グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

激痛じゃなくても反省せい

2011-11-29 14:56:00 | Weblog
ボランティアには2ヶ月近く休んでいたが、結構歓迎されて復帰できてよかった。
私に元気がないとか体力がないとか想像できなくて、一体何事かと心配してくれたらしい。
何人かとメアド交換し、出来ることがあったら言ってねなど、皆さんとても優しい。
私は一番年下だし生意気にも意見することが多かったのに、こんなに大事にしてくれる場だったのかと
拍子抜けの感もあったが、これからも生意気に頑張ろうと思った。

ところで、夫だが、先日腹痛にでタクシーで夜間外来へ行くことになった。
メールで「腹が激痛だから、コンビニで買うね」という怪文書を受信した私。
げげげ、激痛??、なのにコンビニで買い物をする??、判断力を欠いたか朦朧としているのではないか。
腹膜炎や虫垂炎を疑った私は、すぐに病院へ行くようにメールした。
このとき、電話していればよかったと後になって思ったが、夫がトイレでうずくまって悶絶している絵が浮かんで、
時差があっても伝わるメールを選んでしまったのだ。

ところが、メールというのは緊急時に埒が明かない。
まず、どこにいるかが分からない(夫の出勤場所は日によって変わる)。
激痛がいつから始まったのか、どう痛いのか、原因に思い当たることはあるのか、全然分からない。
どこの病院へ行けば受け入れてくれるのか、タウンページで探し、とりあえず市内のある緊急病院は写メで記録。
もし、入院してもいいように10万円用意して、痛みに耐えられるように握るためのタオル、吐いてもいいように袋、背広が窮屈ならダウンジャケットを着せよう、私が寒くて下痢にならないようあたたかいハーブティーを水筒に、ああそうだ私が倒れて迷惑かけないように自分のお薬手帳、などと焦って余計なくらいの用意して、かばんがずっしりするほど重くなった。

やっと、途絶えていたメールが来たら、会社を出て帰るという。
なぜ激痛なのに帰って来れるんだ?と思ったがもしかしたら波があるのかもしれない、一人では不都合があるのかもと
駅で合流しタクシーで病院へ向かうことになった。
しかし、改札から出てきた夫は、周りのサラリーマンに溶け込むくらい普通の表情で普通の顔色。
大丈夫そうに見えたけど、「大丈夫?」と聞いてみた。

夫:「今はそんなに痛くないんだけど、今まで経験したことないくらい痛くなったんだ」。
私:「いつから痛いの?」
夫:「昼食べてから。たぶんクラムチャウダーじゃないかと思う」。
私:「下痢は?」
夫:「ちょっと出た。そんなにひどくない」。

うーん、どうやら私の考えていたような「激痛」ではないぞと思った。
でも、夫も弱っているし、血液検査やレントゲンくらいで帰れるだろうと考え、病院へ向かった。
今回は、夫にとっての緊急外来の掛りかたの予習の機会になって、次回につながる勉強になるでしょうと。
病院に着くと、夫はまるで私がいないかのように自分で各種手続き。
看護師が「タクシーでもう3回吐いているそうです!」と走っているのが救急外来っぽかっただけで静かだった。
夫が呼ばれたので付いて行こうとしたら、看護師に断られ、夫も一人でいくよ恥ずかしいなと。
いまの病院ってこうなのか、夫は駅から待合室までに私を必要としてただけなのかとショックだった。

そして、えらいこと、待たされた。
なぜ、こんなに長いのだ、あんなに症状軽そうだったのに。
隣の診察室は、どうもおばあさんを診察しているらしく、大きな声が聞こえてくる。
さっきのタクシーで3回吐いたらしい患者も着いたらしい。
そして、また沈黙の待合室の廊下。
点滴するのかなと考えながら、持ってきたハーブティーを一口飲んで本を読み始めたら、夫が出てきた。
浮かない顔なのだが、顔も黒くないし、苦悶の表情もない。

夫:「パリエット(胃薬)の飲み忘れが原因だろうって。あんなに時間かけて質問されたのに詐欺みたいだ」。
(私の心:ええ、本当にそれだけ?!激痛だったんじゃないの?こっちこそ詐欺みたいだよ!!)
私:「他の検査はしたの?問診だけ?」
夫:「質問に答えただけだよ。だから詐欺みたいなんだ。」
私:「まあ、大事に至らなくてよかったじゃない・・・」

