グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

1日目☆

2009-06-29 20:09:56 | Weblog
ダイエットプログラム1日目。

チャレンジコースなので朝から自炊。
前日、レシピに「サラダは前日に用意しておきましょう」と書かれていて、
もう眠剤飲んでしまったよ~ということで朝30分早く起きることにした。

7:30起床。
意外とすんなり起きれた。
これまでパン+牛乳+αくらいしか食べていなかったけど、
レシピは野菜が多い。
毎朝、卵料理と牛乳もとるのだけど、代替食品でもいいらしい。
「朝から量が多い」と夫に言われてしまったが、完食してくれた。

夫を送ってから、コーヒーとタバコを日課にしていたので、
コーヒーなしがきつい。眠い。
最近、寝室で寝転びながらTVを見ていても睡魔に襲われなかったのに、
ドロドロとした眠気にやられてしまった。
洗濯機の終わった音を聞きながら、あと少しあと少しと2時間ロス。
掃除と猫の世話をやって、お昼にした。

お昼は、ほとんどチャーハンもどきを食べていたのだが、
朝に卵を食べているので豚の冷しゃぶにした。
相対的に私は食べる量が多いようなので、夫の夕食用に少し取り分けた。

14:00プログラム開始。
血圧と体重の測定。
胸囲、ウエスト、へその位置の腹部、下腹部、ヒップ、太もも、ふくらはぎの周囲をメジャーで。
背中、上腕、下腕(?)、ふともも、ふくらはぎを超音波で脂肪量を計測。
その測定で脂肪量は全身で20kgあると予測された。あひー、多い。
女性なら、13kgくらいあってもいいそうなので、7kg落としたい。
体脂肪率は、体重計で測ったのより7%も少なく出た。
この数字なら現実味があるというか、頑張れそう。
前回は、あまりにも多い数字に途方もない感じだったので。

マシンを使ったトレーニングは6種類。
私は筋肉を増やす必要はなく維持する方針だそうだ。
トレーナーの声が心地よい。
正の強化で、マシンが楽しみになりそう。

するすると終わって、入会手続きをした。
7月から新しく、14~18時の安い会費のものが出来るらしく、
それにしてもらった。
「1回くらいまけてよ」オーラを出してよかった(今日は6月)。
次回はカードを作るので写真用のメイクをしていこう。

帰って、洗濯物など片付け、一息ついたら、夕食を作り始めた。
「こんなに食べていいんですか」と聞かれるくらいらしいレシピは
「これしか食べれないんですか」という感想だった。
白身魚の40gなんて、「これだけ?!」って感じ。
いままで多く食べ過ぎていたんだなぁ。
ご飯は二口分減らすだけで済んでよかった。

1日のカロリーは1600kcal。
有酸素運動なしに無酸素運動だけする。
やっぱり食事が大きいんだな。
あと、水を2L飲む。
どうしてもコーヒーが飲みたいと言ったら、
コーヒーと同じ量の水を後から飲めばいいのだという。
結果が出ますように。

消せない記憶

2009-06-26 14:28:34 | Weblog
全然、困っていることも悩んでいることもなかったので、
今回のカウンセリングは50分はいらないだろうと思っていた。

10分くらい、スポーツクラブや山のことを話して、
ふとしたことから異変があるとすぐ病気と結びつけてしまう話になったら、
そのことだけで40分が経過した。

睡眠時間とネットへの書き込み。
以上、2点だけを当面の指標とする。
私としては考え方というか思考の流れ方が違うと思うのだが、
それを数値化して客観的に見ることは出来ないし、
経験数が少なくてちょっと当てにならないのでやめる。

今まで、ちょっと気分がよかったり、感動したり、喜ぶことで
「あ、もしかして躁の始まりなんじゃ・・・」と思っていたけど、
「あ、もしか・・・ぬわーんて、訳ないんじゃ!」と訂正する。

私はどうも躁が嫌みたい。
躁の何が嫌だったんだろうと思い起こしてみたが、
笑い飛ばせるようなことは思い出せても、核心が見えてこない。
未だに、その封印を解くことが怖い。

なぜ、怖いのだろう。
その体験を潜り抜けてきたから、今の私があるのに。
時間にして、0.5秒ほどの映像なら思い出せるのにな。
まあ、チラチラよぎるその映像だけで、ダメージはあるのだけど。

なんであんなことしたんだろう!
それは病気だから!!
病気といえど許せない!!!

