グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

小さな道

2011-09-28 17:21:49 | Weblog
最近、何だかんだ体調が安定しているので、何をしたら一番良いのかと考えていた。
運動したり、食に気を遣ったり、放っておいた手間のかかることを片付けたり。
でも、本当に優先すべきことは、別のことだった。
基本中の基本、周りからも言われ続けていたこと。

IT’S ROUTINE WORK!

ああ、そうさ。
私ってば、全然規則正しくない。
前々から、学校の授業みたいに時間割があったらいいのにとは思っていた。
一応、記録がてら、家事管理表はまだ継続していて、毎月の流れは良好。
問題は、起床・二度寝・夢遊食などの睡眠問題と余暇の充実かな。

睡眠を入眠から書くと、ほぼ毎日夜の10時には睡眠薬を飲んでいる。
が、しかし、その後タバコを一服とストレッチ、ついでに携帯でネットなんぞもやっている。
これが私にとっての入眠儀式と言えそうだが、睡眠薬を飲んだらすぐ床に就くのが正しい。
そして、うっかり時間が経つと、半分眠りながらいろいろ食べているようだ。
うっすら覚えているのもあるが、朝になって台所で食べ散らかした汚れに正直引く。

夫が出勤すると、甘い誘惑が二度寝である。
最高の贅沢に思えるが、実際はそこまで価値がない。睡眠足りてるし。
ぐっと我慢するには、夫より前に起きて、顔を洗って、着替えて、布団に戻れないようにする。
そして、まだ眠いのをこらえ、よく噛んで朝食で目を覚ます。
こんな風に、一日の始まりでさえ、私にとったらハードなのだ。

午前中に家事や通院やボランティア、午後にスポーツクラブや買い物。
夕方になると、夕食作り。

こんな風に並べると、簡単に見えるかもしれないが、簡単になんてこなせない。
体調が悪ければ最低限でいいと納得できるが、体調が良いと欲が出る。
欲とは、一種の「こうなればもっと良くなる!」というアイディアの一つではないか。
余裕があると、うっかり思いついてしまうので、手をつけずにいると思い出す度に嫌になる。
何度も嫌な思いをするくらいならいっその事…と始めると、今度は他のことまで見えてしまう。
特に発生しやすいのが、家事全般である。
何気なく暮らしていた家が、問題点の多い居心地悪い場所になる。

視点が変わると恐ろしい、これぞ「お掃除の連鎖」。

これが起こると、毎日毎日、やるべき家事が増えて行くので、優先順位をつけるのだがそれも上手くいかない。
なぜなら、一つは天気によって予定が崩されることが多いからである。
もう一つは、優先順位が決め難く、どうしても複数同時に(あれもこれもそれも)やらざるを得ない場合があるから。
これを未然に防ぐには、前倒し作戦しかない。
ターゲットを絞り、目標を達成するためあらゆることを把握し、実行する。
実際は、ターゲットが次々と現れ、必然的に精神的にダメージを食らうなんてこともあるけど。
はたして私は、几帳面だから気になるのだろうか。
ズボラだからすぐ汚れるとも考えられるし、汚くなる前にもやる習慣がないのもよくないのかも。

ROUTINE(いつもの手順、決まってすること。アクセントはティのとこなので注意)

記録よりも、今は日課をこなすのが課題のようだ。
決まったことというのも、誰かに指示されるのではなく、全部自分で考える。
起床、朝食、洗濯や掃除、昼食、スポーツクラブや買い物、夕食、風呂、就寝。
これっぱかだが、私の脳内でさらに細分化すると、様々な想定、いや、結構な邪心が…。
今まで、寝たいだけ寝て、やりたい家事で済ませ、余裕があったら別のことをしていただけなんだなぁと。
改めて、ルーティンワークの大切さとそれをおざなりにしてきたツケというものを感じた。