会計までしばらく掛りそうだったので、近くにコンビニなどないか探しに行ったが、民家の先は国道でなさそう。
夫から電話があって、会計は終わった、タクシーはどこに頼もうかと。
病院の出入り口近くには必ず公衆電話があって、そこにタクシーの番号が大抵は書いてあるはずだと伝えた。
私にとっては常識なのだけど、そういうことも初めて知ったのだという。健康万歳だこりゃ。
帰りのタクシーは、俺が道案内するから口をはさまないでと。元気じゃないか、のお。

帰宅して、風呂に入ったら痛くないとか、蒸しパン食べて痛いとか。
翌日、朝の用意でたまたま洗面所の鏡の前に二人で並んでいた時のこと。

夫:「よーし!今日も気合い入れてくぞっ!!」
私:「・・・・・・、ばかじゃないの。」
夫:「えぇ、なんで??」
私:「昨日の今日でよく言うよ、ばからし。」
夫:「なんだよぉ、よくなったんだからいいじゃないか、ばーーか!」
私:(無視)

さて、それから約1週間が経ちました。
この間、言いつけをよく守って消化のよいものを採ってくれましたが、そろそろ普通食(油控えめ)でいいでしょう。
最近、私は起きる度に口が酸っぱいので逆流性食道炎かなと調べていたら、どうもこれにもパリエットが処方されそう。
夫とおそろいの薬になると、余ったらちょうだいとか言われそうで、しばらく秘密にしようかと思います。
夫は、早ければ今度の土曜に胃カメラなのですが、たぶんFD(機能性胃腸症)なので、異常はないだろうと予測します。
ただ、ポテトチップスにコーラとか、寝る直前に食事とか、チェーンスモークとか生活改善してくれなきゃ元も子もないので、
来年はアラフォーだとか、もう若くないことを洗脳して行かなくっちゃなのです。
タバコ吸ってる人が言っても説得力ないのですが、ついに私もタバコやめようかなとか考えはじめまして。
でも、保険適応にならないのよね、パンフレットやHPでみる限りは。自力じゃ自信ないし。
前向きに検討したいけど、面倒くさいのと精神面の悪化が待っていそうで、ずるずるしています。

夫のおにいさん

2011-11-23 16:34:56 | Weblog
今日は、勤労感謝の日ですが、だんなさまは今日もお仕事。
いつもありがとう!と感謝するべきですが、そんな気分じゃありません。
私の勤労は軽んじられているし、我がままが酷いのです。
この前、あまりにも自分のやりたい放題で、約束まで反故されたので、大暴れしてやりました。

あいつは、普通の喧嘩が出来ないのです。だからこその演出ですが、すごく怒っているくらいにしか映らないようです。
崩壊家庭というには大げさかもしれませんが、自分の育った家が家族の絆が希薄な家庭だと気づいていません。
おにいさんは、自殺していますが、生前のエピソードを聞くとあまりにもかわいそうです。
小学生のとき漫画雑誌を万引きしましたが、母親は弟に買わせることで解決したと思っていました。
弟は障害があり、弟が母親に怒られているのを見て、「お母さん、××(弟)のこと嫌いになっちゃった?」。
それを聞いた母親は不思議に思いながら、おにいさんの気持ちは聞かず否定だけしました。

おにいさんは、ほとんど友達がいませんでした。いじめにも合いました。
進学した高校のレベルではかなり頑張った人が入れる大学に進学しました。
一方、弟は県内でトップレベルの高校へ推薦入学、入学金不要の特別待遇です。
それでも、おにいさんはたった一人の友達と好きな車の話で仲良くなり、某有名カーショップに就職しました。
翌年、弟は第一志望には落ちましたが、とある理数系大学に進学しました。当時、その学科は日本では2番目のレベルでした。

おにいさんは、仕事場で殴られたのをきっかけに失踪しました。
銀行の引き出し記録を手掛かりに警察と家族で探しました。
富士吉田に長いこと滞在したようですが、そのまま南下し九州で発見されました。
そのとき、おにいさんは死んだような顔をしていたそうです。