ああ、一つ思い出してしまった。
私は母を殴ったのだ。平手で。
小さな母は吹っ飛び、気を失う前に言った。
「殺して・・・」

ガーーン!!!!!
産んで育ててくれた人に「殺して」と言わせた私。
母は全く記憶にないらしいが、私には傷が残った。
手を出したのは私なのに。
謝っても覚えていないというし、救われない。
いっそ、責めてくれと思う。
苦しいからまた封印する。

封印するから、思い出す度に新鮮なままで、
また苦しくなる。
だから考えないようにするのに、時々湧いてくる。
消せない記憶、なかったことにしてはいけないような気がする。

どうなりたいかといえば、全て受け入れた上で平常心を保ちたい。
過去の話だけでない。
これから再びそうなりえる可能性も受け入れたい。
受け入れられたら、何が変わるのだろう。
今の何がいけないのだろう。

「よっぽど、躁のとき嫌なことがあったんだね」
「はい、そりゃもう・・・嫌ですね」

人には、必要以上に怖がらないでと言えるが、
自分に対しては納得していない。
でも、このままでは居心地が悪い。
何とかしたいのに方法が分からない。

母が加藤先生に聞いたそうだ。
娘が「躁が怖い」「躁になりたくない」って言うのはどうすればいいか。
「それでいいんですよ」と言われたそうだ。
こんなに嫌なのに、いいんだって。
初めて聞いたときはそりゃあ治療につながるからマシなだけでしょと思ったが、
今はそれが自然な気持ちだから否定しなくてもいいということかなと思う。
持ち続けつつ、必要なときだけ出せばいいのだと。
私の場合、睡眠時間が極端に減った時とネットへの書き込みが急激に増えたとき。

父、再手術

2009-06-23 20:05:01 | Weblog
田植えの頃、鼠径ヘルニアの手術をした父が、今度は大腿部ヘルニアの手術をすることになった。
名前は違うが、わずか数cmの違いなのでたぶん前の手術が下手っぴだったのだろう。
簡単に説明すると、お腹の中の膜が薄くなっていて、ぴょこっと飛び出てしまうのだけど、出っ放しになると24時間で腸が部分的に壊死してしまう病気。
バドミントンの羽根(プラスチックの方)のようなものを入れて薄くなった所を補強する。

今回は、全身麻酔にすると聞いていたので私も実家へ帰ったのだが、どうも一般的には部分麻酔で十分だったようで、父の気が変わり当日になって腰椎麻酔でいくことになった。
父が全身麻酔にしたかった理由は「腰痛が嫌」というもの。
父曰く、「腰痛の研究」をしたら解決したらしい。
上半身を起こすクルクル回すやつで角度調整をしただけなのだけど、大袈裟に言っちゃうところが子供っぽい、というか軽い躁を連想させる。
一応、父には双極性障害の診断はないのだけど、指で弾けば発症してしまいそうな危うさがある。
先生たちが去ると大人しくなったし、試しに「腰痛の研究」の話を詳しく聞いてみたら、生き生きと話し始めたが、「あれ、おかしいな。矛盾する…」とのことで終了。
入院ナチュラルハイと名付けておこう。

一旦、実家に帰って、昼食を取ったのだか、食後寝ること寝ること。
誰がって、母と兄が。
特に兄は健康的な位置付けにあるし、年齢も近いので不思議だった。
思えば、父も昼寝するし、親の実家の人々も昼寝する。
やっぱり私だけ特別なのかなと思ってしまった(昼寝が出来ないので)。
でもそんなこと考えると寂しいので、私はタフなのだと思うことにする。

再び病院に戻ると父も落ち着いていて、病室は他の人もいるからと、私達はロビーで待つことにした。
本棚にあった漫画を5巻読み、軽い本を1冊読んでもまだ呼ばれない。
どうやら前の人の手術が押していて、予定より1時間遅れるとのこと。
タバコを吸いに行った。
施設内完全禁煙の病院で駐車場ですら吸えないので、隣の市営運動施設まで行った。
ここは分煙なので喫煙スペースがあるのだ。
かなり奥に追いやられているけど。