そして、これからの生活を見直すべく計画を立て始め、3日目の今日。
早くも撃沈。もう駄目だと計画は撤収。たったの3日で。

どうやら、ルーティンワークというものには、「ウォーミングアップ」という手順を忘れてはいけないようだ。
そうさ、そんなすぐに出来たら、そんな言葉すらないよ。
といった具合で、布団ですねていたら、小一時間で回復。
嬉しいけど、あれは仮病だったのかと自分が信じられないような戸惑いが。
まあ、今となっては本当に疲れていたのだと分かるけど、あの時はすっかり打ちのめされたね。
でも、ゆっくり時間をかけながらだけど、衣替えという大仕事が済んだので結果オーライ。

ROUTINE

語源は、小さな(ine)道(rout)。
小さな道を通らずして、目的にはたどり着けまい!
ということで、地道にがんばります。

お伊勢さん

2011-09-19 12:54:20 | Weblog
バス旅行、第2「談」。

今度は、伊勢神宮がメイン。
と言っても、1日目は移動だけで終わってしまった。
2日目は、自由行動の予定だ。

しかし、前日になって、寄ろうと思っていた鳥羽の店がほぼ定休日と判明。
仕方なく、志摩スペイン村という遊園地へ行くことに。
ガイドブックを見ても、いかにもネズミーランドのパクリのような。
心が重くなって、もやもやしながら眠りについた。

ホテルが志摩にあったので、歩いてスペイン村へ行った。
駐車場、ガラガラ。予想していたけど、あまりにもガラガラ。
ネットの口コミで、スペイン村の乗り物は10分も待たないで済むとあった。
これは、本当に本当に本当である情報であった。

もう一つ、「名前は忘れたが、女の子の猫(の着ぐるみ)がすごく良かった」との情報も。
これは、入り口を入るとすぐに現れた。
名前は、ダル。ピンクのフラメンコ衣装だ。
このダルが、私の冷めたテンションを一気に上げてくれた。
一緒に写真を撮って笑い、ジェスチャーでいろいろ教えてもらった。
楽しい気分になって、ガラガラのアトラクションへ。

最初に、遊園地にはよくあるブランコのような舟へ。
怖いけど、こういう定番のものは楽しい。
次には、ピレネーという吊り下げ式ジェットコースターへ。
小学生が10人ほどいたが、私たちは後から来たのになぜか最前列へ。
夫が怖くてどうすればいいか聞くので、持ち手をしっかり握って、
脇をしめて、頭はおもいっきり後ろへ着けるよう伝え、スタート。

キャーキャー叫びながら楽しんでいたが、隣の夫の声が聞こえない。
ふと、横を見ると、夫は頭を垂れて目をつぶって顔は虚ろ。
失神しているのかと焦ったが、よぼよぼ降りてきたので安心したら、
どうも首が痛いらしい。
ジェットコースターでムチウチって、どんだけ揺さぶられたんだか。

あとは、フランメンコショーを見て、迫力に圧倒された辺りから、全部回ってみたくなった。
ということで、敷地内はほぼ制覇。
開園開始9:30に来たのに、1:30まで満喫してしまった。
駅までのバスが1時間に1本なので、猛ダッシュしてギリギリ間に合った。
さあ、次はいよいよ伊勢神宮だ。

伊勢市駅から、歩いて外宮(げくう)へ。
こちらは、日本の神様の頂点である天照大御神のお食事処とその用意をする
豊受大御神(とようけのおおみかみ)という衣食住の神様と他のいくつかの神様の場所だ。
たまたま近くにいたガイドさんが一緒に説明を聞かせてくれて、ここはお願いにくる所でないと知った。
今までもこれからも自分以外のことや人のことも、感謝する神社なのだ。

ただ一つ、多賀宮(たかのみや)というところはお願いができる。
なぜなら、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)という活発な魂が祀ってあるからしい。
このことについては、未だおぼろげな理解なので上手く説明できない。

でも、神様に感謝するということは、なんともありがたいことだ。
今までの嫌な出来事も病気のことも、これでいいって思えてくる。
ちゃんと、守られていたんだって。
1500年の歴史があると一言にいうには表せられないような壮大で清らかで温かい場所だった。

