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みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

2014.7.10 JAKE E.LEE/RED DRAGON CARTEL

2014年08月16日 05時46分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
CLUB QUATTRO by headstorm
当日券 整理番号722番

Jake E.Lee…(g)
Darren James Smith…(vo)
Jonas Fairley…(ds)
Ronnie Mancuso…(b)

《セット・リスト》
1.The Ultimate Sin
2.Deceived
3.War Machine
4.High Wire
5.Shine On
6.Shout It Out
7.In A Dream
8.Rumblin' Train
9.Sun Red Sun
10.Wasted
11.Feeder
12.Bark At The Moon

BADLANDS以来25年ぶりの来日公演に参戦です。

ギリギリまで参戦する?しない?を迷ってて、結局、東京2日目に当日券にて乱入です。
しかしながら、購入したチケットの整理番号は“722番”
まあオイラの後も、続々と当日券購入する方が多数居たから、750人以上は入ったのでは?
…前日の公演より集客あると、当日券売り場のスタッフからの証言も入手。

満杯の場内、とりあえずはハイボール片手に壁際にもたれて開演待ち。
参戦者の年齢層高く、7割男性。…大丈夫?皆さんオールスタンディングのライブ鑑賞は?と、思う間もなく暗転。

「The Ultimate Sin」
でスタート。フロアーの客が、始まった途端に前方に移動。フロアーに降りる階段前のオイラの目の前はガラ空きに、速攻フロアーに移動です。曲が終わる前には、中央7列目位まで進撃してしまった。
ギターの音が半端なくデカい。→他の楽器、ヴォーカルまで、それに合わせて上げるから、音はデカいは、多少バランス悪いで、耳が既に死亡~。

その後
《RED DRAGON…》から数曲~《BADLANDS》から数曲~《RED DRAGON…》~《BADLANDS》~《RED DRAGON…》と続き、締めは「BarK At The Moon」!!

各曲のギターパートを拡大、自由奔放に弾き捲り。
曲によっては、昔と変わらないスラッシャーや高速ピッキングの速や弾き。
エフェクターかけてスロー、ブルージー、スライドと、実に多彩な技を繰り出し、昔同様にステージで華麗に回転する57歳!

オイラも、皆さんも、ジェイクから目が離せ無い状況が続きます。…某巨体北欧ギタリストとは違って、ソロを取るもののバンドとしての纏まりも問題無し。

リズム隊は見た目地味だが、仕事は確か。新譜からの曲も、アルバムで聴くのと印象がまるで違って、70年代のクラッシックロックの様で、ジャムから進展してのインプロを祭り。

鉄壁のリズム隊にジェイクのギターが絡み、トリオ演奏のそこへヴォーカルが入るのだが、これがまたも良い誤算?・・・前評判の悪かったヴォーカルのダレンくん、ちゃんと歌えてます。←本業はドラマーなのに(笑)

レイ・ギランの曲も問題無く、ハイトーンヴォーカルで歌えての、大喝采(^_^)v そして、頭と終わりに、OZZYナンバーで挟んでの満足セット。
…欲を言えば、あと数曲OZZYナンバーを加えて貰えたら、大満足だったかなぁ。

更に、リズム隊をボブ・ディズリーとトミー・アルドリッジにって… エエッ?
だんだん話が、変な方向に(笑)

ん~結局、ジェイクは25年前と変わらないBADLANDSの2014版の再生って事でした。
何はともあれ、オイラは、今回のライブは、行って大正解だった。

サァ、次は、サマソニ報告予定です。
宜しく!

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2014.07.05 GBGB2014

2014年08月10日 05時14分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
ヤマダグリーンドーム前橋 by headstorm

もう1ヶ月以上前になりますが、此方にお邪魔させていただきましたので報告します。

本当の意味での、障害者と健常者のバリアフリーを目指し…
福祉支援、福祉車両購入を、音楽の力で生み出すフェスティバル!

