ボランティアには2ヶ月近く休んでいたが、結構歓迎されて復帰できてよかった。
私に元気がないとか体力がないとか想像できなくて、一体何事かと心配してくれたらしい。
何人かとメアド交換し、出来ることがあったら言ってねなど、皆さんとても優しい。
私は一番年下だし生意気にも意見することが多かったのに、こんなに大事にしてくれる場だったのかと
拍子抜けの感もあったが、これからも生意気に頑張ろうと思った。
ところで、夫だが、先日腹痛にでタクシーで夜間外来へ行くことになった。
メールで「腹が激痛だから、コンビニで買うね」という怪文書を受信した私。
げげげ、激痛??、なのにコンビニで買い物をする??、判断力を欠いたか朦朧としているのではないか。
腹膜炎や虫垂炎を疑った私は、すぐに病院へ行くようにメールした。
このとき、電話していればよかったと後になって思ったが、夫がトイレでうずくまって悶絶している絵が浮かんで、
時差があっても伝わるメールを選んでしまったのだ。
ところが、メールというのは緊急時に埒が明かない。
まず、どこにいるかが分からない(夫の出勤場所は日によって変わる)。
激痛がいつから始まったのか、どう痛いのか、原因に思い当たることはあるのか、全然分からない。
どこの病院へ行けば受け入れてくれるのか、タウンページで探し、とりあえず市内のある緊急病院は写メで記録。
もし、入院してもいいように10万円用意して、痛みに耐えられるように握るためのタオル、吐いてもいいように袋、背広が窮屈ならダウンジャケットを着せよう、私が寒くて下痢にならないようあたたかいハーブティーを水筒に、ああそうだ私が倒れて迷惑かけないように自分のお薬手帳、などと焦って余計なくらいの用意して、かばんがずっしりするほど重くなった。
やっと、途絶えていたメールが来たら、会社を出て帰るという。
なぜ激痛なのに帰って来れるんだ?と思ったがもしかしたら波があるのかもしれない、一人では不都合があるのかもと
駅で合流しタクシーで病院へ向かうことになった。
しかし、改札から出てきた夫は、周りのサラリーマンに溶け込むくらい普通の表情で普通の顔色。
大丈夫そうに見えたけど、「大丈夫?」と聞いてみた。
夫:「今はそんなに痛くないんだけど、今まで経験したことないくらい痛くなったんだ」。
私:「いつから痛いの?」
夫:「昼食べてから。たぶんクラムチャウダーじゃないかと思う」。
私:「下痢は?」
夫:「ちょっと出た。そんなにひどくない」。
うーん、どうやら私の考えていたような「激痛」ではないぞと思った。
でも、夫も弱っているし、血液検査やレントゲンくらいで帰れるだろうと考え、病院へ向かった。
今回は、夫にとっての緊急外来の掛りかたの予習の機会になって、次回につながる勉強になるでしょうと。
病院に着くと、夫はまるで私がいないかのように自分で各種手続き。
看護師が「タクシーでもう3回吐いているそうです!」と走っているのが救急外来っぽかっただけで静かだった。
夫が呼ばれたので付いて行こうとしたら、看護師に断られ、夫も一人でいくよ恥ずかしいなと。
いまの病院ってこうなのか、夫は駅から待合室までに私を必要としてただけなのかとショックだった。
そして、えらいこと、待たされた。
なぜ、こんなに長いのだ、あんなに症状軽そうだったのに。
隣の診察室は、どうもおばあさんを診察しているらしく、大きな声が聞こえてくる。
さっきのタクシーで3回吐いたらしい患者も着いたらしい。
そして、また沈黙の待合室の廊下。
点滴するのかなと考えながら、持ってきたハーブティーを一口飲んで本を読み始めたら、夫が出てきた。
浮かない顔なのだが、顔も黒くないし、苦悶の表情もない。
夫:「パリエット(胃薬)の飲み忘れが原因だろうって。あんなに時間かけて質問されたのに詐欺みたいだ」。
(私の心:ええ、本当にそれだけ?!激痛だったんじゃないの?こっちこそ詐欺みたいだよ!!)