そんな神聖な気持ちを切り替えて、次は松阪へ。
もちろん、お目当ては松阪牛。
今年は、結婚記念日のお祝いをしていなかったので、奮発した。
和田金。
このお店、全国的に知られる有名店らしい。
美味しい松阪牛が食べたーいと軽い気持ちだったが、店の中には仲居さんがずらり。
ガラス越しに驚いて、店の前を通過してしまった。
呼吸を整え、いざ入店。
仲居さん2人に個室に通され、自分達が場違いな客であるであることに戸惑った。
ほぼ終始仲居さんが世話(焼いたり下げたり)してくれるので、夫は緊張したのか無言。
私も疲れていたし、食べて飲んで、たまに仲居さんに質問したり。
高級店は、どう背伸びしても馴染めないみたい。
帰りのタクシーのおっちゃんの気さくさで、なんだかやっと気が楽になった。

3日目は、いよいよ内宮(ないくう)。
伊勢神宮のメインはこちら内宮で、敷地も一番広く往復2km以上。
伊勢神宮はすべて合わせると、伊勢市の4分の1もあるという。
こちらは、天照大御神のお住まいである。
外宮は左側通行だが、内宮は右側通行。
そしてそして、真ん中は神様の通り道なのである。
あまり目立たない石が仕切りなので、知らないで真ん中を通る人もいた。
なんというか、一つ一つに意味があるんだと知るとと、よく分からなくても感銘を受ける。
これってどんな意味があるのかと思いながら見ると、あとで知ってまた感慨深い。

昼食に、伊勢うどんとてこね寿司を食べた。
うどんというジャンルに入れたくないほど、伊勢うどんはソフト。
食感はまるで「すあま」。具は、ネギと鰹節だけ。
伊勢うどんは、うどんとは別の料理だ。
食後は、おはらい町&おかげ横丁へ。
食べ物やお土産のお店がレトロな町並みにたくさん並んでいる。
でも、前日に3万歩も歩きまくっていたので、ここでは疲れがピークでバテバテだった。
しかも、通り雨が何度も降って、傘のない私たちは雨宿りでペースがみだれる。
お土産も随分迷って決め、ふと聞こえた鈴虫の音色。
店内で鈴虫を飼っていたようだ。風情があるなぁ。

帰ってから、氏神様のところへお参りに行こうと思ったが、まだだ。
全部は知らないが、私は日本が好きだ。


腹立つの腹立つの飛んでけ

2011-09-13 14:54:52 | Weblog
最近、腹の立つことが多い。

一緒に住んでいない姑が宅配便でパンパンに膨らんだチーズ(つまり腐っている)を送ってきたり、
土産に賞味期限直前の物ばかり寄こしたり(それも新品なら半年以上はもつようなもの)。
帰ってから夫に言っても、安くてお得なものこそ価値があるような言いぐさ。
せめて、事前に一言あってもいいじゃないと思った。

ボランティアの語りべでは、その活動が地域に浸透しないだとか、名前が長くて分かりにくいなど、
上手くいかないことを並びたてるくせに、一向に改善しようという気配がない。
創設者の思いがなんたらとか言っているが、創設者だって上手くいかないことの理由にされたら、
気分が悪いだろうし、勝手にすればってお怒りになるんじゃない?
会長ではなく、副会長が影の支配者であることは、いくら新人と言えど分かる。
だから、副会長が認めなければ、何もかもがこのままなのだろうということが腹立たしい。
そして、私自身があまり上達しないのも悔しい。
(副会長は、声が小さく聞き取りづらいのに一番上手い。いろいろ混ざって妬ましい。)

社宅は、ゴミ置き場が信じられないほどの荒れようで腹立たしい。
一部の人のために、しっかり当日に出す人までも巻き込んで、悪臭漂うほど汚らしい。
先日、一念発起で一人で心を込めて掃除したにも関わらず、その日にもうゴミが放置されていた。
清掃業者の人が「ここは随分だらしないと思ってたんだよ、きれいになったなー」と言ってくれた。
けど、褒めてくれるより、ガツンと苦情を言ってくれた方がましだよ。報告に箔がつくから。
そして、正しく分別されていないゴミまで回収するな、だから適当に出す人増えるんだよ。

ああ、私の思い通りにさせてくれない人の馬鹿野郎ー!!
こんな空しいこと書かせる馬鹿野郎ー!!
馬鹿は仏教用語だ馬鹿野郎ー!!