オイラが会場に到着した時は、GATE OPENし、お客様が続々と集まり始めてた頃だった。

入場ゲートの脇は、福祉車両の展示ブース。前回の収益で購入寄贈した同型車両が展示され、注目が集まっていた。

入場ゲートからグリーンドームへ向かう通路は、車椅子で行けるスロープを登りドーム入り口へ。

ゲートやドーム入り口、場内では、客席等で迷ったりチケットを見つめたりしてるお客様に対して、積極的にスタッフやボランティアの方が声をかけ、案内したり車椅子を押したりと、実に無駄が無い働きをしているのがオイラの第一印象だった。

ドーム入り口周辺には、飲食ブースが17店舗立ち並んでおり、ロックフェスらしい賑わいとなってた。
…利用者の方々がテーブルで飲食し終わって立ち去ると、テーブルの聡怩Aレシーバー(無線機)を腰に下げたチーフ格のスタッフが、早々に率先して動いてるんだよ。

普通だったら、指示だけ出して本人は動かず、ボランティアの方々にやって貰うことは多々あるだろうけど、このロックフェスでは違ってた。
気がついた人が率先して、サクサクと動くんだよ。

実はこのロックフェスの運営は、信誠会を中心に、ボランティア団体を含め300人以上の方々が気持ちだけで働き、このライブが成り立ってる。

オイラ自身、社会に出るまでボーイスカウト活動やったり、好きが講じてライブのスタッフ・整理係のバイトをしたり。その後は地元で、何万人も集まる市民祭りの実行委員とイベント進行スタッフを10年以上やった経験があるから……このロックフェスを、ここまで、立ち上げるのが如何にタイヘンだったかを実感…

ロックフェスなどのイベントは普通、広告代理店やプロモーターが、金で請け負って仕切るわけで…

今回のフェスは、舞台設備や音響照明に関しては本職に依頼だろうが、それ以外、節約出来る事は自分達でやったて事だよね。
…実は、その自分達で行う箇所が、正直一番面唐ュさい仕事内容だと思う!
…だからコソ広告代理店等が、多額の金額で請け負うところでもある。

ちょっと思いつく所を、あげると…
駐車場、案内、飲食、物販、受付、警備、広告、宣伝、会計、アーティストのブッキング、タイムスケジュール、ヘアメイク、ケータリングetc…に分けて活躍では?

全体会議があって、振り分けられた部署ごとに、会合、打ち合わせしての流れ…
それも、皆さん普段の仕事以外の時間で行うからタイヘンなはず…

例えば
飲食担当は…全ての出店者の書類まとめて、平日保健所に申請出しに行く訳だし。
宣伝担当は…ャXターを貼ってもらえる店舗周りだし。
駐車場係は…アーティストの演奏を聴く事も無く、暑い野外での整理だし。
受付は…記帳セット自体を購入するところから始まり、名簿の照らし合わせ。
アーティストのブッキングには…半年以上前からのオファーだろうし。
会計は…全ての予算をまとめて、整理。

ホントちょっと、考えただけでもタイヘンな事です…

しかしながらこのような苦労が実り、このイベントに共感したアーティスト達が、手弁当持参で熱演を披露。

以下出演アーティスト
VIVID
ダイアモンド☆ユカイ
KIZUNA BAND
BOND OF ROCK'N ROLL
FLYING KIDS
ROGUE


各アーティストのライブの内容は、オイラが語るまでも無く素晴らしかったわけで…

そして、出演アーティスト達を観に来て頂いたお客様、フェスを作りあげたスタッフ、ボランティアの方々の皆さんの力で、今回も福祉車両が2台購入出来たとの事です。
ホント、素晴らし過ぎですよ(^_^)v

日本全国に、こういうイベント、ロックフェスが広がると良いとつくづく実感しました。

タイヘンとは思いますが、第3回も期待してますよ。

以下は、GBGB信誠会のサイトです。
気になる方は、一度覗いて下さいね↓

http://www.gbgb.jp/
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2014.04.12 DEEP PURPLE

2014年04月23日 00時07分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
日本武道館 2F 立見 2階 南 7番 by headstorm

Ian Paice(Ds)
Ian Gillan(Vo)
Roger Glover(B)
Don Airey(Key)
Steve Morse(G)

