さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 戦後のうたごえ運動で、 一世を風靡した共産党員・ぬやまひろしの名歌『若者よ』をご存じですか?

2021年09月29日 23時21分02秒 | さくらジャーナル
9月29日(水)  晴のち小雨

『若者よ』
♪若者よ 体を鍛えておけ
美しい心が
たくましい体に からくも
支えられる 日がいつかは来る
その日のために
体を鍛えておけ 若者よ

1948(昭和22)年、作詞・ぬやまひろし(本名・西沢隆二)、作曲・関忠亮によって世に出た『若者よ』は、当初、歌やダンスで若者たちを取り込もうと考えたぬやまの提案を、快しとしなかった共産党の幹部によって批判され、埋もれたものが、太平洋戦争後の【うたごえ運動】の象徴のように歌われることになり、『ともしび』(ロシア民謡、訳詞・楽団カチューシャ)と共に、プロレタリア歌謡の二大名歌と位置付けられた。 
当時、高校生であったさくらは、教員を目指していた3歳年上の故・則子ねえさまの影響でうたごえ運動に参加し、たくさんの反戦歌を歌ったものだ。

今日、この日に、この歌をご紹介するのはほかでもない、午後から大阪に出て、心斎橋筋の人出が増えているのを見、見たところ全員が20代から30代と思しき若者たちなのを確認して、思わずこの歌が口をついて出たのだった。
下の画像は、豊崎2丁目角の蕎麦とらーめんの「麦と麺助」の店頭だ。
ここにも若い人たちの行列が、正午から午後3時になっても途切れず続いていた。

さて、ここからが本題である。
本日23時59分時点の、国内の新型コロナウイルス感染者は、170万326人で、治癒者は164万8073人である。
うち重傷者 が998人居られ、 亡くなった方が、1万7625人。
つまり、国のデータに見る限り、国民総数1億2693人のうち(わずか!)3万4628人が罹患者であることが、容易に知れるというものだ。
しかもこのうち、10代後半から30代の若者群が、全体の約60㌫を占めている。

冒頭に『若者よ』を、ご紹介した所以をお判りいただけたであろうか?
さくらは、コロナが蔓延し出した昨年の3月以降、幾度となく「(感染した身を慮ることなく外出する)不埒で不健康な若者群を憂える」とアラームを出してきた。

近隣諸国の若者たちの鍛えられ方を仄聞するにつけても、この国の未来を託す若いひとたちの心身の鍛錬、自助努力の取り組みを、福利厚生施策に盛り込むのはもちろん、若い人たち自らが、強い決意で生活習慣にまで落とし込んで鍛えていただきたいと、切に願う!

【たくましい体に からくも支えられる その日のために 体を鍛えておけ】

ほんとうに‼
                      

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自衛隊の歌じゃない? (通りすがり)
2021-09-30 18:14:52
これって、良い曲と思うけど、日の丸の旗や海軍旗なんかあしらって、タグも自衛隊ってついてるよ。
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はじめまして (めるも)
2022-07-07 18:18:19
通りすがりに見つけて、半日がかりでさくらジャーナルを読ませていただきました。
この歌は、高校生の頃、体育祭でフォークダンスの曲として覚えたのを思い出しました。
ダークダックスかボニージャックスが歌っておられたような?
さくらさんは、元記者さんだけあって、情報が確かで奥が深く、これからも愛読させていただきますね
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通りすがりさんへ (さくら♪)
2022-07-10 00:12:25
はじめまして、ようこそ、さくら♪ブログへ。
この歌は、さくらの記事の通りの経過で、今に歌い継がれています。
名歌は、右にも左にも愛されるのですね。
歌う度に、元気をいただけます。「うん、うん。そう、そう、って!」
返信する
めるもさんへ (さくら♪)
2022-07-10 00:49:30
はじめまして、ようこそいらっしゃいませ。
さくらジャーナルは、同時代の検証を少し気合いを入れて書いています。
お読みいただいて光栄です。嬉しいです。
「若者よ」、とても良い歌ですね。歌い継ぎたい名歌です。
返信する
同感 (佐々木)
2022-08-31 17:47:12
長男が新型コロナ陽性と診断された。ワンルーム独居で謂われるように不埒で不健康な若者群であったと思う。
妻が呼び戻しに行き、今後は我が家で養生し鍛え直す所存です。
陽性者と治癒者の差異を「国民総数1億2693人のうち(わずか!)3万4628人が罹患者」と言い切っておられるジャーナリストとしての矜持に感動しています。
さくらジャーナル、今後も愛読させてもらいます。
ご自愛専一に!
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