「市」から購入した「ゴミ袋」に入れて、指定の日に、ゴミ収集の指定の場所に置いてきた。
 ところが如何したことか?ゴミ収集車が走り去った後に私どもの出した「ゴミ袋」だけがそのまま残されているではないか。
 ナゼだ?ナゼ?私どもの「ゴミ袋」だけ持って行ってくれないのだ!これは新しい形の「いじめ」か?それとも「政治的陰謀」か?と事務所で、アアでもない、コウでもないと議論をしたが、よく判らない。市役所に電話して聞くほかないと言うことになり、電話をしてみて驚いた。
 「コレは事業系一般廃棄物ですから持って行けません!」と予想外の答えが返ってきたのである。
 確かに「県会議員事務所」は「家庭」ではない。しかし、営利活動をしている「企業」でもなければ、世間で言う1~3次産業の枠に収まるモノでもない。サホド高尚なことをしているとは言いませんが、「政治活動」をしている事務所である。
 もし「政治活動」を業としている事務所から排出される「廃棄物」が「事業系一般廃棄物」だとするならば、「政治活動」は「事業」と言うことのなってしまう。それでは「議員」は「経営者」か?
 イロイロへ理屈を並べて、何とかゴミを持っていってもらおうと交渉をしたが、「ダメです!」の一言で押し切られた。
 結局、何社か「事業系一般廃棄物処理業者」を紹介され、知り合いの一社にお願いをして、持って行ってもらった。

 しかし、こんなことを認めてしまうと、ヤッパリ「県会議員」の「政治活動」は「事業」だ!「営利活動」だ!と世間様から言われてしまうのでは・・・とついつい余計な心配をしてしまう。早く「政治活動廃棄物」と言う新しいカテゴリーを作るべきでは・・・でも、そのときの所管は「県」「市町」それとも「選管」???
 

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