《セット・リスト》
1.Apres Vous
2.Into The Fire
3.Hard Lovin' Man
4.Strange Kind Of Woman
5.Vincent Price
6.Conract Lost
7.Uncommon Man
8.The Well-Dressed Guitar
9.The Mule(incl.Ian Paice Drum Solo)
10.Above And Beyond
11.Lazy
12.Hell To Pay
13.Keyboard Solo
14.Perfect Strangers
15.Space Truckin'
16.Smoke On The Water
~Encore~
17.Green Onions
18.Hush
19.Bass Solo
20.Black Night

【 後 編 】
 この来日公演は、2013年10月末に決定した。その時点では、今更土曜日に時間を割いてまで、大きな日本武道館で第10期DPを鑑賞する価値はあるのかぁ?と大きな疑問。
 それに過去の経験からすると、後々小さいな会場で、ウォーミングアップがてらの追加公演が決まるだろう位の気持ちでしたから、先行チケット販売も見送ってました。
 ところがどっこい、B誌はイアン・ギランが表紙を飾り、《BURRN!30TH ANNIVERSARY LIVE》と冠が付いた“行け”と言わんばかりのヨイショ記事満載(^^;)。
 更に調べてみると、今年は再結成から30年。あのギタリストが辞めて20年(笑)。武道館公演はなんと18年ぶり…。
 そして14回目の来日、通算70公演目がこの武道館公演!。最後の武道館公演と噂される中、名盤『Made In Japan』のDX盤の発売も決定!。来日直前の4月4日は、ロンドンでジョン・ロードのトリビュートライブも開催!。とにかく、何かにつけてお祭り騒ぎの節目の公演であることが判明。
 この様な出来事が重なった来日公演、誰がどう見ても“特別公演”、もしくはサプライズあるだろう!。もう追加公演は出ないと思い、3月末になって、やっと購入したですよ。
 オイラとしては目算を誤った感ありです。この時点で、北東のかなり上の席と立見席の選択肢しか無く、満員御礼寸前でヤバっ。取り急ぎ入手した立見席のチケットは、最上階の回廊、それも《南》!。
 ステージまでは、日本武道館内総ての席で一番遠い位置及び距離の場所。その位置からの、立ち見となれば、参戦記ネタとしては最高のチケットじゃないですか!。
 土曜日の興行の為、開場16時、開演17時。明るい時間の武道館は、ひさびさです。田安門の修繕工事も終わり、以前同様にスムーズに武道館着。外のテントでは、グッズ販売がかなりの盛況ぶり。
 武道館・西正面入り口では、皆さん記念撮影会。それを尻目に、階段を登り2階席入り口へ。館内を登る、登る・・・で、やっと立ち見席に到着。いゃ~もー笑うしか無いネ。
 ステージまでの距離と、アリーナ席との高低差にビックリ。まるで、スキーのジャンプ台みたい。
 その最上階の回廊では、観客がズラッと、お行儀良く並んでます。アルミの手すりにはちゃんと番号が刻印されているので、“自由”では無く、決まった場所にて立ち見をするワケです。因みに、外国人の方々多し。

