◎ 阿波十郎兵衛屋敷(伝統芸能の人形浄瑠璃観賞)本物を観賞する
のは初めてですが、しっかりした大きな人形で黒子さんが気にな
りません。流石にプロの演技で素晴らしいです。
◎ 巡礼おつるの傾城阿波の鳴門に登場する架空の人物,阿波の十郎
兵衛。盗まれた主君の刀を探すため盗賊に身をやつした十郎兵衛
は金欲しさに娘と知らずにお鶴を殺してしまいます。しかしお鶴
の所持していた手紙から刀を盗んだ犯人が分かり事件は解決する
といううお話です。巡礼おつるの名場面です。
◎ そしてもう1人の十郎兵衛は実在の人物、坂東十郎兵衛。徳川
家綱の時代、肥後米の1俵と阿波の1俵は換算が違うため、
船頭が差額の米を収入にすることができました。しかし十郎兵衛
はそれを認めません。この1件が他国米輸入を認めない幕府の耳に
入れば25万7千石の浮沈にかかわります。そこで十郎兵衛一人の
責任にして罪状も明かされないまま1698年に処刑されてしま
いました。70年後彼の非運を元に創作されたのが傾城阿波の
鳴門です。つまり阿波の十郎兵衛屋敷は坂東十郎兵衛の屋敷跡
です。他にも木偶(でこ)人形や衣装なども充実しています。
人形の動かし方の説明等聞けます。
◎ 四国霊場88か所の第一番の霊山寺です。発願の寺から全行程は
およそ1460キロ同行2人の長い旅になります。
多宝塔
昼食は阿波乃里で頂きました。美味しかったです。
鮨にうどんに天ぷら、煮しめ、香の物でした。
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