家に帰り、父親と母親はなんでも好きなものを買っていいから一緒に暮らそうと言いました。
アパートの一人暮らしはやめて、好きなスポーツカーを買うことにしました。
それから、いままでしたことのない外食をその車で行ったりしたそうですが、食事中会話はなし。
とうとう、「何が家族団欒だ!もうこんなのまっぴらだ!」と怒ったそうです。
きっと、腫れものに触るような扱いだったのでしょう、強く反論する家族はいませんでした。

しばらくして、小さな会社に就職しました。
それでも、家では自室で「死にたい!死にたい!」と何度も叫んでいたそうです。
そして、まるで子どものように、自分のにおいのしみ込んだタオルケットいつもまとっていたそうです。
弟は、無視を決め込み、3年以上口をきかないで、伝えたいことは両者母親を介してだったそうです。
その頃、私は弟である夫と出会い、おにいさんのエピソードを聞く度に心配で何か心が重くなっていきました。

おにいさんとの初対面は、棺の窓越しでした。
何度も職場近くのカプセルホテルに泊まっていたこと。
死亡が発見されたホテルには、翌日仕事場に持って行く用意があったこと。
保険金など犯罪に巻き込まれた様子もなく、解剖で不審な点もなかったこと。
そして失踪した過去や日常的に「死にたい」と言っていたこと。
死因は、突発的な自殺であろうと警察が話したそうです。
家族は、それで納得したのでしょうか、気が楽になったのでしょうか。
全然、「突発的」じゃないと私は思います。
なるべくしてなった、適切な対処を欠いたことによる、悩み苦しみ抜いた自殺だったのではないかと。
既遂率の高い方法でしたし、医療機関にはまるでかかっていなかったそうです。

とにかく、おにいさんは死んでしまいました。
本人たちの前では言えませんが、あの家庭がおにいさんを追い詰めたことは間違いないと思います。
だから、私と夫のこの家庭では、あの家のルールは一切適応したくありません。
夫は、育った家庭を常識と考えていますが、非常識過ぎます。
子どもだったら「うちはうち、よそはよそ!」と言えますが、自分は人並み以上に頑張ってきたという自負のある大人はだと、
何を教えるにも訂正するにもその理由を伝えるのもなかなか厄介なものです。

夫は、夫婦団欒について、まるで仕事のように12月3日に予定を設けました。
そういうことじゃないけど、少し前進したかとあえて否定しませんでした。
友達の親友という立場の人が逮捕されても、「借金があったらしいから」程度の報告でした。
私も何回か会ったことがあり、話したこともあったのでショックだったのに、受け止めてくれません。
当たり前のことにするには、すごく時間と労力がかかるのだと痛感しました。

勤労を感謝せず、一番コアの家族である私との絆が優先だということを知らしめたいと思います。
まだ、手段が思いつかないので、今日はたぶん決行できないでしょうが、とりあえずもう仕事の話しは受け流します。
本当に、これだけは譲れないのです。
なんせ、家訓が「人に迷惑をかけない」という家庭で育ったのですから・・・。家訓ってほどじゃないし、皆さん子どもですか?

押してダメなので、どん引きしてみます。

お手紙でやや安心

2011-11-19 10:35:22 | Weblog
昨日の今日だが、私有地の管理会社からのお手紙がポストに入っていた。
約20箇所を1mと10cmで測定し、国のガイドライン(1m)に基づくとセーフだったそうだ。
でも、自治体のガイドラインだと、年間量に換算するとアウトな箇所があって、そこが立ち入り禁止になっていたらしい。
該当する5箇所は、高圧洗浄や天地返し(土の入れ替え)の対処を予定されている。
その内の一つが、うちの真下だったのだが、土を取り替えるってbushはどうするんだろう。
ひっこ抜くのか?そのままにされたら、お茶みたいに吸ってるんじゃないかと思うのだが、よく考えたら食べないや。