 オイラはこれで、武道館のアリーナ最前列から2階最後尾席まで体験したワケですなぁ・・・。
 ここで、立ち見席情報。席の後ろは暗幕が降ろされてますが、これをまくると・・・窓です。それも汚ったねぇガラス窓。そのガラス越しに北の丸公園が見えましたよ。(笑)
 アナウンスで、本日の公演は映像・音声共に公式録画・録音され、オフィシャル販売するとの事。よって、カメラ・携帯での録画・録音は禁止です。ツー事で、皆さんオフィシャル映像・音源出ますょ~。
 ステージを観ると、センス良いのか?悪いのか?判断つかないけど、ブルーの模様が、描かれた幕で覆われてます。
 17時を10分過ぎたあたりで客電が落ち、ホルストの組曲『惑星』より、「火星/戦争をもたらす者」のBGMでスタート。
 DPのライブスタートの掴みとしては、様式美たっぷりのスタートでヨシ!(^_^)v
 BGMが終わるとブルーの幕が下に落ち、眩いばかりの照明に照らされて曲が…スタート!
 BGMに被りながらのあの名曲「Highway Star」・・・では無く、新譜の「Apres Vous」。ゲゲッ、やはり新譜を中心の通常のツアーかぁ?武道館の特別公演では無いかも…不安がよぎります。
 続けて、「Into The Fire」~「Hard Lovin' Man」~「Strange Kind Of Woman」と、パープル・クラシックが立て続けに演奏。「Strange~」では昔ほどでは無いが、ギターとボーカルの鰍ッ合いもあり。
 音響も良く、武道館の最上階でこの音とは・・・今更ながらビックリしました!。更に、DEEP PURPLEの来日史上一番豪華なライティングと、真後ろに控える映像設備が姿を表した時に、ハッキリと確信しました。これは、曲と照明・映像が見事にシンクロする仕鰍ッ。コンピューター制御でプログラミングされてる訳で、この曲の時はこの照明。この曲の時はこの映像って決まってて、完璧なショーの提供ではあるが、逆に考えると、型にはまったライブになりかねない・・・。
 ここまでの頭4曲は、昨年10月からのニューアルバム『NOW WHAT?!』のツアーのセットリスト通り。武道館のスペシャルライブは、サプライズが無いままにセット通り進みます。
 ライブの映像をステージの後ろに映し出しますが、スクリーンの作りが、5列に分割してあるので、ちゃんと一人一人の姿や演奏を映さないからわかりにくい。着てる衣装だって・・・ん?エエッ?。
 ギランのステージ衣装は、なんとタキシード(>.<)キャーっ。特別公演のサプライズは、この衣装だったのネ!イヤ~ン・ギラ~ン。
 それが分かったのは少し経ってから。やはり武道館の立ち見席は遠いってことです(笑)。だけど、ステージの中央に通路があり、通路を挟み右側・キーボード、左側・ドラム、通路前中央・ボーカル、右側・ギター、左側・ベース。の配置ぐらいは、遠くてもわかりましたヨ。
 5曲目は新譜から。「Vincent Price」を歌って、ギっちゃんは休憩に入りま~す。
 残りの4人で即興演奏~ギターソロを経ての、庶民のファンファーレ風の新譜からの「Uncommon Man」~ギターソロ三昧!。
「The Mule」~ドラムソロ!。ドラムスティックの先が光り、真っ暗の中でのパフォーマンス。
 今は亡きジョン・ロードに捧ぐ「Above And Beyond」。バックにジョンの映像が映し出されます。そのまま、キーボードソロ~「Lazy」。新譜の「Hell To Pay」~キーボードソロ~「Perfect Strange」~「Space Truckin'」(昔みたいに長くは演らないヨ)。
 往年のナンバーに新譜を交え、5曲目以降はギランの喉に負担をかけない様に、4人の即興、各楽器のソロを挟み込みます。…素晴らしい作戦です。
 スティーヴ・モーズ/ギターは、伝統の曲に敬意を払いながら、彼ならではのオリジナリティを発揮。ソロは渓流を泳ぐ魚の様な感じ。
 ドン・エイリー/キーボードは、ジョン・ロードらしい所はそのままに、他は彼の個性を出してきます。相変わらずの「上を向いて歩こう」は、お約束です。
 イアン・ペイス/ドラムは“元気だなぁ”の印象。安心・安定・曲と曲の繋ぎは彼にお任せってところ。
 イアン・ギランは予想外に歌えた!。途中で、タキシードからなんじゃそれ?って変なTシャツにお着替え。以上。
 ロジャー・グローヴァーは、地味だが仕事は着実にしてた。
 本編ラストは「Smoke On The Water」。武道館だから、スティーヴがチープトリックの「甘い罠」を遊びで弾いてから…あのイントロに突入。武道館は歌声喫茶のように大合唱。武道館最上階の椅子席の方々がやっとお立ちあそばされて、ようやく総立ちとなりました(いちばん上だからすべて見渡せるのだ)。
アンコール
 「Green Onions」~「Hush」・・・なぜにこの曲演るかなあ??・・・あっ、わかったゾ。ギっちゃんのボーカルで、焼き直したことがあったっけね。
 「Bass Solo」…ドラムと共に、出だしが、「Highway Star」似の刻みから入ったので、オイラも含めて武道館中は、ここで“キター!”と狂乱乱舞。しかしそれは、「Black Night」だった。客との鰍ッ合い、即興演奏を絡んだジャムを経て終了。
 オイラは、曲の途中から立ち見席(場所)を離れ、出口付近にて終演を確認。客電ついたと同時に武道館を脱出。
 あれ?グッズコーナに列出来て無い。チャンス!ならば、ツー事で、迷わずTシャツ購入です。
 技術的に優れた人たちの集合体が、過去の遺産に敬意を払いながら続けてるバンド。
観に行って損では無かったし、良かったのは事実。
 でも、やっぱりオイラの観たいは、《BLACKMORE'S DEEP PURPLE》だなぁ…。

