みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

2014.04.07 JEFF BECK

2014年04月14日 04時36分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
TOKYO DOME CITY HALL アリーナ 6列 45番 by headstorm

《セット・リスト》
1.Loaded
2.Nine
3.Little Wing
4.You Know You Know
5.Hammerhead
6.Angel
7.Stratus
8.Yemin
9.Where Were You
10.The Pump
11.Goodbye Pork Pie Hat
12.Brush With The Blues
13.You Never Know
14.Danny Boy
15.Blue Wind
16.Led Boots
17.Choral
18.Big Block
19.A Day In The Life
20.Rollin' And Tumblin'
21.Cause We've Ended As Lovers
22.Why Give It Away

 6月には70歳になるベック、60代最後の日本公演に参戦して来ました。
 今回のツアーは、日本からのスタート → オーストラリア → 韓国 → 欧州諸国を周る7月までワールドツアー。更に8月からは、ZZトップとの全米ジョイント・ライブを予定してると言う。マジに、元気な爺さんギタリストを拝みに…。
 この会場、ほんと見やすい。前から6列目、多少右寄りの位置での鑑賞です。

 ツアーメンバーは4人
Jeff Beck(G)
Rhonda Smith(B)…女性黒人ベーシスト、ジャズ・ファンク系で、元プリンスのバックメンバー。
Nicholas Meier(G)…スイス人。フラメンコギター、12弦ギターを操り、今回の編成では、キーボードが居ない分を、カバー。→ツインギターでの来日は、1999の《ジェニファー・バドゥン》を連れての来日以来だなぁ。
Jonathan Joseph(Ds)…パット・メセニーなどのバックを務めたベテランの黒人さん。
 特に注目は、リズム隊の二人!。二人は、黒人特有の実にグルーヴ感&重量感で、今までのフュージョン寄りの爽やかで軽めのライブとは一味違った、腹に響くビート感と、ねっとりとした感じの粘っこい音のバンドに変貌してた。
 客席から見て、中央にベック。その右後方にドラム。右側にギター。少し左後方にベース。その左側には、本来ならバイオリン奏者を配置する予定であったが、来日せず。その為、ステージ左側が少し空いた感じではあったが、その空いた前方に、ベックのエフェクターを配置。ベック自身が、その辺りで広々と演奏する場所となった。
 ステージの装飾は無いに等しく、実にシンプルで、ドラムセット、アンプPAが並ぶだけ。
 照明は、色のついた照明と多少のスャbト。数種類の動く模様が映し出されるくらい。会場では、フラッシュはNGだが、携帯撮影はOK。
 客層は、40代後半以上の男性が9割強!で、満員御礼の会場でした。
 来日公演寸前に、日本だけの来日記念盤《YOSOGAI》…まさに予想外のスペシャルEP企画を発売。会場の売店では、購入者に抽選で、ベックの直筆サインのCDケースをプレゼントと言う企画も。
 このツアーのセットリストはその新譜、ライブ盤『Live at Ronnie Scott's Jazz』(2013/BRIAN WILSONとのジョイントライブでの演奏曲)、70~80年代の代表曲を混ぜたセットリストとなった。…オイラの知らない曲もあったが、やはりアルバム用の新曲かなぁ?
 19時過ぎにライブスタート。客電落ちたら、スティビーワンダーの『SIR DUKE』に乗せてメンバーが登場。
 新譜からの「LOADED」でスタート。オオッ、デカい!音が!各バランスも良い!。
 「Nine」…新曲らしい?
 ジミヘンの「Little Winq」…クラプトンもカヴァーしたけど、まるで別の曲に仕上がってた。ラウドで泥臭い仕上がり、なかなか良かった。
 ギターは、ここまで曲ごとにチェンジ!。ドラムが、ラウドで実に良い。完璧!。ベーシストの彼女の見た目も、黒の丸レンズのサングラスで武装。各楽器の音も良く聞こえるし、問題無し!。
 ヤン・ハマーに捧げられた「Hammerhead」
 「Angel」ではスライドバーの妙技。あ~やって音(金属音)出すんだなぁーと関心。エフェクターのスイッチ入ると、多少シューシューと言う雑音を拾ってしまうのが、残念と言うか…惜しい。
 あの方も弾いてた「Stratus」。「Yemin」…またもや新曲かぁ?
 トレモロ・アーム大活躍の「Where Were You」、「The Pump」と、なじみ曲が来て中盤へ。
 やはり中盤のハイライトとなったのは、メドレーでプレイした「Goodbye Pork Pie Hat」~「Brush With The Blues」は、観てるオイラもかなり気合い入った!。
 新譜からの「Danny Boy」を挟んで、待ってましたの「Blue Wind」。キーボード無しは残念だが・・・。それから「Led Boots」と続いて後半へ。
 本編の締めは「A Day in the Life」。
 ほんと、ベック凄いよ。髪形、体型は昔のまま変わらんし…。サングラスに、白のストラットが似合い過ぎだし。ギターの鋭いフレーズも、キレも、半端ないし。ピッキング、スライド、ワウ、アーミング、ボリューム奏法などなど、惚れ惚れしてしまう。ナンなんだこの爺さん!。
 それを見てるお客の我々はと云うと、アンコールまで立たず、ジッと真剣に聴き耳を立て、ベックの指さばきを目で追ってる方、多数。穴の開くほど見られて、ベックも含めてメンバーもかなり緊張したのでは、ないかなぁ(笑)。
 やっと皆さん起立!で、アンコールは2曲。
 「Rollin' and Tumblin'」…ベースのロンダのヴォーカル。オーディエンスをコーラスに加えての、ライブ唯一の歌曲。
 そして「哀しみの恋人達」。最後の最後にこの名曲が…。まさかの披露に感激。
 いやぁ~進化中だよ、2014年、今のジェフ・ベックを観れて、本当に良かった~。
 既に動画サイトの投稿も多数有り、後々良い音のブートの発売も…→あ、いや、間違い無くもう発売されてるなぁ(笑)。
 興味のある方は、確認作業に入って下さいね。
 とりあえず、相変わらずサクサクの報告でしたが、お付き合いどうもありがとうございました。

コメント (9)
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