午前のひとときに。

2006年05月09日 | 日記
おばぁばぁはモンペを履いて三角巾を頭に巻いて大きな籠をしょって、
しゃんと背筋を伸ばして山に登っていきました。
母は“公民館ときれいセンターに行ってくる!”
と叫んで家を飛び出していきました。


私と姉は、カフェオレを作りつつ初夏の音楽談議と
昨日起こった面白かった話をしながら朝の店出し。
ゆったり楽しく、悪戯めいた笑い声などだしながら。

家には私達姉妹ふたりだけ。
で気が付いたんです。
小さな頃はふたりきりで留守番なんて心細かったり、
留守番はできても なんだかよくわからない遊びばかりしてたのに、

今はこんなにもまっとうな生産活動を
こんなにも当然にしているなんて。

  奇跡だなって。

といってもこの年で留守番のひとつもできなかったら それこそ問題ですが・・
私達も無事おとなになったなぁ、と思った
ゆるやかな午前のひとときでした。