18枚目 THREE DOG NIGHT

◎『SEVEN SEPARATE FOOLS』(1972年）東芝音工 ￥2000

[SIDE 1]

1.ブラック・アンド・ホワイト（黒と白）
2.マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム
3.朝のプレリュード
4.ピース・オブ・エイプリル
5.ある愛のすべて
6.絆（絆）

[SIDE 2]
1.タルサに帰ろう
2.イン・ベッド
3.フリーダム・フォー・ザ・ステリオン
4.いたずら書き
5.ミッドナイト・ランナウェイ

　これは。ほぼリアルタイムで購入した1枚。72年の初来日には行けなかったが、来日中に愛川欣也が司会のフジTVの日曜日の夕方にやっていた「リブ・ヤング」にメンバーが出演していたのは記憶に残っている。ロックに“もの心”のついた時期の好きだったバンドのひとつ。
　昭和30年代初頭に生まれた(男子)世代にとっては、漫画月刊誌「少年画報」「冒険王」「少年」のどれかを買っていただろう。そして、その魅力は漫画以外に「付録」にある。本誌の中に別冊付録が必ずあった。(現在でも女性雑誌等で付録によって購買力が増すらしい)本誌に包まれた紐をほどく時の、わくわく、ドキドキ感はDNAとして残っている。
　ロックにもアナログ・レコードには、それがあった。普通はャXターやブックレットなのだが、このアルバムは、7人のメンバーがジョーカー等に扮している“トランプ・カード”が7枚付いていた。・・・by Mr.UNIVERSE