グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

セールで冬服を買う

2012-01-23 15:17:05 | Weblog
無理やり着ていたLサイズのセーターが2枚も破れてしまった。
次の小学校では、3日連続でボランティアだというのに何を着て行けばいいのだ。
しばらくして、Gパンにも穴が開いた。
ああ、冬の3大頼り服が全滅。
もう、ちゃんと現実(13号の服)を買いに行くしかない。

市の子宮頚がん検診の結果(異常なし)を取りに行った帰りに、ふらりと寄ってみた。
終わりかけの冬のセールなので、ほとんど50%オフ。
しかも、大きいサイズコーナーのメーカー数がかなりの充実っぷり。
今まで近くの店舗しか行かなかったので、これには嬉しい驚きだった。
これって、小金持ちマダム需要なのか、なんで今まで気づかなかったんだろう。

普段、1万以上の服など手をつけもしない(躁転していない限り)。
しかし、半額である。手に取る。鏡で合わせる。いいかも~♪
もちろん、店員が声をかけてくる。でも、ひるまない。
詳細な利用目的など話し、勧めてきた服も含めて試着。
店員、春先までの使用方法をアドバイス。一通り聞くが保留。
次を着てみる。あ、いいかも。それに合わせる服を持ってきてもらう。

意外にも、Gパンを持ってきてくれた。
まだGパンが欲しい旨は話していなかったのに、気が効くねぇ。
そして、ビンゴ。インディゴなのに、色落ち加減がまさに絶妙。
もちろんこれも半額だ。買う。これは、絶対役立つに違いない。

しばらく、欲しいな~、どうしようかな~と鏡の前で悩んでいたら、
店員が「ストールと合わせても素敵ですよ」と。
実は、ストールが好きなのだが、色など悩んで選べない旨話した。
これには店員大喜びで、なかなかストールの良さを分かってくれないお客が多いのだと言う。
私もそこまでよく知っているのではないが、道場に入門したい人を大歓迎するムード。
店員は今までない生き生きぶりで、選び方や巻き方、防寒などのアレンジを伝授してくれた。
このストールが気になっていると1つ指名すると「私もそちらをおススメしようと思っていたんです!」。

なぜか、店員どんどん嬉しそうになっていく。
他にもお客がいるというのに、すっかり私の専属スタッフであるかのよう。
おかげで、私も相談しやすくなって、持っている服での合わせ方なども聞きながら、
カラー診断を受けて似合う色やイメージを知ったのに、上手く買い物できないとか、恥ずかしいなど報告。
すると、店員も自分自身の体験談や同じように悩んだことなど話してくれた。
ちょっと面白かったのは、「私って、おしゃれ上級者ぶってる?!」と鏡を見て悩むらしい。ふふ、かわいい。

結局、ストールとGパンとジャケットとシフォンカットソーの4点、すべて50%オフで購入。
あとは、値引き対象ではないのだが、金色のロングネックレスも衝動買い。
会計が済むと、お互いどっと疲れが出て、ため息のようなものが漏れた。
気づくと2時間近く経っていた。疲れるのも無理ない。
Gパンお直しまでの時間は、タバコの吸える喫茶店で休むことにした。

その地域で30年も営んでいる喫茶店に入ったのだが、常連のおじいさんとおばあさんが定位置らしき席で
政治から娘が嫁にいかないことまで不平不満を吐きだしていた。
大きな声なのでどうしても聞こえてしまうのだが、だいたい2往復くらいで話題が変わるのだ。
そのうち、嫁にいかないという娘が合流すると「バカ野郎」だの「このバカ娘」だの繰り返し言うのだが、
その娘さんの返しがとても優しくて、なんだか私もほのぼのした。

お直しの時間になって、服を取りに行き、夕食にお弁当を買い帰宅。
もう、本当に疲れた。テキパキ動くなんてとても無理。
それでも、値札を切って、ハンガーにかけて眺めると嬉しい。
小学校の3日間のコーディネイトも合わせて決めた。これでもう悩まない。
しばらく、テレビを見ながらボーっとしていたら、夫から帰宅メール。
一緒にお弁当を食べようとぼんやりしながら待っていたら、もう22時だった。
私の帰宅は、18時だったはず。タイムスリップ??