約1時間50分くらいのライブでした。どーもお疲れ様でした。
で、紫庵のお味の方は?
んー、コクと事。の調和。味付けも、実に安定したベテランコックの成せる技。
とりあえずは、ご試食してみたらいかが?
でもオイラは、20年以前の日によって辛さが違う、あの当たり外れのある料理が食べたいなぁ…。因みに《臍曲がり》のコックは、若い嫁さんもらって夫婦仲良く田舎料理店を開いたらしいよ。
出前に来ないかなぁ(笑)。





★最後に・・・
前編の【紫庵繁盛記】出演者方々のご紹介です。

臍曲がり ・・・Ritchie Blackmore
髭 ・・・・・・Jon Lord
眼鏡 ・・・・・Ian Paice
船頭 ・・・・・Nick Simper
騎馬 ・・・・・Rod Evans
酔っ払い ・・・Ian Gillan
赤鬼 ・・・・・Roger Glover
裏声 ・・・・・Glenn Hughes
元洋服屋 ・・・David Coverdale
薬味 ・・・・・Tommy Bolin
今ズラ ・・・・Joe Lynn Turner
ハゲ天 ・・・・Joe Satriani
Gパン  ・・・・Steve Morse
腰鰍ッ ・・・・Don Airey
けちんぼ ・・・Jimmy Page
夜明けのデカ・・Paul Rodgers
サブちゃん ・・Ronnie James Dio

六話軒 ・・・・Episode Six
義乱亭 ・・・・Ian Gillan Band(Gillan)
ぶらんこ家 ・・Trapeze
虹屋 ・・・・・Rainbow
白蛇堂 ・・・・Whitesnake
風船堂 ・・・・Led Zeppelin
自由堂 ・・・・Free
悪玉苑 ・・・・Bad Company
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2014.04.12 DEEP PURPLE

2014年04月22日 00時06分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
日本武道館 2F 立見 2階 南 7番 by headstorm

 参戦レメ[トの前に、このバンドとの出逢いが、自分自身のその後の音楽趣味、生活他40年近くに渡って多く影響を与え続けいると言っても過言ではありません。


 まずは、こんなお噺から語らせて下さい。
 『紫庵』の名称を勝手に使わせてもらい、管理人さんに感謝です(笑)。

 【紫庵繁盛記】これは、昔、昔、今から半世紀近く前の出来事です。
◆ 第1章 ◆
 《臍曲がり》《髭》《眼鏡》《船頭》《騎馬》の5人の、若く腕の良いコック達が、『紫庵』なる食堂を開きました。
 その店は、自分達の街よりも海を渡った街で多少評判になり、出前・実演販売をしてました。
 正直その頃は、試行錯誤で味もイマイチ。よほどの食いしん坊で無いと『紫庵』の事を知る人はいませんでした。
 そんな時《臍曲がり》が、コックの修行時代の友達とばったり遭遇。けちんぼのその友達は『風船堂』と云う食堂を開き大繁盛中。
 “負けてたまるかぁ!”《臍曲がり》に火が付きます。ならばこっちも味付け変え、お土産や出前も実演販売もいっぱいして、もっともっと儲けてやると考えました。
 そのためには《船頭》と《騎馬》が邪魔でした。《臍曲がり》は、《髭》と《眼鏡》と協力して2人を追い出してしまいます。