一応、お手紙には「該当箇所の土には触らない」ようにとも書かれていた。
自治体の回答は、学校や公園じゃないんなら、自己判断してくれよといった方針。
なんだか、管理会社に比べて冷たいじゃない。まあ、規模が違うからそんなもんか。
どういう経緯で測定する運びとなったのかは、大体想像がつく。
それでも実施してくれて、結果まで報告し、対処までしてくれるなんて、管理会社よありがとう。
でも、3月に地震があって、あの頃ホットスポットだと言われ、今頃測定ってと結構時間がかかったもんだ。
う~む、よかったのか運が悪かったのか、よく分からん。風のきまぐれのせいにもできないし。

近日、実施予定なので、それまで外に洗濯物を干すのは控えるつもり。
近づかなくちゃ被害はないと言われても、土は舞うじゃない。
今更だけど、そうすることで、精神衛生的にも区切りをつけたいから。
いや~、何だかんだ、私も気にするようになっちゃたな。

教訓になったのは、対岸の火事とか他人事と思うことだけが、必ずしも心を安定させるわけではないこと。
なんとも言い訳がましいが、一線を越えたくなかったし、そうしなければ冷静でいられないと思っていた節がある。
正しい知識は、いかなる時も必要で、関心は持ってもそこまで邪魔にはならない。
大変だなぁと思ったり国の対応の遅れに不快になったけど、自分の位置する処と被災地とははっきりとした線で分かれていた。
たとえ他人だとしても、仲間意識を持ったり隣人のように思う気持ちは、今まで抑えてきたけど、持っていてもいいんだ。
かといって、いますぐ何かしようと思わない自分に安心したりもする。
極端には、ならないでおきたいから。

伝えたり行動しなくても、自分で分かって考えているだけでもいじゃない。
そんな風に思えるのだ。冷たいと思われたとしても、浮かれたりいい気になるよりよっぽどまし。
自分の基準がある人なら、分かると思うけど。
別に否定とかじゃないし、押し付けたいものでもないけど、変に空回りする歯車に巻き込まれるのは痛々しい。
問題の核心を一人で解決できないのは明白で、同じ目的の集団も集められないし、そんな気力と体力と信念はない。
だけど、考えることはできる、だからその位でとどまるのが自分で選んだ方法なのだ。
怒りにまかせて侮辱したり、説得するような物言いでの押し付けは、ゴメンだ。
私は、自然に話したい。考えたい。そして聴きたい。

立ち入り禁止

2011-11-18 09:01:43 | Weblog
小学生の頃、チェルノブイリについて書かれている本に「死の灰は世界を一周した」と明記されていたのを記憶している。
先生が驚いて、「どの本に書いてあったの?」と聞いてきたが、窓側の本棚にあったことしか覚えてない。
窓側の本は、ざっと200冊くらいあったので、タイトルも忘れてしまった私にはもう探し出せなかった。
そういえば、幼稚園生の頃だったか、母が「放射能があるから外で遊んじゃだめ」と言った日、空を見上げると暗い曇り空だった。
でも、それは死の灰の色ではない。ただの空だ。でも、とても怖かった。

関東地方では、いくつもホットスポットが見つかっている。
私の実家もしかりで、母は原因についてあれこれ話すが、仕方ないじゃないとなだめるのが私の役割。
夫の実家は、家庭菜園どころか、畑を借りて野菜を育てていたが、最近じゃ食べるし送ってくる。
私も気にしてないからと拒まないし、皮を厚くむいて湯がけば結構大丈夫らしいからと伝えた。
小さな子どももいないし、たぶん今後もいないので、本当にあまり気にしていなった。

ところが、私の住む土地もホットスポットだったのだ。
詳しく書くとアレなので、細かいことは省くことにする。
今朝、ゴミを出しに行ったら、いきなり「立ち入り禁止エリア」が出来ていた。
しかも複数箇所で、私の住む部屋の真下にもあって、思いだすと何日か前2人の作業員がそこで何かしていた。
うちの物置は、そのすぐそばにあって、道具を置かれていたので、自転車を入れたいからどかしてもらう様に頼んだのだ。
2人は場所を移し、ごにょごにょ話してしたが、テレビでよく見る計器を持っていたので、ああと気づいた。