週末、夫も服を買いたいというので同じ店に行くのかと思ったら銀座に行きたいと。
なぜ銀座なのか、銀座でなにを買いたいのか問うたが「ルミネ見てみたい」と。
となりに、阪急メンズがあるから見てみたらと思いつきで言うとそうすると。
高級店が並ぶ中、これ似合うから試着したらというと気に入った様子。
でも、他も見てみたいと違う店を回ったが、結局その店に帰ってきた。
「おかえりなさーい」と店員、ガツガツしてなくさりげない調子。
目的のダウン購入を決め、せっかくだからとセーターも試着させた。気に入り購入。
せっかくだからとシャツも着せた。またまた購入。
夫の服の見立ては、上手に出来るんだけどなぁ。。。

猫とマンション

2012-01-18 09:48:28 | Weblog
諸事情により、マンションへの転移を考えている。
ペット可でも、実際は小型犬のみとか、人気のない物件の人よせとか前途多難。
猫は、爪とぎをするから倦厭されるそうだ。
でも、猫可が第一条件で優先したい。

出来れば、いま住んでいるところから近い方がいいと思っていた。
しかし、近辺の住宅は、準都心~準郊外ブロックに当てはまり、ひそかに人気のある街なのだった。
住みたいと思うのはファミリーが多いためか、空室が出ると即入居が決まる回転率の早さだから、
余計に猫不可なのだと思う。これは、仕方のないことだと思う。

ところで、「準都心」というのは聞き慣れない言葉だが、都心から電車で20分圏内の立地のことを言うらしい。
そして基準となる「都心」は、主に山手線主要ターミナル駅(東京、新宿、渋谷など)から10分圏内を示す。
ちなみに、「準郊外」は都心から30分、「郊外」は都心から40分圏内なのだ。

こんなこと知らなかったのだが、確かに「準都心」に当てはまるここから2つ先の駅近辺は家賃がポンと高くなる。
歩いていける距離だというのに、最寄駅というのは通勤を考えるととても重要なようだ。
でも、猫OKな物件は、月額30万円もする新築か、10万円で洗濯機置き場は外&狭いくせに収納なしとか。
準都心を優先したら、とてもじゃないが住めないし住みたくない条件だけ。

そこで、準郊外で夫が自転車でも通勤できる距離で電車なら乗り換えは2回程度という軸で探してみた。
ちょいちょい、猫可の賃貸物件は見つかったのだが、管理費0円や同マンションに空室がやけに多いなど、どうにもこうにもあやしげ。
家賃上乗せや敷金倍額は覚悟していたが、住みにくいとんでも物件なのかも。

だったら、もしかすると、中古分譲ならある?

夫に、家賃○万円で○年払うなら、中古マンション○○○○万円と同じくらいだと話した。
家賃の相場は、ボーナスなど引いた額の年収の1/3~1/4が目安になるらしいから、
それを考えると買っても同じくらいかむしろ安くなるという当たり前の話を改めてしてみた。
すると、「俺も同じことを考えていた」だって。
頑なに「買わない」って言っていたのは、あんたじゃないか~。

中古分譲マンションで検索すると、なんと3桁もヒットした。
賃貸では、0か1桁ばかりだったのに。分譲って自由度高いのかなぁ!
値段も手ごろだし、90年代後半~2000年前半築という住みやすそうなマンション多数。
贅沢にも、私は2LDKくらいがいいのよねぇなんて探せる。
この部屋はこう使えるかな、キッチンはカウンターじゃなくて独立がいい、出窓は猫が外見れそう。
ロフトかー、うわぁ!ウォークインクローゼット、なるほど全部フローリングも悪くないかも等、発見がいっぱい。

正直、とても楽しい♪

でも、よぎるのは「私、躁転しちゃうのかな。マンション買うってよく聞くワードだけど」という不安。
夫は、「ほどほどにしなさいよ」と言う。
正直に、「私、躁転しちゃいそう?大丈夫かな?」と聞いてみた。
夫は、「たぶん、1週間もすれば飽きるんじゃない?本でも買ってみたら」と意外にも心配していない。
あらまぁ、拍子抜け。
まあ、前日に頭を使うと翌日午前中寝てる生活なので、大丈夫かな?