◆ 第2章 ◆
 3人は、もっと腕のいいいコックを探し始めます。《臍曲がり》の友達の紹介で、『六話軒』と云う店で働いてたコック2人《酔っ払い》《赤鬼》を入れる事にしました。
 なんと、この5人で作った料理は大成功。売上も増し、お土産の注文もどんどん伸びて行き、遂には僕らの街にも、出前・実演販売に来たんです。あっという間に、若者達は、『紫庵』の料理の虜となりました。
 ところが、売上が伸びると必ず出て来る問題が発生。古参の《髭》は怠け者のくせに、“仕事は平等だ、稼ぎを五等分しろ”と主張。《臍曲がり》は仕方なく、料理は5人の共同製作としました。
 しかしながら、良い事は長続きしません。《臍曲がり》は《酔っ払い》と馬が合わなかったのです。
 嫌いなのは《酔っ払い》だけなのに、《赤鬼》はとばっちり。僕らの街に2回目の実演販売をしに来たのを最後に、2人には出て行ってもらいました。
 《酔っ払い》は、追い出された数年間はブラブラしてましたが、やっぱり料理の世界が忘れられず、ついには『義乱亭』を開店。『紫庵』時代のメニュー「子供の料理」をアレンジし、開店準備は《赤鬼》の力を借りました。《赤鬼》は、開店準備を生業とする仕事で、だんだんと力を付けて来ていたのです。

~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1972.8
 ◎1973.6

◆ 第3章 ◆
 《臍曲がり》と《髭》と《眼鏡》は、またもやコック探しです。同業店『自由堂』に居たベテラン・コックの《夜明けのデカ》に目をつけますが、時すでに遅し。《夜明けのデカ》は、『悪玉苑』の開店準備に入っているところでした。
 仕方なく1人はヘッドハント《裏声》、1人は募集《元洋服屋》で体裁を整えました。《裏声》を取られた『ぶらんこ家』は、しばらく営業してましたが、ついには閉店してしまいました。
 最初のうちは、自分の子分のように命令を良く聞く新入り2人を、《臍曲がり》は可愛いがっていましたが、だんだん慣れてくるに従って、2人も生意気になり、逆らうようになりました。
 《臍曲がり》が「黒羊の料理」を作りたいと提案した時、新入りばかりか、手なずけておいたはずの《髭》と《眼鏡》にも反対されてしまいました。自分の意見は通らない。《臍曲がり》は面白くありません。
 ある日の事、《臍曲がり》は実演販売で前菜料理を任せていた《サブちゃん》と、レシピのことで意気投合。遂には、自ら『紫庵』から独立開業。『虹屋』を開店させます。
 この時期の『紫庵』は、僕らの街には出前・実演販売に来なかったので、魅力的な人気の料理が食べられず、みんな残念がりました。

◆ 第4章 ◆
 残された4人のコックは、海の向こうの国から若い《薬味》を入れて、『紫庵』を立て直します。
 僕らの街にも、直ぐに出前と実演販売に来てくれましたが、美味しいけど・・・みんなが望んでいた『紫庵』の味では無い。昔の味は、『虹屋』を出店した《臍曲がり》が居たからこそ出来た味なのだと、みんなが痛感しました。
 結局『新生紫庵』は、悪い遊びを覚えた《裏声》《薬味》の2人のコックに掻き回されて、一年あまりで閉店の決断が下されてしまいます。
 『紫庵』を閉店したあと、コック達は次々と独立開業。または、転々と他の店で働きしますが、みな鳴かず飛ばず。儲かりません。
 その中で、《元洋服屋》が開業した『白蛇堂』だけは、修行の成果もあり、その後に大儲けします。また、残念なことに《薬味》は悪さがたたり他界してしまいます。

~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1975.12

◆ 第5章 ◆
 『紫庵』閉店から8年が経ちました。
 『虹屋』の《臍曲がり》は、嫌いでも無いのに追い出した《赤鬼》との交流が復活。《赤鬼》も、《臍曲がり》の良き片腕として『虹屋』を切り盛り。そこそこの売上をあげる事に成功してました。
 そんな矢先に、『義乱亭』をやってた《酔っ払い》が金銭的に困り始め、あの頃のコック達でもう一度『紫庵』を再開店しようと誘って来ます。
 当時は喧嘩ばかりしてたコック達5人も大人になり、“よし儲けよう!金金金…”って事で、全員の意見が一致。『紫庵』が再開店する事に決定しました。
 やはり5人揃うと、獅「料理が出来るんです。勿論、出前も実演販売も、いろいろな街で大繁盛。僕らの街にもやって来ます。やっぱりこの味だ!僕らも大喜びでした。
 でも・・・みんなが心配していた通り、蜜月関係は長くは続かず、またしても《臍曲がり》と《酔っ払い》の不仲が再発です。
 更に、仕事をしない《酔っ払い》を、《髭》と《眼鏡》それに《赤鬼》もが庇いきれず、辞めさせてしまいます。

