
9月3日(火) 晴
午後7時から9時まで、三重県医療保健部の「看護職員確保対策検討会議」(ZOOM会議)が開かれた。
コロナ以前は、県都・津市の県庁内会議室などに出向いていたものが、今はZOOM利用のオンライン会議になって、移動の煩雑さがなくなり助かっている。
4年余りに及んだコロナ禍の功罪のうち、最大の功を挙げるとすれば、オンライン・ミーティングの開発と進化に尽きる。
なかでもZOOM会議は、コロナ禍で互いのコミュニケーションが取りづらい中の企業戦略に、欠かすことのできないツールとなった。
2011年にアメリカで設立されたZOOMビデオコミュニーケーションズは、その利便性からわずか10年あまりで全世界を席巻し、創設者の中国出身アメリカ国籍取得のエリック・ヤンは、瞬く間にフォーブスのリストに名を連ねるようになった。
ただし、利便性の裏には、秘匿情報の一切を同社に把握されているという懸念がぬぐえないけれど、今夜の会議は公開であるからその心配もない。
県下の医療関係機関の代表が15人、前三重大学医学部教授の堀浩樹氏を座長に、片田範子三重県立看護大学学長、小西博三重県医師会理事、谷眞澄三重県看護協会会長ほかが、それぞれのお立場からZOOM画面で発言しておられる。

冒頭、一見勝之知事がご挨拶なされ、多分、今夜の報告事項にある「昨年にインドネシア保健省からの表敬訪問を受け、その後協議の結果、同国から有為の看護系人材の受け入れや就労支援など、全国初となる覚書締結」について話された、と推察する。
少し歯切れの悪い報告だけれど、それというのも、会議の始まる10分前に携帯メールに「名張地方に雷雨襲来」との緊急内容が流れていた、そのせいかさくら♪のZOOM会議室への入室がしばらく許可されず、県庁からの発信はクリアな画面で見られるけれど音声は繋がらず、こちらの画像も反映されないままであったためだ。
この夜の検討内容は、ほどなく三重県のHP に公開されるはずなので、イケメン・一見知事のご発言内容は明らかになるでしょう♪
ご一覧くださいね。

20分後には、やっと双方向通信が可能になり、さくら♪も以前から発言してきた高校生の看護職志向への県の取り組みについて、改めて確認させていただいた。
志を持って就業体験を受け、その上で進路を決めることが看護職員の就業率向上につながり、また、離職率の低減にいささかでも寄与するのではないかと思われるから。
さくら♪の立場は「県民代表」であるので、一県民として看護職の問題点について広範な視点から自由に発言できるのが有難い。
会議は、事項書を追認するために為されるのではないのだから。 ね。
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