戻って、少し難しい本を第1章だけ読んで、ちょっと家族と話していたら時間になった。
ゴロゴロとベッドごと運ばれる父は、なぜか目をつぶっていた。
頑張ってきてねーと声をかけたときは反応が薄かったが、手術室に入る直前、看護師が「あ、連絡するの忘れてた!」と言ったときには、うれしそうに「おいおい、困るよ~」と言っていた。

医者の説明では40分程度の手術とのことだったが、2時間近くかかった。
帰ってきたら、「手術室、寒くて~」と普通だったので安心した。
そうか、部分麻酔だと意識ははっきりしてるんだった。
また来るね!と言って帰ったのだが、次会うときは退院後だろう。
今度こそ、治りますように。
お父さん、1ヶ月は安静にしててね!

やせやせ大作戦

2009-06-18 15:53:37 | Weblog
某スポーツクラブのダイエットプログラム体験をしてきた。

自分の体脂肪の多さにぎゃふんである。
鏡を見れば太っていることは明白だが、
こう数字に出されると現実って感じで重みがある。
8段階で、1から少なくて3と4が普通なのに、7だった!ぬおぅ。
うでなんて、半分以上が体脂肪だった。ショック~。
でも、内臓脂肪は3。
ふぅ、普通があってよかった。

全体の筋肉量は女性では多い方らしく、5。
うでの筋肉量、あしの筋肉量は共に、4。
バランスがいいらしい。
あと、超音波で筋肉の付き方を見たら、
はっきり筋肉と脂肪に分かれていたので、
これもよいらしい。
どうやら、筋肉的には問題がないみたい。
たんぱく質は欠かさず摂取していたおかげかな。

基礎代謝は1388kcalで、3。
もうちょっと増やしたい。

水分量は45.5%。
ちと少ない。もっと水飲もう。

骨量は2.3kg。
やや多いらしい。

ということで、私の最大の問題は、やはり体脂肪なのだ。
運動だけでやせたいと考えていたけど、食事が重要。
一日1400~1600kcalで行く。
ちらっとチャレンジコース(自炊)の献立を見たけど、
ずら~っと食材が書き連なっていて、萎えた。
私が作る食事の3倍くらいの食材使ってる。
朝食はシンプルなので楽勝だが、夕食はレトルトにしようかな。
週末、レトルトの試食会があるらしいので行くつもり。

このダイエットプログラムは食に重きを置いているので、
成功するか否かは食事の成功にかかっていると言っても
過言ではない。
今まで自分なりの工夫で作っていたけど、ここはプロの力を
借りて、今後につなげたい。
覚えちゃえば、一生役立つしね。

なんと運動は30分程度を週3回しかやらない。
スロートレーニングでゆっくり筋トレ。
他の運動はヨガとかならいいが、激しいのはダメ。
(カロリーを抑えているから、筋肉が育ちにくいため)
ちょっと物足りない気もするが、飛ばすと続かないだろうし、
半ひきこもりの私にはいいだろう。
マンツーマンなので、正しいフォームも身につきそう。

4週間と6週間のコースがあって、これを機に痩せたいと考えているので
6週間にしようと思っている。
手ごたえがあったら、追加してさらに6週間。
さすがに3ヶ月もやったら効果が出ると思うので、その後は平日フリーの
一番料金が安いので、ちょこちょこ通おう。

参考に、このプログラム(4週間)で平均ウエスト4.4cm、体脂肪3.2kg
減るそうですよ~。
体脂肪の実物大2kgを見てきましたが、めちゃめちゃでかいです。
筋肉(赤身の肉)の1.5~2倍はありそう。
やせますように、やせますように、やせますように。

29日月曜から、やせやせ大作戦開始!

