グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

バス旅行

2011-08-28 13:44:53 | Weblog
この夏、初めてバスツアーというのに参加してみた。
バスというのは車体が長くて後ろに座れば車酔いで云々と、倦厭していた。
でも、夫の夏休みが久しぶりに長めだったので、直前に申し込みキャンセル待ちを経て、何とか取れたのだ。

予備知識はほぼゼロ。
自然の中を歩けるのと宿の温泉が楽しみだわーという程度で参加。
バスは席が申し込み順らしく、一番後ろの広い席。リクライニングしてもOK。
プレミアムなんとかという元々ゆったりできるトイレ付バスで、足を載せる台まであった。
なんだか快適! でも、私の足は短すぎて届かなかったので、リュックの上に載せておいた。

車内でオプションの車中食の弁当の申し込みが回ってきたので、SAで買えなかったら困るので
食事関係は全て申し込んだ。
二人で、合計7200円。
あらら、結構高い。ぼったくられたか?
でも、そこは久しぶりの旅行で気が高ぶっている浮かれ夫婦。
「面倒くさいし、いいんじゃなーい?」

行きは、ほとんど移動だけ。
でも、杉と檜の見分け方が分かったし、鹿の親子を目撃したり、なかなか楽しかった。
何というか、日本はやっぱり山と海の国だよねと妙に納得したり。

バスを降りると、今度はフェリーに乗る。
なぜなら、宿のホテルが、丸ごと島だから。
つまり、その島には、このホテルしかないのである。
ちなみに3000人くらい泊まれる大規模施設でもある。
温泉は6個もあって、ほぼオーシャンビュー。
確かに、Aランクホテルと書いてあったけど、本当にすごいや。
部屋は、ひろびろ清潔感あふれる和室で、またもやオーシャンビュー!
あいや~、ここなら1泊でなくてもっと泊まりたかったなぁ。

休むのは短時間に留め、早速温泉へ。
基本的に、3方向に2つずつ温泉が分かれているので、夕食までに間に合わせるには計画的にせねば。
私たちがいる館は海側、その裏の岸側、そして地上33階の山上、この中で出来れば3つは制覇したい。
そして、迫りくる日の入りの時間。
海を見渡せる露天風呂なんてめったに体験出来ないのだから、外が真っ暗になったらもったいない!

まずは、このホテル一押しの「帰るのを忘れてしまう」という温泉へ。
洞窟の中にあるので、その保護のため、シャンプー・リンスは禁止だそうだ。
湯は、・・・熱かった。慣れると平気だけど。
海を見ながら、よし、次に行こう!と早々と出ることにした。

思ったより早い私に、待っていた夫は少し驚いたようだが、それより驚いたのは私の鼻息(意気込み)にだ。
さあ、次行こう!次は山上の○○の湯にする!
それで、どう行けばいいの、時間ないから早く!

急きたててごめんよ、夫。
この時、夫は履きなれないホテルの雪駄で、足の指がとても痛かったそうだ。
旅から帰っても、そのかさぶたを見る度にすまないと思う。

で、なんとか山上に着き、○○の湯へ。
私はここが一番のお気に入りだ。
山と海と町並みと空、景色を見下ろすというのは猫でなくてもいいもんだ。
温泉を出て、山上の神社や見晴らし台を散策。
日が暮れると、少ない照明がたよりで、暗いし誰もいないしで少し怖かった。
帰りは、32階から1階までのエスカレーターへ。
夫はこれが楽しみだったみたい。
全長154メートルだが、全部つながっているわけでないのでよかった。(怖い)

夕食は、バイキングで、あまり期待していなかったが、いきなりマグロの解体ショーをやっていた。
山の幸と海の幸、いろいろあったが、私はいかのおかずが美味しかった。
こんなことなら、ちゃんと料理名を覚えておくんだった。

夕食後は、お土産を見て回り、お酒を少し飲んで、もう9時には寝てしまった。
翌朝、5時に目が覚めたので、一人で3つ目の温泉に入りにいった。
なんだか、すっきりした気持ちで、なおかつ満足して、この旅行のメイン世界遺産をめぐりに行くのであった。

家族の反対と急な増薬

2011-08-10 19:44:52 | Weblog
ラミクタール単剤(気分安定薬として)に挑戦することになり、早数ヶ月。
後は、リーマス200のみとなったある日のこと、夫に話した。
「明日の通院で、リーマスもなくなっちゃうよ。妊娠できるかもね。」

ところがどっこい、大反対なのであった。
子育てなんてとても出来る訳がない。
未だに何かあると睡眠が不安定じゃないか。
子育てなんてどんなにストレスになるか分かってない。
今は普通に人と関わらない生活での安定じゃないか。。。 etc

・・・そうですよね。

別に怒るでもなく、私の色んな想いを伝えたが、夫の気持ちは変わらない。
劇的なショックを与えるような言葉や人格否定はなかったが、これが私の客観的評価なのか。
まだ駄目なんだ、認めさせるには、納得のいくような働きかけが必要なのだと痛感。
結局は、働かなければ何も進まないし信用してもらえないのか。

鈍くてぼやけた失望とはっきりした現実。
気が重かったが、その日はすぐに寝つけた。

翌日の診察で、トリ先生に話したら、本当にそれでいいのか確認はされたが、
いきなりリーマス5倍処方!200→1000mgに。

≪今回の処方≫
リーマス   1000mg
ラミクタール  250mg
セロクエル    25mg
サイレース     2mg
アモバン     10mg

トリ先生曰く、海外論文でラミクタールとリーマスの併用がいいとあったそうな。
そりゃ、ラミクタールは・・・と思ったが、それよりリーマスの増やし方すごいぞ。
前は、リーマス1100で血中濃度が0.8だったから、中毒にはならないだろうけど。

母に通院報告の電話をすると、予想通り「ええ!なんでリーマスをそんな急にあげちゃうの!」と。
同感だが、そんなこと言うと医療不信になるので、何百人と診ている医者なんだからとなだめた。
お盆休みもあるし、私の躁転が急激で劇的なのはよく知っている先生なので、処方通り服用した。

そして、増量初日の今日、とてつもなく眠かった。
トリ先生、アタイのカラダ、そんなにタフじゃないっす。