腹立つの腹立つの飛んでけー!
そして誰か味方になって助けてよ・・・。

深呼吸しても、イライラ。
散歩に出ても、イライラ。
練習に打ち込めなくて、イライラ。
何もしなくても、イライラ。
なんとなく肩コリ、イライラ。
イライラ、イライラ、イライラ、イライラ、イライラ。
逆から、ライラ、ライラ、ライラ、ライラ、ララララン♪

馬鹿馬鹿しい、もう疲れたよ。
明日から、2泊3日で伊勢神宮へバス旅行。
ニスキャップという酔い止めの薬、眼圧が上がるから止めろってさ。
抗ヒスタミン剤に抗コリン作用があって水分がたまりやすくなる(むくむ)のが良くないって。
ったく、めんどくせーな。
ナウゼリン+デパスを勧められたけど、デパスなんて飲んだら眠くて楽しめないじゃん。
もう、本当に最近腹立たしいことが一杯。

誰かに話したらエスカレートしそうなのでここに記す。
「躁転には注意してね」と夫。
注意したところで、もう遅いんじゃない?
頓服は、一応旅行に持って行くけど、そっちも注意深く私を支えてよね。

ああ、こんな自分嫌だ!!
腹立つの腹立つの飛んでけーー!!!

あばば、まさか

2011-09-02 15:44:02 | Weblog
今週の月曜にスポーツクラブで久しぶりに腕の筋トレをしてみた。

翌日の火曜、何だか肩が重い。
腕だけで4種目やったのが負担だったのかなと思った。
あまり気にならなかったので、上野の美術館へ。
2時間ほど鑑賞して、外に出ると疲労感があった。
きっと、空腹のためだろうと思った。
大して歩いていないのに足がむくんでいるのは不思議だったけど。
その日の夕方、何だかイライラしたり落ち込んだり。
夕食後、ひどく肩がこっている。
お風呂を長めにして、ストレッチも入念に。
寝つきはスムーズだったが、夜中に肩が痛くて目が覚めて眠れない。

水曜、スポーツクラブは休んで、甲状腺の病院へ。
採血室リニューアルのため、かなりスムーズだったが、エコーの待ち時間が長すぎて、疲れた。
TSH異常値は、ごく微量ということで問題視されず。
ちなみに、エコーも異常なかったのだが、もともと右の甲状腺が大きいことが判明。
帰りは、渋谷(地下鉄で1駅)まで歩こうと思っていたが、またもや空腹・疲労・イライラ等で断念。
帰ってから、急に精神科の主治医から「リーマスでニキビなんて聞いたことない」発言が気になり、
リーマスの副作用である「毛嚢炎」を調べまくりながらイライラ、結局よく分からず。
その夜もまたしても肩の痛みで中途覚醒。

木曜、夜からの肩の痛みは続いていたが、午後からなんだか楽になってきた。
にきびから皮膚病、皮膚病からアレルギーと連想して、近所のアレルギー科へ。
そこで、ふと気になったのは、私の受け答えがなんだかクールだったこと。
トーンダウンしているというか、無感情というか。
また帰り道は疲労困憊で、夕食は簡単なものに。
この日は、入浴ストレッチに加えて、強制的に夫に肩をもんでもらった。
枕も低いものに変え、準備万端だったのだが、またまた痛みで中途覚醒。

金曜、もうイライラはピークである。
朝から怒鳴り散らすし、それについて凹むし、これはただの肩コリじゃないなと。
そして、明日は生理予定日。婦人科系の症状じゃないの?

調べたところ、「PMS」ってやつになってるかも??

お腹が痛いとか憂鬱になるという程度しか知らなかったけど、肩コリ・イライラ・むくみとかもあるんだ。
夫にごめんねメールを送り、いつものコーヒーじゃなくてハーブティーを飲んだ。
生理になれば治るかもと思ったら、楽になった。
じゃなかった、デパスが効くと読んで、飲んだのだった。

でも、まだ診断されていないけど、PMSかもしれないと分かったときは、まさか私が!?と思ったよ。
そして、こんなに辛い思いをしている人がたくさんいるって初めて自覚した。
分かっているようで、分かってないことがたくさんあるんだなぁ。
基礎体温、またつけてみよう。