猫可、2LDK、南向き、60平米前後、風通し良好、バルコニー、最寄駅15分以内、各部屋収納、追い炊き。
お気に入りの食器棚と本棚はそのまま使いたい、どこに置こう。
猫の脱走防止のため、玄関からリビングまでにドアは欲しい。
玄関近くの一部屋は、趣味を含めた書斎のように使いたい。
エトセトラ、
エトセトラ。

私の中では、まるでリカちゃんハウスで遊んでる程度なのだけど、間取り空想は新生活のようで嬉しいのだ。
でもまあ、諸事情抜きでもそろそろ本気で物件を探さないといけないので、情報収集ということで細々続けてみます。

なんやかんや忙しい

2012-01-13 16:32:54 | Weblog
ここの処、毎日外出する用事があって忙しい。
もちろん、朝から晩までずっと出ている訳ではないのだけど。
それでも、カレンダーに予定を書き込めば内容を消化できる程度ではなくなり、
ついに携帯のスケジュールアプリを使いはじめたほどだ(私にとったら異例のこと)。

父の古希祝いに旅行を計画するも、私の提案でいいと皆が言ったのに、少しずつ変更。
たしかに私が一番時間の融通が利くし、言いだしっぺでよく確認していなかったのだけど、
一任されての微調整にはてんてこ舞いとなった。

父は、胃切除のため食事に制限があるけど一人だけ食事内容が違ったらかわいそうだし、日にち変更を急に言いだしたり、
母は、今さらだけど身体障害者手帳で電車賃の割引できるかもしれないとか、費用を全額負担することは譲れないとか、
兄は、電車マニアなので、どの列車ならこんな珍しい席があるけど的な小出し情報の末、判断は任せるからとか、
夫は、私の家族との旅行は初めてなのでノータッチ、でも支払いは是非俺のカードでポイントをとか。
私は、その度にあっちへ行ったり、こっちへ電話したり、家に帰っても調整して、また確認したりした。

まだ先のことなので、全部希望がそろってから変更も出来たのだが、早く気持ちを楽にしたかったのだ。
それに、ボランティアの本番も近いし、美容院にも行かないといけないし、家事もあるし。

やっとひと段落したと思ったら、バットニュースで社宅を追い出されるかもしれないという。
今度は近辺で賃貸マンション探し、しかも猫がいるのでペット可のところ…、ってば少ない!!
築年数は気にしないけど、洗濯機は室内じゃなきゃ困る!と新たな私のこだわりに気づいたり。

もう、疲れたよう。。。

そこで頑張ると躁転コースなので、予定時間外はなるべく休んで、午前中予定がない日は迷わず寝た。
すると、意外にも疲れが取れてしまい、私大丈夫かしらと不審に思いながらも、また予定をこなした。

そして、仕上げが、夫の夜勤勤務である。
また、夜勤で逆転生活なのか、そして私の早朝家事負担。
ひぃぃぃ、もう休ませて~と心で叫んでいたら、目の前で猫が吐いた。
私、やっぱり子育てとか無理だな…と今までで一番実感した瞬間だった。

でも、一つ一つこなしていったら、ようやく余裕ができて今日は美容院へ行けた。
焦る気持ちもおさまってみると、日々の生活が楽しめる。

マンションも今すぐ決める訳ではないからと、いろいろあるんだなぁと眺められるようになった。
私の身内も旦那の家族も賃貸マンションに住んだことがないので頼りにならない。
よく、家賃だけにしばられないようにとか、優先順位を明確になんて聞くけど、
たしかに、すべての条件にかなうような物件は、調べたどのサイトでも一つもなかった。

どこかしら妥協しながら、住みたいと思えるマンションか。
ネットの情報も不動産やのツリも多いらしいし、家賃は希望の2万下を伝えるといいとか。
よくあるトラブル情報など、新しい知識だと思うとウキウキしてきた。
あと、ここに決めると考えず、こういう条件や間取りが理想に近いと思い描いたりストックするのもいいらしい。
もう、探すのはやめて、近くを歩いたりしながらどういうマンションがあるか見てみた。
まあ、あることあること!マンションって、こんなにたくさんあるんだーと驚いた。
今まで、あまり存在を意識していなかったので、間取りだけ見ても分からないなと。
色んな建物や場所にあるし、窓やベランダについても再認識。

買うにしろ借りるにしろ、そこに住む人はいろいろ大変だったんだろうなぁ。
そんな風に思う私は、まだ他人事なのであった。

初ラナパー!