三ツ星☆高尾山

2009-06-15 14:13:43 | Weblog
「高尾山はヒールでも登れるんだよ」
と、数年前、友人から聞いた。
なので、「高尾山=お手軽な山」だと思っていた。

ところがどっこい!
ケーブルカーやリフトを使わないと、
まるで滑り台を永遠と登っているように辛かった!
今回の上りは、1号路、高尾山薬王院の表参道だった。
頂上まで90分のコースのうち、40分は単調で
金比羅台の広場まで休むところがない。
たぶん、私がハイペースだったからこんなに疲れたのだろう。
ガンガン前の人を抜かしていき、休憩するとどんどん抜かれていった。
歩幅を小さくゆっくりとマイペースに歩くという基本を忘れていた。

ケーブルカーの終着駅に合流すると、ほとんどぺったんこな坂になる。
これならヒールでも体力のない人でも歩ける。
ベビーカーの人もたくさん。
薬王院山門前の「もみじや」で名物天狗そばを食べた。
海老天を天狗の鼻に見立てて、みょうがが扇。
山菜やきのこが多くヘルシィな感じ。
しかし、太くて粉っぽいのが特徴か。
そば自体は絶品じゃない気がした。

今度は階段道。
「頂上まで行くならやっぱりヒールは避けた方がいいよね」
と夫に話しかけたら、目の前の人がヒールだった。
あわ、いえ、私が言ったのはピンヒールのことで・・・。
実際は何のフォローもしなかったけど。

頂上につくと、あまりの人の多さに感動はなくて、むーん。
ここ何年か二人の写真を撮っていなかったので人に頼んだ。
富士山も見えないし、江ノ島も分からん。
サクッと帰ることにした。

下りは、6号路、森と水のコースといった感じ。
階段をひたすら下っていったら、膝が笑ってしまった。
膝がカクカクして、静止するとカタカタカタカタと動く。
聞いたことはあったが、なったのは初めてだったので
これは不便だなぁと思った。
よたよた階段を下りていった。

階段が終わると「ようこそ森へ」と言わんばかりの狭い道。
薄暗くてしっとりしている。涼しい。
水の流れる音が聞こえて、直に沢と平行な道になる。
水の中の岩を歩いたり、根っこをまたいだり、木に手をついて体を支えたり、
「屋久島みたいだ!」とご機嫌になった。
膝カクカクは治っていなかったが、何度か走ってみた。
ここはトレッキングシューズじゃないと厳しいかも。
びわ滝は厳重に囲いがあって少しげんなり。
でも、6号路はかなり気に入ったのでまた来たい。

お土産は、レトロな銀バッジだけ買った。
8年ぶりに発売となったらしいそのバッジには
「国定公園 東海自然歩道 高尾山」と彫ってある。

東海自然歩道(とうかいしぜんほどう)は、東京都八王子市の
「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」
までの11都府県約90市町村にまたがる長さ1,697kmの長距離自然歩道のこと。
(ウィキペディアより)

私の数え間違えがなければ47の山(道)が繋がっていることになるので
これは計画するだけでもわくわくするなぁと思った。
あー、地図が欲しい。5万分の1以下の地図!
また来週、天気がよかったら御成山コースで登ってみたいな。

しかし、目に付いたのは走っている人。
トレイルランニングというのだけど、山を走って上り下りするのだ。
もう、颯爽としていてカッコイイし、女の人はかわいい。
ちっちゃいリュック背負って、スパッツ履いて、女の人はその上にミニスカート
だったりする。
体力つけて痩せるための動機付けになった。

あ、そうそう、タイトルですが、高尾山は観光ミシュラン三ツ星なのですって。
富士山や京都、姫路城も三ツ星です。(レストランと違って三ツ星が最高ランクです)

完璧でないが上出来

2009-06-10 14:40:30 | Weblog
せっかく朝から二度寝せず家事をしてたのに、
昼食に休憩したら、流れが止まってしまった。
だらだらとずるずるとパソコンタイム。
1時になったら、2時になったら、きりのいい時間で
次のことをしようと思うのだが、踏ん切りがつかない。

次のことがウォーキングだから嫌なのかな。
途中で何かうれしいこと(例えば飲み物を買うとか)あれば行けるかも。
ああ、人参がないと動けないなんて情けない。
鬱でもないのにやりたくないのはなぜなんだろう。
やせてきれいになりたいはずなのに(元の素材はたいしたことないがマシになる)、
そのための努力はしたくないって勝手じゃないか。