~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1985.5

◆ 第6章 ◆
 5人居ないと営業が出来無いので、また新しいコック探しです。結局、いい人材が見つからず、仕方なく、『虹屋』で雇用してたコック《今ズラ》を入れる事になりました。
 しかし、『紫庵』には合わないと《赤鬼》は反対するし、《眼鏡》はまるでやる気無し。どうにか完成した料理も、お客からは、最早かつての『紫庵』の味では無いとのお叱りの声も。
 僕らの街に来るのなら《酔っ払い》を戻せ。さもないとお土産も売らないし、出前も実演販売もさせ無いよと、関連業者から圧力がかかります。
 さらに《臍曲がり》には、『紫庵』以外に他でアルバイトする許可も出すから《酔っ払い》を戻そうと提案され、《臍曲がり》はしぶしぶ承諾してしまいます。
 
~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1991.6

◆ 第7章 ◆
 結局、一番繁盛してた時代のコックが再々度集合したのですが、人間関係が悪いままで嫌々作った料理は不評です。
 僕らの街にも出前の予約。もうすぐ出鰍ッようかって土壇場になって、《臍曲がり》が、出前も実演販売も嫌だと、逃亡してしまいます。

◆ 第8章 ◆
 出前、実演販売の注文を受け、前金も受け取ってる関係上『紫庵』は、短時間のうちに何がなんでも助っ人のコックを探し出さねばなりません。
 『紫庵』を呼んだ僕らの街の社長さんの手腕で、腕良し、性格良し、人柄良しの三拍子揃った大変素晴らしいコック《ハゲ天》が見つかりました。
 彼の活躍により、無事に出前も実演販売も大繁盛。レアな味付けだと、大評判の結果でした。
 《髭》《眼鏡》《赤鬼》《酔っ払い》の4人は、《臍曲がり》が居ないと、こんなにも料理作り、出前、実演販売が楽しいものだと実感しました。

~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1993.12

◆ 第9章 ◆
 その助っ人の《ハゲ天》は、実は自分でも店をやっていて、『紫庵』でコックを続けて行く事が出来ません。またまたまたまたコック探しです。
 新たに見つけたコック《Gパン》は、《ハゲ天》にも増して、性格、腕、人柄と本当に良いコックでした。
 《Gパン》は、『紫庵』に入っても良いけど一つ条件がありました。それは、出前、実演販売する時は、Gパンで良い?ってこと。他の4人は快く承諾しました。
 彼は、僕らにもたいへん評判が良く、出前、実演販売にも何度か来てもらえています。

~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎1996.10
 ◎2000.3
 ◎2001.3

◆ 第10章 ◆
 そんなある日、『紫庵』創業時からのコック《髭》が、出前、実演販売ばかりに疲れた為、勇退することになりました。
 またもやコック探し。すると、昔《臍曲がり》の店『虹屋』で一時期働いてた《腰鰍ッ》が働きたいと申し出てきました。
 《腰鰍ッ》は、《髭》の代役を果たせるほど腕の良いコックなのですが、長続きしない悪い癖がありましたが、背に腹は代えられず雇う事にしました。
 だいぶ様変わりした『紫庵』ですが、またまた出前や実演販売に追われる日々の始まりです。
 
~僕らの街の出前・実演販売~
 ◎2004.3
 ◎2005.8
 ◎2006.5
 ◎2009.4

お噺は此処までです。

 『紫庵』は、1972~2009までの間、僕らの街に出前してもらったのが13回。実演販売、通算67回。コックが変わりながらでも、これだけの回数来てくれたのは正直びっくり(^_^)v。
 尚、67回目・2009.4の一番最後の日は、勇退した《髭》がわざわざ手伝いに来てくれて、6人で美味しい料理を作り、実演販売した事も忘れてはならない出来事だったと記しておきます。
 《髭》は、『紫庵』とのコラボはこの時がホントの最後。過去に勤めた経験のあるコック達を集めて料理を振る舞う計画もありましたが、実現することも無く、2012年7月16日に他界してしまいます。