2012-01-10 11:04:39 | Weblog
ラナパーをご存じだろうか。
とりあえず、ラナパーはすごいのだ。

ラナパーとは、ドイツ製のレザートリートメントである。
におわない、ベトつかない、いろいろな色に対応で、強力な撥水効果がうたい文句だ。
しかも、皮製品に止まらず、木製家具やファスナー、金属製のドアなどマルチに使用可。
ほんの少しスポンジにつけて薄くのばすだけで、ツヤ出しや汚れ落とし、カビや錆びを防ぐマルチな才能。
そして、プチセットの右下に写っている岸塚会長は、赤いチョッキがよく似合う。
それが、ラナパー。恐るべし、ラナパー。

先日、HERZ(ヘルツ)という手作り鞄のお店で赤いトートバックを買った。
HERZというのはドイツ語で、英語だとHEART。いい名だな、ふむふむ。
HAND MADE IN JAPANの流行に流されない味わい深い鞄は、持ち主によって馴染んでいく。

本当は、夫が去年からずっとHERZの皮鞄を欲しがっていて、ようやく青山本店へ来たのであった。
私は、小物など見て待っていたが、とても実用的かつかわいい鞄に出会ってしまった。
試しに小脇に抱えてみると、ジャストフィット。なんの違和感もない。
展示されていた2年使用後の同じ鞄は、益々キュートでこなれたツヤ感がかっこいい。
鏡の前で何度も確認し、夏ならどうかとコートを脱いでまた確認。
これ、絶対赤がいいと確信。店員に断ってから、自分の鞄の中身を移し替え。余裕の収納力!

夫も、やや小ぶりのコロンとしたライダーバックに決めた。
本人曰く、一生使うんだと惚れ込んだ品で1ヶ月後に家に届く手はずとなった。
私も、このトートバックの赤にして下さいと頼むと工房に在庫があるという。
では、それにしますと早々にゲットした。

値札も外してもらい、中身を入れ替えルンルン♪
夫は、俺が苦労して探した店なのに自分もちゃっかり買って、しかもその日に手に入れるなんてとぶーぶー言ってた。
しかし、電車で膝の上に載せると、買った鞄がしわしわしてきた。
あれ、なんかおかしいぞ。おまえ、私に馴染んでいくんじゃなかったのか?

帰宅後、これは乾燥に違いないと一緒に買ったラナパーを取りだした。
机に私の皮鞄をすべて並べて、小さいものから初ラナパー。
少しでのびて、つやさら。しかも、全然くさくなーい。よみがえる私の鞄たち。
いよいよ、しわついた買ったばかりの赤トートへ。
目立たない場所から、すいすい塗って広げて、なんだかハリが違うみたい。
初ラナパーが定着するのに2日かかるらしいので、居間の棚置くとまるで飾られているようだった。
シンプルなデザインなのに、この存在感。 おまえを使えるなんて、あたしゃ幸せだよ~。

本日の通院には、この鞄と一緒に行く予定。
大切にして、ラナパーでの手入れをこまめにしていこう。
よろしく頼むよ、おまえ。

末吉♪

2012-01-04 12:30:35 | Weblog
帰省も無事に終え、3日は初詣へ近くの神社に行ってきた。
普段は、本当に神社があるだけなのだが、お正月とあってお守りやおみくじもあった。
お参りを済ませ、おみくじを引くと「末吉」。
少し前に訪れた自由が丘の熊野神社では大吉だったのになぁと読んでいると裏面に書いてあった。

「かごの中の鳥が自由になるように、苦しみから抜け出せる」とな。

なんて素敵な言葉なのでしょう!
末吉だろうと、すごく嬉しくなって、私はとても勇気付けられたのだった。
自由、それは快楽ではない。心のままであること。そして責任もセットだ。

でも、自由。ずっと自由になりたかった。憧れても手に届かなかった世界だった。
いいや、世界は変わらずあった。私が自由を恐れていたのだ。
なんてタイミングなんだろう、ありがたや。

地道に積み上げて、私の自分らしさや欠点もそして病気も全部一緒に丸ごと自由でいたい。
私の意思や意図を自由にして、ちゃんと現実を生きて行きたい。
それでも失敗したら、それをがんばって乗り越えてみたい。
こんな風に、「自由」という言葉から、様々な考えが広がっていく。

「だって、しょうがないじゃない(病気なんだから)」思考を少しずつシフトして、
「それじゃあ、こうしてみよう。ダメなら別の手を考えてみよう!」にしていけるといいな。

当面は、ボランティアとダイエットとファッションざますね。
あとは、本をたくさん読みたい。歴史的文化的財産も見てみたい。
知らないことを知って、思ってもみなかったことについて考えてみたい。
いろんなことで、こころの感覚を味わいたい。例え、それが痛みであっても。

今年の抱負は、味わい深い一年を楽しむ!である。