さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪あなたが逝ったあの日、こんなに暖かくはなかった…

2011年02月27日 23時26分46秒 | さくら的非日常の日々
2月27日 (日) 晴

64歳で逝った亡夫の18回目の祥月命日。

朝一番に、ヤマト便で福岡の二男夫婦からお供えのお線香とお菓子が届いた。
3日前には長男から電話があって、「今度の日曜は正定院様の祥月命日ですね。ばぁばの家でおいしい鍋でも囲みましょう」と言ってくれた。

夕方、長男一家がお供えを持って来てくれて、「ではでは、久しぶりにすき焼きをしましょう。 お父さんが好きやったよね」

昨日、華奢な車体の電動チャリで出かけてうっかり食材を買いこみ過ぎて、スーパーの受付に預けて帰った、あのお肉や長ネギや糸こんにゃく、お豆腐、卵などを、やおら取り出す。

あたし、相当ボケが進んでいるわ。
もう、ほんとうに、やんなっちゃうわ。
…てへへ、顛末を白状して、笑ってごまかす。

                ◆

夜、福岡の二男宅にお礼の電話をかける。

我が家ではさながら、【去る者、日々に新たなり】
未だに在りし日の亡夫の新しい話題が尽きない。

飽きるほどに語られた話でさえ、初めてのように互いに興味津々で語られる。
締めの言葉は、「お父さんって、ほんと、ええ男やったよねぇ♪」

晴れやかでおおらかで、媚びない、おもねらない。
人生観・死生観は「晴耕雨読」と言い、そのように定年後を生きて逝った。

「ええ男やったよねぇ♪」とあたしが言い、息子たちは黙ってうなづく。

ほんとうに、ヘンな家族だ。



              

良いお天気だったので、布団を干しにベランダに出た隙にみるくが脱走!
夫が逝ったあの日は、冷え込みの厳しい寒い日であった。
身も心も凍りついていた。

今日のこの暖かさは、なんとまあ。
せつないなぁ。

みるくは2階の屋根を、だだだ、だだ…、とととと…
走り回って、日向ぼっこして、2時間ほどを呼んでも戻らず。

やっと帰ってきたら、足の裏が真っ黒!
写真ではきれいそうに見えるけれど、なんの!

昼風呂に入れて、赤ちゃんの入浴よろしくタオルを胸にかけて手足をくるんで浴槽に浮かせてやったら、目を閉じてうっとりして、「ふぅ~♪」
いたって、お風呂好きなみるくですぅ。


              

食事の前に、ジョーシン名張店と連絡がつきメーンパソコンが戻ってくることになった。
2度目の修理からの戻りとあって、自宅に持ち帰ってからDVDが動かないのは困るから、というので、我が家からディスプレイまで持ち込み確認…

パパに同行してもらって、That's Right!

ありがとう!
ありがとう♪


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪チャリで出かけて、買いすぎて… | トップ | ♪冷え込む先夜、北の新地に隠... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

さくら的非日常の日々」カテゴリの最新記事