Dead Line「Dissident」(1992) by Mr.Rapport
このアルバムはその昔ユニさんと六本木で夜遊びした際、WAVEで購入。
「三人のベーシストが壮絶なバトルを展開」というコピーに惹かれて買った記憶がある(横で「買わないと絶対に後悔するぞ」と、ユニさんにずいぶんと煽られたっけ)。
その三人のベーシストとは元マテリアルのビル・ラズウェル、元マハビシュヌ・オーケストラのジョナス・エルボーグ、元Pファンクの主要メンバーだったブーツィー・コリンズ。彼らをサメ[トするのが、元シルバー・マウンテン~イングヴェイ・マルムスティーンのキーボード奏者ヤンス・ヨハンソン。そうそうたる布陣だ。
サウンドのほうはプログレというよりも、ジャズ・ファンク・フュージョン・民族音楽などの要素をうまく配合したコンテンャ宴梶[・カルト・ミュージックに近い(まあ、だからこそプログレといえばプログレなんだけど)。
ただ、「三人のベーシストが壮絶なバトルを展開」というコピーは偽りあり。
基本的にバトルと呼べる曲はゼロ。一番ハードな曲でも、誰かがコードベースを弾き、誰かがリードベースを弾き、所々、誰かがチョッパーでアクセントを入れるという感じ。
こう書くと、「100選」に値しないように思えるが、さにあらず。一曲一曲の出来がなかなかいいのだ。ゆったりとしたリズムの曲が多いものの、ベース音特有の奥行きを最大限に生かし、新鮮な音空間を創り出している。そうした音空間に心を委ねると、別次元に移行したような錯覚が体感できる。これはある意味、クリムゾンやイエスといった70年代のプログレでは味わえない快感といっていいだろう。
以前、アルバムを「リンゴ」に提供。3~4曲、聴くことができるので、興味のある方はリクしてください。お勧めは、Who’s WhoとHeart of Darknessという曲(いずれもリンゴで聴けます)。
ただ、個人的には大音量で聴くというよりも、麻布・白金台・恵比寿あたりのアングラ・バーで、メーカーズ・マーク(バーボン・ウイスキー)を傾けながら、適音量で聴きたいアルバム。そう、Senecaさんのような美しい女性と語らいながらね。

このアルバムはその昔ユニさんと六本木で夜遊びした際、WAVEで購入。
「三人のベーシストが壮絶なバトルを展開」というコピーに惹かれて買った記憶がある(横で「買わないと絶対に後悔するぞ」と、ユニさんにずいぶんと煽られたっけ)。
その三人のベーシストとは元マテリアルのビル・ラズウェル、元マハビシュヌ・オーケストラのジョナス・エルボーグ、元Pファンクの主要メンバーだったブーツィー・コリンズ。彼らをサメ[トするのが、元シルバー・マウンテン~イングヴェイ・マルムスティーンのキーボード奏者ヤンス・ヨハンソン。そうそうたる布陣だ。
サウンドのほうはプログレというよりも、ジャズ・ファンク・フュージョン・民族音楽などの要素をうまく配合したコンテンャ宴梶[・カルト・ミュージックに近い(まあ、だからこそプログレといえばプログレなんだけど)。
ただ、「三人のベーシストが壮絶なバトルを展開」というコピーは偽りあり。
基本的にバトルと呼べる曲はゼロ。一番ハードな曲でも、誰かがコードベースを弾き、誰かがリードベースを弾き、所々、誰かがチョッパーでアクセントを入れるという感じ。
こう書くと、「100選」に値しないように思えるが、さにあらず。一曲一曲の出来がなかなかいいのだ。ゆったりとしたリズムの曲が多いものの、ベース音特有の奥行きを最大限に生かし、新鮮な音空間を創り出している。そうした音空間に心を委ねると、別次元に移行したような錯覚が体感できる。これはある意味、クリムゾンやイエスといった70年代のプログレでは味わえない快感といっていいだろう。
以前、アルバムを「リンゴ」に提供。3~4曲、聴くことができるので、興味のある方はリクしてください。お勧めは、Who’s WhoとHeart of Darknessという曲(いずれもリンゴで聴けます)。
ただ、個人的には大音量で聴くというよりも、麻布・白金台・恵比寿あたりのアングラ・バーで、メーカーズ・マーク(バーボン・ウイスキー)を傾けながら、適音量で聴きたいアルバム。そう、Senecaさんのような美しい女性と語らいながらね。
