店主、東京でのイベントもおかげさまで大盛況の内に終えることができ、
たくさんの思い出と 志しを胸に、元気に戻ってまいりました。
私(妹)も お休みの間、普段考える時間(ゆとり)のないことを 考えてみたり
普段より もっと地に足を付けてみて、暮らしのことを見直すことができたように思います。
そんなある日、子どもがお昼寝中に 私は三田風月堂で売れ残ったプリンでお茶をしていました。
このところ、ネットなんかを見ていると嫌というほど入ってくるあの情報のことをぼんやり考えながら・・
“体に害がある添加物の入った食品が、いくらでも スーパーに出回っている、
それらは自分たちが昔から普通に食べ続けている見慣れた商品であること。
アメリカ国内では使用禁止となっている添加物でも、輸出用として許可されていて、それらは日本で普通に出回っていること。などなど・・”
「まったく、、食べ物というものは販売の規模を大きくするほど健康への被害は大きくなる。
こうなったらこの先、自給自足するしか添加物から逃れる術はないのか?」 などと呆れつつ、プリンをひと口。
あああ~・・美味しい~~・・・・・
って、思ったところで 「は!!」 と 気が付いたことがひとつ。
このプリンって、純粋に、この地方の牛乳と、砂糖と、近所の美味しい卵とバニラビーンズで作ったものだ!
カラメルソースだって、千代田の水と 国産の砂糖だけなんだ!!
当たり前に作っているうちのケーキやお菓子たちだって、みんなそうだ。
だから扱いにくいところもあるんだけれども。
なーんだ!自給自足しなくっても、やっているところはまだまだある。
しかも、だってほら、私達はここら辺の農家の方達から、旬のものを恵まれて、
そのお返しに、ケーキを作るために割った大量の卵の殻を 農家さんに譲ったりもしている。
自給自足だとかビオだとか、都市化すればするほど高値で自然にかえろうとしたがる日本人ですが
北広島町はまだまだいけてる!
この調子で、これからも健康で安全なお菓子を作り続けていくのが、私たち姉妹の貫いていくことなんだ。
なんて 気付いて、さっきまで考え込んでいた添加物のことなどすっかり頭から飛んでいった単純な私なのでした。
(お菓子の材料として使った卵の殻。重ならないように しっかり乾かして農家へ。
この卵の殻は 作物の土として活用され、豊かな作物を育むのに役立ちます。)
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