私:「他の検査はしたの?問診だけ?」
夫:「質問に答えただけだよ。だから詐欺みたいなんだ。」
私:「まあ、大事に至らなくてよかったじゃない・・・」
会計までしばらく掛りそうだったので、近くにコンビニなどないか探しに行ったが、民家の先は国道でなさそう。
夫から電話があって、会計は終わった、タクシーはどこに頼もうかと。
病院の出入り口近くには必ず公衆電話があって、そこにタクシーの番号が大抵は書いてあるはずだと伝えた。
私にとっては常識なのだけど、そういうことも初めて知ったのだという。健康万歳だこりゃ。
帰りのタクシーは、俺が道案内するから口をはさまないでと。元気じゃないか、のお。
帰宅して、風呂に入ったら痛くないとか、蒸しパン食べて痛いとか。
翌日、朝の用意でたまたま洗面所の鏡の前に二人で並んでいた時のこと。
夫:「よーし!今日も気合い入れてくぞっ!!」
私:「・・・・・・、ばかじゃないの。」
夫:「えぇ、なんで??」
私:「昨日の今日でよく言うよ、ばからし。」
夫:「なんだよぉ、よくなったんだからいいじゃないか、ばーーか!」
私:(無視)
さて、それから約1週間が経ちました。
この間、言いつけをよく守って消化のよいものを採ってくれましたが、そろそろ普通食(油控えめ)でいいでしょう。
最近、私は起きる度に口が酸っぱいので逆流性食道炎かなと調べていたら、どうもこれにもパリエットが処方されそう。
夫とおそろいの薬になると、余ったらちょうだいとか言われそうで、しばらく秘密にしようかと思います。
夫は、早ければ今度の土曜に胃カメラなのですが、たぶんFD(機能性胃腸症)なので、異常はないだろうと予測します。
ただ、ポテトチップスにコーラとか、寝る直前に食事とか、チェーンスモークとか生活改善してくれなきゃ元も子もないので、
来年はアラフォーだとか、もう若くないことを洗脳して行かなくっちゃなのです。
タバコ吸ってる人が言っても説得力ないのですが、ついに私もタバコやめようかなとか考えはじめまして。
でも、保険適応にならないのよね、パンフレットやHPでみる限りは。自力じゃ自信ないし。
前向きに検討したいけど、面倒くさいのと精神面の悪化が待っていそうで、ずるずるしています。
私に元気がないとか体力がないとか想像できなくて、一体何事かと心配してくれたらしい。
何人かとメアド交換し、出来ることがあったら言ってねなど、皆さんとても優しい。
私は一番年下だし生意気にも意見することが多かったのに、こんなに大事にしてくれる場だったのかと
拍子抜けの感もあったが、これからも生意気に頑張ろうと思った。
ところで、夫だが、先日腹痛にでタクシーで夜間外来へ行くことになった。
メールで「腹が激痛だから、コンビニで買うね」という怪文書を受信した私。
げげげ、激痛??、なのにコンビニで買い物をする??、判断力を欠いたか朦朧としているのではないか。
腹膜炎や虫垂炎を疑った私は、すぐに病院へ行くようにメールした。
このとき、電話していればよかったと後になって思ったが、夫がトイレでうずくまって悶絶している絵が浮かんで、
時差があっても伝わるメールを選んでしまったのだ。
ところが、メールというのは緊急時に埒が明かない。
まず、どこにいるかが分からない(夫の出勤場所は日によって変わる)。
激痛がいつから始まったのか、どう痛いのか、原因に思い当たることはあるのか、全然分からない。
どこの病院へ行けば受け入れてくれるのか、タウンページで探し、とりあえず市内のある緊急病院は写メで記録。
もし、入院してもいいように10万円用意して、痛みに耐えられるように握るためのタオル、吐いてもいいように袋、背広が窮屈ならダウンジャケットを着せよう、私が寒くて下痢にならないようあたたかいハーブティーを水筒に、ああそうだ私が倒れて迷惑かけないように自分のお薬手帳、などと焦って余計なくらいの用意して、かばんがずっしりするほど重くなった。
やっと、途絶えていたメールが来たら、会社を出て帰るという。
なぜ激痛なのに帰って来れるんだ?と思ったがもしかしたら波があるのかもしれない、一人では不都合があるのかもと