立ち入り禁止になったからには、高濃度なのだろう。
他所では、堆肥とか枯れ葉に蓄積されるように報道されているけど、私のとこはそういうのはない。
どうも、bushの方の木が濃厚らしい。
掲示板には、所せましとソレ関係の張り紙があり、なんかさすがにビビってしまう。
昨日まで何も考えず通っていたところが、突然危険を臭わせる「立ち入り禁止エリア」に指定されたのだ。
洗濯物も布団も外に干すのはよくないかとか、物置には近づかない方がいいかとか、考えている自分。
おいおい、あんまり気にしないんじゃなかったんじゃないのか。
でも、1メートル離れれば影響ないというのは信じていい情報なのか。
というか、それよりなぜこんなに離れた場所にと疑問に思うようになる。

でも、やっぱり仕方ないのだ。
それほど受け入れ難いことじゃない。
今まで通りの生活をしていくだろう。
立ち入り禁止エリアに入らない分には安全だと思ってみよう。
ある意味、事件現場のように。

だんだんだん、だんなさま!

2011-11-14 14:26:44 | Weblog
どうでもいいが、私は夫から「先生」と呼ばれている。
もちろん、私は「先生」と呼ばれる職業や立場になったことはない。
ニックネームの様なものだが、あまりにも上下の関係性を示してしている気がする。
なぜなら、それに加えて、夫を名前の最初2文字で呼び捨てるか、「てめぇ」とか「このヤロー」と言うから。
中立的なのが「あんた」。「ねえ」や「ちょっと」、「おーい」もなのか。
いつの間にか、一昔前のおっさんが女房を呼ぶようなボキャブラリーを身につけてしまった私。
かといって、名前に「ちゃん」や「さん」も今更恥ずかしい。

そこで、「だんなさま」と呼んでみた。
この呼びかけは、その続きの内容をまろやかにするようだ(?)。

「だんなさま、夕食の用意が整いましたが、召し上がりますか」
 (ねえ、ごはん出来たけど、すぐ食べんのー?)

「だんなさま、夕食をテーブルに運ぶので、支度をしていただけますか」
 (ちょっとー、コタツの上、早く片付けてよ!運べないじゃん!)

「だんなさま、いいかげんにしてくれないと、わたくし、怒ります」
 (おい、さっきから何度言わせてんだよ、早く片付けろっ!)

「だんなさま、ドレッシングを忘れてしまったので、取ってきていただけますか」
 (あ~、ドレッシング忘れた。動けない、取ってきてー。)

「だんなさま、もうお皿を洗いますので、なるべく早くご自分でお下げくださいまし」
 (ねえ、早くしてー。CMになってからでもいいから、自分でやってよ。もう洗い始めるんだからね)

「だんなさま、いいかげんにしてくれます?先ほどから同じことを繰り返しお伝えしておりますが」
 (おい、さっき自分で下げるっつったろー?早くしないと汚れが落ちにくいんだよぉ!)

「だんなさま、一区切りしたら、お風呂のセットをお願いします」
 (あ、お風呂セットしといてー)

まろやかになっているな、うん。
比較してみると、己の日常の表現、又は夫への扱いかはひどいかなぁ。違う態度の時の方が多いはず。
だんなさまは、私のべらんめえ口調をやめて欲しがっているが、特に不快な時やイラつくと出てしまう。
でも、いらつきながらも「だんなさま」から始めると自分で可笑しくなってくる。
命令するような内容でも、余計なまどろっこしい丁寧さが加わると、ぼよよんと跳ねて相手も受け取れるからだろうか。

ところで、最近の私は、「とんがってない」そうだ。
だんなさまが仰るに、攻撃的な表現をすることが減ったという意味だそうだ。
「だんなさま」効果テキメン?

ふと、死にたいとおもった

2011-11-07 22:28:22 | Weblog
眠れないと、わることばかり。
過食と死にたい気分。
なんで、よくなっているのに。

こんな自分、いつ以来だろう。
ひとりぽっちの就寝時間。

デパスを飲んだ。
早くねれますように。

どうしたんだろう。
こんな急に。

寝よう、寝ちゃえば、朝には治ってるはず。

弁解不能、言い訳ばかり

2011-11-07 11:01:52 | Weblog
「ホンマでっか!?TV」という番組で、かなり前だが、
女性は排卵日に一番魅力的になるという説があった。
その理由は男性が繁殖を目的に女性に気持ちが向きやすいようにするため、だったかな。

