グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

木曜

2009-02-05 13:15:26 | Weblog
今日は、プールデビューの日、じゃなかった、水泳初心者講座の1回目(全8回)。

受付で問診をしてからということで、健康状態に関する用紙に記入したが、正直に「双極性障害」と書いた。
薬は全部書くのは面倒だったので、日中薬の「リーマス」「デパケン」「ルーラン」だけ。
チェックされたとき「医師からは何と言われていますか?」とだけ聞かれたので、「昨日聞いたらいいと言っていました」と答えた。
すんなりOKで、正直弾かれたらどうしようと思っていたので安心した。

着替えを済ませて、シャワーを浴び、消毒槽に腰まで浸かった。
この消毒って何の消毒なんだろう?
なんかプールに入る前の儀式みたいにやってるけど、どんな意味があるの?
うーん、小学生の頃、聞いた聞いた気がするけど、忘れちゃった。

プールに着くと取りあえず準備体操。
水に入ると冷たかった。
水温30度って、書いてあったのにな。
水になれるため、ウォーキングを100mした。
この市民プール、市営だというのに50mコースが8つくらいある。
だから、結構広々と使えるので気に入っている。
K市は、都会なので25mプールがせいぜい。
まあ、25m泳げるか危うい私が言うのも何ですが。
初心者講座は25m泳げないのが、前提ですから。

でも何回か泳いでいたら、講座前の30分で25mクロールで泳げてしまった。
息はハアハアいってたので、かなりの下手くそではあるが。
ちょっとだけ、罪悪感のような。

講座が始まった。
生徒30人に対し、講師は3人。
かなり手厚い。
講師の自己紹介から始まり、準備体操。
体操には、かなり時間をかけた。
私の自己流、かなり手抜き。

やっとプールに入ると、まずは爪先から水をかけ、すね、太腿、腰、腹、腕、胸、顔、頭といった順で水をかけた。
うーん、こういったことも懐かしい。
プールに入る時も腰を捻ってプールサイドを持って後ろ向きにゆっくり入る。
次は、ウォーキング。
ちょっと寒い。
今度は水中で鼻から息を出す練習。
これは、普段泳いでいるときにやっているので、できたのだが、一生懸命やった。
次は、隣の人とペアになって、浮きながら鼻から息を出す練習。
明るいおばちゃんだったので「グー!」と褒めてもらえた。
今度は、溺れないように立つ練習。
こんなの初めてだった。
どうしても身体が「くの字」に曲がってしまう。
練習が必要だな。

広いコースに出て、改めて、浮き上がってから溺れないように立ち上がる練習。
今度は手を持ってもらわず、一人で浮いて、一人で起き上がった。
やっとくの字に曲がらなくなった。

プールサイドに戻って、バタ足の練習。
まずは、プールサイドに座って。
前太腿に結構きた。
今度は、プールサイドに手をかけて、身体を伸ばしてバタ足。
座っていたときと比べ、うまくいかない。
呼吸に気を取られているのかもしれない。
鼻で吐いて、口で吸って、足は真っすぐ、内股ぎみで、水面の上と下両方蹴るように…って考えることが一杯。

いよいよ泳ぐことになった。
初日に泳げるとは思っていなかったので、うれしかった。
横一列に並んで、10mくらい、手を伸ばしてバタ足。
起き上がるとき、溺れないような立ち方を忘れてしまった。
何度か練習し、まあまあできるようになった。
名前は忘れてしまったが、これも泳法の一つらしい。
私は一日で泳げるようになったのだと喜んだ。
自己流とはいえ、今朝25m泳いでいたことはすっかり忘れていた。
でも、正しい泳法を泳げるようになりたいもんね。

また、体操をして終わったのだけど(省略)、充実した1時間10分だった。
宿題は、朝晩、3回、鼻ぷく呼吸をすること。
次回は、次の木曜。
楽しみになりそうでよかった。

帰り道、コンビニでカフェラッテのエスプレッソを買った。
甘くて冷たくて、体に染み渡った。
適度な疲労感が心地よい。
プールの後のけだるさの中で飲む甘いものは、特に美味しい。

カレンダーの木曜日に真っ赤なペンで「プール」と7回分書き込んだ。
泳げるようになりますように。