葛藤の中、いつのまにかスポーツクラブを調べていて、
行こうと思っていたところは、月額1万800円と判明。
限度額800円オーバーだ。まあ、いいかな?
ダイエットプログラムのようなものもあって、こちらは
4週間で5万越え。ひー高いー。あやしいサプリも飲むらしい。
他にもいろいろ充実していて、ボクササイズもピラティスもヨガも
プールもスキューバダイビング(プールでやって楽しいのか?)もある。

ダイエット目的なら週3は行きたいところだけど、金曜が休みなので
月火水と連チャンになりそうで悩みどころ(木は隔週で病院)。
自転車圏内にもスポーツクラブはあるのでそちらも調べてみよう。
なんか実家近くの市民体育館は規模が小さい難点はあったけど、
手帳で無料と破格だったので、金銭感覚がマヒしてるかも。
でも、高い金払ってんだから行かなきゃもったいないって思わないと
続かなそうな気がするんだよね。
もう行く気満々でオサレなウエアも買ったし。

明日は病院だ。
カウンセラーに相談して、主治医にサプリは大丈夫か確認しよう。
あ、なんだかんだ2週間で私少し進んだな。
朝も1日おきだけど、起きて朝食作れるようになったし。
なんだ、上出来じゃないか。
徐々に日常を取り戻そう、どこまで行けるか分からないけど。

ハトを食べました(長編)

2009-06-08 16:35:38 | Weblog
結婚記念日にフランス料理を食べに行ったときのこと。

今回は去年のリベンジも兼ねて特に張り切っていたし、
年に1度しかこんなにお金をかけられないので、
ちょっと期待が大きすぎたのだと思う。

結論から言うと、料理の後半は吐き気との戦いだった。

いろいろ考えて、なぜか鉄婚式だということにこだわってしまって、
「鉄人」のお店にしてしまった。
ミーハーな心とアクセスのよさ、「初心者向きの本格フレンチ」という言葉
に惹かれたのだと思う。あと、「最上階」「夜景」というのもヒットした。

リサーチしていた通りに、席に案内される前に、ラウンジに通された。
他のテーブルは違うのだろうけど、木製の赤いテーブルは傷が何箇所もあり、
雰囲気作りに置いてあると思われるキャンドルも安っぽい。
普通、ここで食前酒を頼むのだが、あまり居心地がよくなかったので頼まなかった。
でも、席に案内される気配がないので、やっぱり頼んだ。
普通のスパークリングワインがよかったが、4種類のジャム(?)が入ったものしかない
ようなので、それを頼んだ。
マズッというのが初めの感想。え、ええー?!っというのが次の感想。
好きな味ではないので、残していたのがいけなかった。
我慢して飲み干した瞬間に案内された。私待ちだったのね。

明るい照明だったけど、奥行きもなく天井が低い店内は、テーブルでぎっしりだった。
でも、夜景が楽しめるはずと思ったら、柱の前の席だった。
しかも、その柱は鏡張りになっていて、落ち着かないったらありゃしない。
その内、担当の人が来て料理の説明をし始めたが小声で早口だから聞きとれない。
「あの、何言ってるか全然分かんないんですけど…」と言ったら、
私の隣にきて説明し直した。小声で早口は変わらない。
最初は神経を研ぎ澄ませて聞いていたのだが、頭がフリーズしてきたので
目線を下げて聞いているふりだけするようにした。
頭の上から降ってくる言葉の洪水に、修行僧のように平静さをまとっていたら
いきなり笑いがこみ上げてきて、それを抑えるのにちょっと必死だった。
話がメインディッシュの頃には、なんとか目線を合わせて質問なども出来た。

最初に出来てきたのは、アミューズ。
うずら豆のムース、春巻き、トマトゼリー、アナゴの押し寿司(料理名はグミ語に変換されています)。
左から順に塩味がきいてくるらしいのだが、私はトマトゼリー4つ食べたかった。

