さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪多重がん患者、怪しの風邪をひく!

2005年05月16日 01時38分43秒 | さくら的非日常の日々
今年のGW(ゴールデンウィーク)は、散々だった。

5月3日。久しぶりに福岡から次男一家を迎え、近くの長男一家も誘って食事に出かけ、食後はカラオケで幼い子たちの歌を手拍子で楽しんだまでは、…良かった。

ところが、翌4日は恒例の墓参で、三重県の鳥羽から松阪に移動する途中も、なぜか体が熱っぽく、すぐに横になりたくなる。
「おかしい? いつもと、体が違う…」
途中、薬局に立ち寄り体温計を借りて計ったら、なんと39度5分の高熱が出ている。
平熱が35度7、8分程度だから、これは相当の熱発だ。
押し頂くようにして売薬を飲み、菩提寺の駐車場に置いた車中で、横になったままご先祖様を遥拝する始末。食事の都度計る血糖値も、昼食前=238、夕食前=397といった有様で、ろくに食べてもいないのに、コントロール不能に陥った。

何を隠そう、私こと多重がん患者にしてHbA1c=7,4の糖尿病患者なのだ。
6日、這うようにして大阪のNTT大阪西日本病院へ。主治医の元村Drは非番であったが、「お願い! 院内にいらしたら採血データを見ていただいて!」と受付のナースに頼む。

平成4年に乳がん(1期C)、翌5年に卵巣がん(3期5か所転移)を病んだ。紛れもない進行がん、家族ともども、余命半年を覚悟した身である。日ごろは、元気そうに暮らしていても、一旦緩急あれば「転移? 再発?」を疑うのは、心の奥底に潜む不安のなせる業である。

この日は結局、「風邪」との診断で、念のため9日に腹部エコ-の予約を入れて帰宅した。
体温の日内変動は、39度6分、37度8分、38度2分、36度7分…。

まだまだ油断できない、怪しの風邪ではある。
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