金融危機の原因者が解決も担当???No.2 21/09/03

2009-09-03 20:44:36 | Weblog
  前回の続編ブログ、、、、とこらが、このグラス・スティーガル法を邪魔だ
 と考えた資本原理主義者の信仰者達は、70年代末から徐々に同法の効力を弱め
 るようロビー活動を開始。クリントン政権の末期である1999年11月、ついに預
 金銀行業務と証券業務の兼営を禁止した同法の根幹部分を撤廃する<<預金
 サービス近代化法>>(Financial Services Modernization Act=FSMA)を発
 効させた。

  その結果が、爆発的成長(2001年に1.000億ドルだったものが、2007年末
 には62兆ドル)をはじめとするマネーの暴走だ。

  そして、このFSMAを発効させたクリントン政権の財務長官がロバート・ル
 ービンであり、福財務長官はオバマ政権の国家経済会議委員長となったロー
 レンス・サマーズだった。さらに言えば、財務長官のティモシー・ガイトナー
 はルービンが財務長官時代に財務次官に抜擢した元幹部だ。

  つまり、金融危機に立ち向かうはずのオバマ政権の経済チームは問題の根
 源を作ったルービンの人脈によってささえられている。?????






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金融危機の原因を作った人物がその解決も担当???21/09/03

2009-09-03 19:47:22 | Weblog
  今回の金融危機が起こった要因として、1929年に起こった世界恐慌の後に
 作られた、グラス。スティーガル法が骨抜きにされたことがある。

  1932年、時のフーバー大統領は<<証券取引所で行われた空売りなどの行為
 を徹底的に調査し、それが銀行システム及び連邦準備制度の運営に与えた影響
 を明らかにすること>>を目的に、上院銀行通過委員会を設置した。

  同委員会は、金融危機の原因と背景を解明すると同時に、再発防止のための
 金融制度改革を行うことを使命として発足。法律顧問として実質的に委員会を
 リードしたニューヨーク地区検事、フェルディナンド・ペコラにちなんでぺコ 
 ラ委員会と呼ばれた。

  このペコラ委員会が暴いた事実と成果をもとにして、銀行業務と証券業務の
 分離を定めたグラス・スティーガル法を始め、証券法、証券取引法が正立。さ
 らに、ウォール街の活動を監視する証券取引委員会(SEC)が設立された。

  特に<<銀行と証券会社を分離しなければならない>>と定めた銀行法であ
 るグラス・スティーガル法は重要で、金融資本家による無謀な投資を規制する
 力を発揮していた。
 
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G20財務相 金融機関に超高額報酬規制を???、、21/09/03

2009-09-03 08:30:35 | Weblog
  今度の、G20財務相会議が、、4日、5日開かれる。日本からは与謝野財務相
 は、政権交代で実質民主党を代表(国民を代表)する、財務相ではないので
 出席は見送るようだ。....それにしても、金融機関の超高額報酬規制真面目に
 取り組んでもらいたい。

  今度のリーマンに始まった世界恐慌の始めとも思える金融大恐慌を原因
 を明らかにし、反省してもらうことと、金融、保険、証券等の金融は、他
 の産業の基礎又は、礎的存在であり、公共性(グロバルでも同じ)強い産
 業であることは、下記のことで明らかである。

  *** グローバル金融機関(銀行、保険、証券)の倒産状態で、世界の
    政府が、例外なく、巨大銀行の倒産を防ぐ為に、超高額の資金
    ((世界の人々の税金))の出資をしたことを。??????
  *** これは、銀行等が、公共性が非常に強い産業との証明書ということ
    で間違いないと思われる。

 日本での無宗教では、銀行業で超高額の報酬を盗るということは、罪悪感を
 もって見るのが、普通だとおもえるが???

 ユダヤ系は、当然だと考えるのだろうか。???それでは、グローバルで
 嫌われるのでは。???
 
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