お次が、ライ麦パン。
北海道産無塩バターがおいしくて、たっぷり付けた。

さらに、前菜。
ズッキーニの海鮮ミルフィーユ。
両手の親指と人差し指で丸を作ったくらい大きいズッキーニを薄くスライスしたものに
勝浦産の魚とムール貝と他にもいっぱい入っている。
とうもろこしの髭(まだ緑色)はじゃがいもの味に似ていた。
おいしいけど、食べやすくはないな。

次はフランスパン。
どうして、こういうとこのパンはおいしいのだろう。

そして、フォアグラのグレープフルーツ寄せ。
濃厚でごはん欲しいと思ったが、これで結構胃にもたれた。
でも、フォアグラとグレープフルーツの皮の相性は確かによかった。

魚料理は、白身魚に白味噌入りのソース。
別に食べるとおいしいのだが、一緒に食べると不思議な感じ。
添えてある野菜は味が濃くてすごくおいしかった。花ズッキーニは初めて食べた。

肉料理は4つから選べて、夫はロースステーキにした。
私は、そう、ハトにした。
フランスでは、野禽(やきん)といって、ハトとかキジのような固い肉が好まれているらしい。
フランス留学帰りのKシェフの考案で、五香スパイスを効かせているとか。
「うーしゃんすぱいすって中華料理で使うものですよね?」
と最近知ったばかりの知識で聞いてみたら、要約するとフランスの最先端の料理の方法とのことだった。
わーい、楽しみと浮かれていたが、実際運ばれてきたら、「うっ」という強い香り。
でも、その時点では「私はハトを食べるために生まれてきた」と思い込んでいるので口に入れた。
鳥だ。凝縮された味とニオイ。それほど固くはない。
二口目を食べ、私は初めてナイフとフォークを置いた。
もう食べれない。でもハトは食べたい。じーっとお皿を見つめた。
夫が「一口ちょうだい」というのであげたら「これ、あんまりおいしくないね」と。
ええー、私の夢を、そんな簡単に壊さないで~~!!
よせばいいのに、また食べることにした。
でも一口食べるごとに、胃がムカムカ。
3噛みくらいまでは「鳥だ」で済むのだけど、それ以降は火の通りきってないレバーを食べているようで、口の中が気持ち悪かった。
やっとのことで食べたら、「ハトはいかがでしたか?」と担当の人が聞きに来たので、
「ハトはすごかったです!」と答えておいた。もう食べません。

ガラガラと、ワゴンでチーズが運ばれてきた。
もう吐き気でいっぱいいっぱいの私は説明も聞かずに「いりません!」。
でも、夫は「せっかくだから食べようよ」というのでOKした。
18種類もあるチーズの中から選ばれたのは、スモークチーズ。
8枚にスライスしてくれて、岩塩をつけて食べるのだけど、おいしかった!
食べると、ううぅと苦しくなるが、おいしかったので2枚食べた。
普通のチーズに食塩つけても味が引き締まるらしいのでマネしてみよう。

もう入らないと思った頃、デザートが運ばれてきた。
あれ、頼んだやつじゃないと思ったら、結婚記念日のサービスだった。
正直、ショボイと思った。いまどき、ランチのデザートでも満足されない内容。
ケーキ自体の味も食感もいけてなかったが、夫が食べてくれた。

で、本当のデザート。5種類から選べる。
夫はミルフィーユ。私はブランマンジェ。
ブランマンジェはゴチスペで岡村が頼んだらしい。
鳥の巣をイメージしていて、細長いチョコの先に鳥がとまっていたので、
「この鳥も食べれますか?」と聞いたら、
「その鳥を食べたら人格を疑います」と言われ、びっくりした。
結局、鳥は食べれるのだろうか、食べたらかわいそうなのか、再利用するのか?
レストランで「人格」という言葉を聞くとは思わなかった。
聞かずに食べちゃったら、人格を疑われてたんだ。

やっと、終わった、帰れるー!と思ったら、「ラウンジで食後のお飲み物を」と。
まだあるのーと思いつつ、移動した。
いつもだったら絶対にコーヒーを頼むけど、紅茶にした。
ウバ茶のミルクティー、おいしかった。
吐き気がといいつつ、飲んでしまった。

拘束時間、3時間半。
ぐったりした。
鉄婚式に欲しいと思ったもの、それは鉄の胃袋だった。

何じゃこりゃ?