それから、生理前と排卵日の肌の様子を観察してみることにした。
生理前は、大きなニキビができやすく、小さなぽつぽつで肌ががさついている。
排卵日は、まるでそれに合わせたように、ニキビが治まり、肌がつやつや。
繁殖の予定はないので、ただの自己満足だが、いつもより化粧映えする。

今日は、その化粧映えする日だったので、美容院へ行ってきた。
といっても、525円の前髪カット。

いつも鏡の前に座ると直面する自分の姿。
私って、こんなに肉がついてるんだ、と凹む。
服の下のだらしない贅肉が見えるようだ。…いや見えるよ。

JIS規格の日本女性のサイズを調べ、自分の体を採寸してみた。
身長以外、LとLLに当てはまった。
随分と贅肉が繁殖してしまったのう。
私は、45~48kgでS、50~53kgでM、55~58kgでLだった。
だから、現在の体重だと60~63kgでLLになるはずだ。
しかし現実は、その次の3L分の体重があるのだ。

LLのサイズで間に合うのは、きっと筋肉質だからに違いまい。
と信じていたが、体脂肪もがっつり肥満だった。
欲張りません、どうかLサイズになっておくんなましー。
全身くまなく脂肪が増えているが、収拾がつかないからと放っておいたわけじゃない。
けれども、最初の入院で増えてから、ほとんどずーーーっと60kg台をうろついている。
運動したり食事を控えめにするのに、あまり減らず現状維持にしかなってないのが現実。
こんなに努力してるのにと話すと、返ってくるのは「頭を使ってないからじゃない?」が多数派。

確かに、頭使ってない。
難しいこと考えてない。
資格などに向けて勉強してない。
働いてもいないし、人間関係に悩むこともない。
人間って、楽すると太り、考えないと太るのか。
じゃあ、極楽は大変な肥満王国だろうな。けっ。

でも、自分ひとりじゃ何を勉強したいかよく分からない。
通信教育を勧められるけど、なんか嫌なのだ。
もっと、はっきりした目的じゃないと馬力がでない。
一筋の光は、あるといえばあるのだけど。

ああ、もうっ!!
言い訳ばっかで、自分に腹が立つ!
障害年金の貯金は、学校にいける額ある。
だけど、それは夫が許さないのだ。
前例を作らなきゃ、地味な一人の作業をこなさなきゃ。
なんでもいいなら、どうでもいいのに。

うーあーあー、うーあーあー。

なんで真面目に向き合えないんだろ、言い訳ばかり。
習慣を作ること、習慣を増やすこと、習慣をこなすこと。
ルーティンワーク+α、学生時代のようにこなせるようにしたい。
発病が早かったから、フルタイム勤務したことがない。
知らないからこなせない?それは人次第?自分を甘やかしてる?
頭悪いから、分かんないよ。
でも、ちゃんと考えないとダメになる。
もう、ダメな自分の方が慣れちゃったんだ。

それでも、変わりたいのだ。

夫の仕事と私の生活

2011-11-05 09:59:32 | Weblog
私の夫は、SE(システムエンジニア)である。
その業界に詳しくはないが、結構過酷に思える。
住んでいる社宅のほとんどがSEなのだが、帰宅時間が概ね遅い。
だから、私だけではないだろうが、夕食を一緒に食べられることなんてほとんどない。

先月、夫は18日間連続夜勤(休日なし)だった。
毎日くたくたになって朝帰りで、日中ずっと寝ていた。
起きるとシャワーを浴び、一緒に夕食を済ませ、出かけていった。
最初こそ細心の注意を払い、食事内容に気を遣ったり話題を提供し和ませた。
だが、1週間もすると、毎日顔を合わせ、夕食で何でもないような話しが出来ていい生活に思えてきた。
夫と一緒にいる時間が長くなって、嬉しかったのだ。

朝の8時くらいの帰宅が多かったので、6時半か7時には起きて、帰ってくる前に洗濯は済ませることにした。

朝、目覚めると、まず窓を開け換気し、鉢植えに水をやり、猫の食事を用意してから、顔を洗う。
パジャマから着替えて、洗濯を開始し、自分の朝食(夫は自分で買ってきたいらしいので)を済ませる。
前日に残していた家事やトイレ掃除をし(私はトイレ掃除が家事で2番目に好き、1番は食器洗い)、大体洗濯が終わる。
早い時は、この位の時間で夫が帰って来るのだが、そう頻繁ではない。
洗濯物をベランダに干し、掃除機をかけると、私は満足し、タバコを一服する。
この時点で、まあ遅くても大体8時半くらい。

