三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

言葉は難しい?どう表現すれば・・・???

2006年09月29日 05時52分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
27日の代表質問のTV中継を見たと言う人から、何本か電話をもらった。議場は音声の状態が悪く、議員席では余り鮮明に聞き取れなかったようであるが、TVではそんな事もなく、通常通りハッキリと聞き取れたそうである。
 ハッキリと聞き取れはしたが、「発言内容が難しく、よく判らん!」とのお叱りを幾人かから頂戴をした。
 とりわけ「第2次戦略計画」とか「河川整備戦略」などは一般の方には馴染みがなく、「重点プログラム」がドウだ?「第1次戦略計画」の「総括」がないではないか?「河川整備戦略」の700億円の算出根拠は?5%の整備率がドウだコウダ!などと言うことは、我われ議員ならば、ごく当たり前の「言語」として使っているが、一般の県民の皆さんにしてみると、「特殊言語」をわざわざ使っているように見えてしまうのである。
 どうしても、議会の中に居て、日ごろ、県の職員の皆さんと議論をしたり、説明を受けたりしていると、「県庁」と言う「特殊地域」をごく一般のドコにでもある普通の世界と勘違いをしてしまう傾向に陥ってしまうキライがある。
 ここはよく反省をしないと、自分では普通に喋っているつもりであっても、議会独特の特殊用語を使ってみたり、県庁内でしか通用しない行政用語を知らず知らずのうちに使ってしまったりしている。
 昨日の午後、地元の小学校で、校長先生たちと懇談。さまざまなご要望を伺ったり、教育問題について意見交換をした。
 議論の内容は「特別支援教育」の制度、体制の充実や「教職員採用」の選考方法の改善、「教員加配」のことなどなど、多岐にわたったが、特にこれから心配されることは・・・とみんなが顔を見合わせて、議論したのは、安倍新総理が俄かに言い出した「バウチャー制」なる「利用券」「金券」を使っての競争システムを義務教育段階から導入する話。
 コレはいくらなんでもチョット拙速と言うか?ムチャだよね!と意見が一致した。

 でも、ここでの議論も一般の方が聴くと「特殊言語」の世界か???

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