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第29回

2014年04月25日 06時52分00秒 | アーカイブス:出版物・印刷物
「音楽専科」音楽専科社 1973~ by Mr.UNIVERSE

 ミュージック・ライフと同様に数冊が残っている。73年の号が一番多いので、たぶんその頃から毎月ではないが1~3年くらい購入していたようだ。
 中学3年くらいからは、ミュージシャンの動向だけを追う情報だけではなく、かなり詳細なディスコグラフィーに興味を持ってきた時期。その意味では読み応えがある雑誌であった。
 73年7月号のビートルズ特集では、全アルバム、ソロアルバム、セッション参加アルバムに加えてブートレグまで掲載されている。今では、アーチストの完全ディスコグラフィーも掲載している雑誌も多いが、当時のメジャーなロック雑誌では音楽専科くらいだった(と思う)。

 73年12月号では「第2回73年度・音楽専科読者選定 ベスト・ミュージシャン中間発表」が掲載されているので、参考まで。(元々、カタカナ表記)

[Best Album]
1.リヴィング・インザ・マテリアルワールド/G・ハリソン
2.狂気/P・フロイド
3.イエスソングス/イエス
4.火の鳥/マハビシュヌ・オーケストラ
5.ライヴ・イン・ジャパン/D・パープル
6.アメリカン・バンド/G・F・R
7.山羊の頭のスープ/R・ストーンズ
8.聖なる館/L・ツェッペリン
9.太陽と戦慄/K・クリムゾン
10.レオン・ライブ/レオン・ラッセル
11.ブラザーズ&シスターズ/A・ブラザーズ・バンド
12.ザ・ビートルズ67~70/ザ・ビートルズ
13.キャラバン・サライ/サンタナ

[Best Group]
1.イエス
2.ウイングス
3.ピンク・フロイド
4.レッド・ツェッペリン
5.ローリング・ストーンズ
6.エマーソン・レイク&パーマー
7.ザ・ビートルズ
8.サンタナ
9.ディープ・パープル
10.キング・クリムゾン
11.マハビシュヌ・オーケストラ
12.ベック・ボガード&アピス
13.Tレックス
14.シカゴ
15.グランド・ファンク・レイルロード

[Vocal]
1.メ[ル・マッカートニー
2.ミック・ジャガー
3.ジョージ・ハリソン
4.グレグ・レイク
5.ジョン・レノン
6.ジョン・アンダーソン
7.イアン・ギラン
8.ロバート・プラント
9.ロッド・スチュワート
10.レオン・ラッセル

[Guitar]
1.エリック・クラプトン
2.ジョージ・ハリソン
3.ジェフ・ベック
4.ジョン・マクラフリン
5.ジミー・ペイジ
6.カルロス・サンタナ
7.スティーヴ・ハウ
8.リッチー・ブラックモア
9.デイヴ・ギルモア
10.メ[ル・マッカートニー

[Keyboad]
1.キース・エマーソン
2.リック・ウエイクマン
3.レオン・ラッセル
4.メ[ル・マッカートニー
5.ニッキー・ホプキンス
6.エルトン・ジョン
7.ジョン・ロード
8.ジョン・レノン
9.リック・ライト
10.ロバート・ラム

[Drum]
1.リンゴ・スター
2.カール・パーマー
3.ジンジャー・ベイカー
4.ビル・ブラッフォード
5.カーマイン・アピス
6.ジョン・ボーナム
7.ビリー・コブハム
8.イアン・ペイス
9.ジム・ケルトナー
10.アラン・ホワイト

 「中間報告」の号しか資料は無いが、時代の傾向は見てとれる。音楽専科読者層の傾向に偏るのは仕方ないと思って見て下さい。
 ベーシスト部門がないので、ギタリスト部門に含まれると思うが、そういうアバウトな部分は御愛嬌。
 元ビートルズ勢やプログレ勢強し、サンタナやマクラフリンなど“クロス・オーバー”といわれるブームの立役者も上位にランクインしている。意外と人気だったレオン・ラッセル。
 Best album15を見ると後年入手したものもあるが13枚は手元にある。70年代ロック黄金期だから当然か?(同世代の皆さんは、何枚持っているかな?)

コメント (18)
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