9時までに朝の家事が終わると、とても自由なのだ。
自分のしたいことは自由に選べるし、お店の開店時間にも十分間に合う。
だが、私の自由は、午前中だけなのである。
シンデレラよろしく、昼の服薬を12時飲めば、だるくなって活動なんてとても出来ず3時間は寝てしまうのだ。
だから、朝の限定3時間は、貴重で有意義に使いたいので、集中して本を読んだり用事をこなした。

一方で、夫は日々弱って行った。
段々、顔が黒くくすんで、段々寝室が臭くなっていった。
仕事内容は書けないが、とんでもない事態でちっとも上手くいかないらしい。
突然前触れもなく、夜の10時から勤務なのに、夕方6時に家を出ると言い出したりするので、
私も昼寝から目覚めると、すぐに洗濯物を取り込んで、夕食の用意をし始めないと間に合わない。

でも、こういう生活をしていたら、今思えばルーティンワークとなっていた。
これこそ、社会リズム療法ではないか。

実は、新宿文化センターで行われた「NHKハートフォーラム」に参加していたのである。
社会リズム療法の最低限の5項目を記録し始めることにした。
夫の愛するエクセルで、エクセルと相性の合わない私が、夫を頼らず作ってみた。
項目は、起床・人と初めて接触・仕事開始・夕食・就寝の時間と、それぞれの目標時刻。
後は、その日の気分を-5から+5までで記録するのだ。

やってみて、目標時刻なんて最初から決められなかった。
だから、最初の1週間は、とりあえず結果だけ記録した。
それだけだと、心もとない気がしたので、外出先や普段と違う出来事などもメモした。

たぶん、目標の起床は朝7時、夕食は夜7時、就寝は夜10時半になりそう。
人と初めて接触・仕事開始は、なんとも難しい。
私の場合、夫におはようを言う時間と家事を始める時間になるのかな。
この2つは、あんまりしっくり来ないのだ。

さて、もう11月になったが、夫はまた夜間勤務が始まった。
「また~?もうSE戦士だね」と言ったら、「いや、オレは勇者だ!」と。
それなら、仕事好きの正義感あふれる体育会系理数思考の勇者ですな。
痩せていても、サッカー部の名残で筋肉があり、とても美しい体型だった夫は、
1年で6kg痩せて、ひょろひょろの薄っぺらになってしまった。
服は、スーツも含めて、ぶかぶかでみごとにサイズが合わない。
それなのに、忙しいとそのままにしていた。

先日の文化の日、夫は本当に久しぶりに丸1日休みとなった。
休ませてあげたいが、スーツ、靴、喪服、Yシャツなど買ってきなさいと説得。

「ベースの修理と無線LANが優先、スーツは買いたいけど、靴や喪服なんて優先しないから!」

それでも、私が呪文の言葉(非公開)を唱えると、「そうか…」と分かってくれた。
戦う勇者よ、人生は思い通りにばかりならんのだよ。
そして、勇者は今朝も朝帰りして、HPを回復しているのでした。

病気の手触り

2011-11-01 10:16:35 | Weblog
My sluggish life is maintained my health.

体がだるい。
のろのろ運転でも自転車はきつい。
背中が重いし鈍く痛い。
食事なんてほとんど作ってない。
やる気がないので煙草が倍に。
テレビも漫画も面倒だ。

My cat poked me out of my slumbers.

薬のためかよく寝る。
朝も昼も夜も。
でも、飼っている猫がまどろみを邪魔する。
無視しても撫でても何か主張している。
猫の知能はせいぜい人間の2歳らしい。
ただ一緒に居たいのと遊んで欲しいのだろう。

I've lost my sanity.
There's little prospect of full recovery, I'm afraid.
I'm insecure about my life.
The future doesn't look promising.

それでも時間は進んでいく。
だから、私も進んで行こうと思う。