駅で合流しタクシーで病院へ向かうことになった。
しかし、改札から出てきた夫は、周りのサラリーマンに溶け込むくらい普通の表情で普通の顔色。
大丈夫そうに見えたけど、「大丈夫?」と聞いてみた。
夫:「今はそんなに痛くないんだけど、今まで経験したことないくらい痛くなったんだ」。
私:「いつから痛いの?」
夫:「昼食べてから。たぶんクラムチャウダーじゃないかと思う」。
私:「下痢は?」
夫:「ちょっと出た。そんなにひどくない」。
うーん、どうやら私の考えていたような「激痛」ではないぞと思った。
でも、夫も弱っているし、血液検査やレントゲンくらいで帰れるだろうと考え、病院へ向かった。
今回は、夫にとっての緊急外来の掛りかたの予習の機会になって、次回につながる勉強になるでしょうと。
病院に着くと、夫はまるで私がいないかのように自分で各種手続き。
看護師が「タクシーでもう3回吐いているそうです!」と走っているのが救急外来っぽかっただけで静かだった。
夫が呼ばれたので付いて行こうとしたら、看護師に断られ、夫も一人でいくよ恥ずかしいなと。
いまの病院ってこうなのか、夫は駅から待合室までに私を必要としてただけなのかとショックだった。
そして、えらいこと、待たされた。
なぜ、こんなに長いのだ、あんなに症状軽そうだったのに。
隣の診察室は、どうもおばあさんを診察しているらしく、大きな声が聞こえてくる。
さっきのタクシーで3回吐いたらしい患者も着いたらしい。
そして、また沈黙の待合室の廊下。
点滴するのかなと考えながら、持ってきたハーブティーを一口飲んで本を読み始めたら、夫が出てきた。
浮かない顔なのだが、顔も黒くないし、苦悶の表情もない。
夫:「パリエット(胃薬)の飲み忘れが原因だろうって。あんなに時間かけて質問されたのに詐欺みたいだ」。
(私の心:ええ、本当にそれだけ?!激痛だったんじゃないの?こっちこそ詐欺みたいだよ!!)
私:「他の検査はしたの?問診だけ?」
夫:「質問に答えただけだよ。だから詐欺みたいなんだ。」
私:「まあ、大事に至らなくてよかったじゃない・・・」
会計までしばらく掛りそうだったので、近くにコンビニなどないか探しに行ったが、民家の先は国道でなさそう。
夫から電話があって、会計は終わった、タクシーはどこに頼もうかと。
病院の出入り口近くには必ず公衆電話があって、そこにタクシーの番号が大抵は書いてあるはずだと伝えた。
私にとっては常識なのだけど、そういうことも初めて知ったのだという。健康万歳だこりゃ。
帰りのタクシーは、俺が道案内するから口をはさまないでと。元気じゃないか、のお。
帰宅して、風呂に入ったら痛くないとか、蒸しパン食べて痛いとか。
翌日、朝の用意でたまたま洗面所の鏡の前に二人で並んでいた時のこと。
夫:「よーし!今日も気合い入れてくぞっ!!」
私:「・・・・・・、ばかじゃないの。」
夫:「えぇ、なんで??」
私:「昨日の今日でよく言うよ、ばからし。」
夫:「なんだよぉ、よくなったんだからいいじゃないか、ばーーか!」
私:(無視)
さて、それから約1週間が経ちました。
この間、言いつけをよく守って消化のよいものを採ってくれましたが、そろそろ普通食(油控えめ)でいいでしょう。
最近、私は起きる度に口が酸っぱいので逆流性食道炎かなと調べていたら、どうもこれにもパリエットが処方されそう。
夫とおそろいの薬になると、余ったらちょうだいとか言われそうで、しばらく秘密にしようかと思います。
夫は、早ければ今度の土曜に胃カメラなのですが、たぶんFD(機能性胃腸症)なので、異常はないだろうと予測します。
ただ、ポテトチップスにコーラとか、寝る直前に食事とか、チェーンスモークとか生活改善してくれなきゃ元も子もないので、
来年はアラフォーだとか、もう若くないことを洗脳して行かなくっちゃなのです。
タバコ吸ってる人が言っても説得力ないのですが、ついに私もタバコやめようかなとか考えはじめまして。
でも、保険適応にならないのよね、パンフレットやHPでみる限りは。自力じゃ自信ないし。
前向きに検討したいけど、面倒くさいのと精神面の悪化が待っていそうで、ずるずるしています。