2009-06-05 13:25:02 | Weblog
今日は、普通の気分で、普通にやることやって、普通に起きてる。
でも、昨日は朝眠くて、何もしたくなくて、夕方まで寝てた。
一昨日は普通で、その前は寝込んでいた。
何これ、1日おきじゃん。
ええ、どういうこと?
何が起こっているの?スパン短過ぎない?
体調ではなくて気まぐれ?

鬱だと思っていたけど、鬱ではないみたい。
よく分からないけど、無理はしないようにしよう。
最近分かったのだが、私の場合、1日6個の家事をすると
心も満たされ負担も少なく安定傾向なのでそれを目指す。
今日はもう6個やったので何もしない。

家事といえば、見たくないくらい汚かったお風呂を掃除した。
カビ○ラー、1本使い切った。
たぶん、やりすぎ。
でも、梅雨前に出来てよかった。
あとは出た後に冷水をかければカビが防げる。
ワイパーみたいなもので水を切ればさらにいい。

梅雨か、とうとう山に行けなかったな。
明日も雨みたいだし、夏までお預け。
夏までに体力付けとこう。
ということは、習い事はスポーツクラブが有力候補だ。
夫から「月に1万円までならいいよ」と言われ大喜びしたが、
「でも自分で稼いだ分で払ってね」と。
へいへい、家事やりますよ。

金曜日は明日

2009-06-04 18:37:06 | Weblog
今日は木曜日だった~。
ずっと水曜だと思っていたのに。
明日の朝の猫のごはんがないので、8時半に買いに行かなくては。
起きれるかな、あー、自信ない。
昨夜、10時半に眠剤飲んだのに、12時半になっても寝付けなくて、
頓服のデパス1mgを飲んだら、朝の眠気が半端なかった。
なんでデパスごときでこんなに眠くなるんだろう。
1日3回処方されている人もいるのに。
午前中はもちろん使い物にならなくて、夕方まで寝てしまった。
こんなに寝たらまた夜寝れなくなっちゃうよ。

明日は猫のごはん買って、洗濯して、よそ行きの服に着替えて
フランス料理だ。
耐えられるだろうか。夕方以降は調子がいいから大丈夫かな。
本当に今日が水曜だと思っていたので忙しい。
そして夕食のメニューが全く浮かばない。
昨日は禁じ手の納豆にしてしまったし。
あー、どうしよう。
とりあえず、サラダを作ろう。
弁当頼んでもいいや。

ついに来たのか

2009-06-02 14:14:43 | Weblog
ちょっと疲れてる。
時間があると横になっている。
また朝起きれなくなった。
気の利いた言葉が浮かばない。

来たのか、鬱?

昨夜、みそ汁とサラダを作るのに2時間近くかかってしまい(休み休みやったので)、夫に「鬱かもしれない」とメールしたら、帰ってから「昨日からおかしいと思ってたんだ。」と。
昨日から分かってたなら、言ってくれよ。
鬱は何日か続くものだから、様子を見ていたらしい。
「こういう時、何が一番大切か分かる?」と聞かれ、
「え、休養とか」と答えたら、
「違うよ。コミュニケーション!無理しないですぐ連絡すること」と。
うぐ、その判断が鈍るのが症状の一つなのだけど。
でも、せっかくだから頼らしてもらおう。

昨日は結婚記念日だったのだけど、それに相応しいことは何も出来なかったので、23:44になってえいやっとキャンドルを点けた。
結構きれいで予想外によかったので夫を呼んで一緒にタバコを吸った。
「このロウソクはいつまでもつだろうね」
「ダイヤモンド婚式は75年目だからそれまでもつんじゃない?」
「年に1回しか点けないならもつかもね」
その後、二人してパンチで火が消えるか試してみたり消えない程度に息を吹きかけたりした。
満足した私は先に寝床に行きすぐ眠ってしまった。

さて、レストランの予約は、6月5日。
それまでにちょっとは体調整えるぞ!
5月の家事は目標の5万円を越えました。(わーい、でも6月は無理だろうな…)