2014.4.19/日本武道館
出前14回目、実演販売通算70回目の味付けは如何に…

明日の後編に続く…
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2014.04.07 JEFF BECK

2014年04月14日 04時36分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
TOKYO DOME CITY HALL アリーナ 6列 45番 by headstorm

《セット・リスト》
1.Loaded
2.Nine
3.Little Wing
4.You Know You Know
5.Hammerhead
6.Angel
7.Stratus
8.Yemin
9.Where Were You
10.The Pump
11.Goodbye Pork Pie Hat
12.Brush With The Blues
13.You Never Know
14.Danny Boy
15.Blue Wind
16.Led Boots
17.Choral
18.Big Block
19.A Day In The Life
20.Rollin' And Tumblin'
21.Cause We've Ended As Lovers
22.Why Give It Away

 6月には70歳になるベック、60代最後の日本公演に参戦して来ました。
 今回のツアーは、日本からのスタート → オーストラリア → 韓国 → 欧州諸国を周る7月までワールドツアー。更に8月からは、ZZトップとの全米ジョイント・ライブを予定してると言う。マジに、元気な爺さんギタリストを拝みに…。
 この会場、ほんと見やすい。前から6列目、多少右寄りの位置での鑑賞です。

 ツアーメンバーは4人
Jeff Beck(G)
Rhonda Smith(B)…女性黒人ベーシスト、ジャズ・ファンク系で、元プリンスのバックメンバー。
Nicholas Meier(G)…スイス人。フラメンコギター、12弦ギターを操り、今回の編成では、キーボードが居ない分を、カバー。→ツインギターでの来日は、1999の《ジェニファー・バドゥン》を連れての来日以来だなぁ。
Jonathan Joseph(Ds)…パット・メセニーなどのバックを務めたベテランの黒人さん。
 特に注目は、リズム隊の二人!。二人は、黒人特有の実にグルーヴ感&重量感で、今までのフュージョン寄りの爽やかで軽めのライブとは一味違った、腹に響くビート感と、ねっとりとした感じの粘っこい音のバンドに変貌してた。
 客席から見て、中央にベック。その右後方にドラム。右側にギター。少し左後方にベース。その左側には、本来ならバイオリン奏者を配置する予定であったが、来日せず。その為、ステージ左側が少し空いた感じではあったが、その空いた前方に、ベックのエフェクターを配置。ベック自身が、その辺りで広々と演奏する場所となった。
 ステージの装飾は無いに等しく、実にシンプルで、ドラムセット、アンプPAが並ぶだけ。
 照明は、色のついた照明と多少のスャbト。数種類の動く模様が映し出されるくらい。会場では、フラッシュはNGだが、携帯撮影はOK。
 客層は、40代後半以上の男性が9割強!で、満員御礼の会場でした。
 来日公演寸前に、日本だけの来日記念盤《YOSOGAI》…まさに予想外のスペシャルEP企画を発売。会場の売店では、購入者に抽選で、ベックの直筆サインのCDケースをプレゼントと言う企画も。
 このツアーのセットリストはその新譜、ライブ盤『Live at Ronnie Scott's Jazz』(2013/BRIAN WILSONとのジョイントライブでの演奏曲)、70~80年代の代表曲を混ぜたセットリストとなった。…オイラの知らない曲もあったが、やはりアルバム用の新曲かなぁ?
 19時過ぎにライブスタート。客電落ちたら、スティビーワンダーの『SIR DUKE』に乗せてメンバーが登場。
 新譜からの「LOADED」でスタート。オオッ、デカい!音が!各バランスも良い!。
 「Nine」…新曲らしい?
 ジミヘンの「Little Winq」…クラプトンもカヴァーしたけど、まるで別の曲に仕上がってた。ラウドで泥臭い仕上がり、なかなか良かった。
 ギターは、ここまで曲ごとにチェンジ!。ドラムが、ラウドで実に良い。完璧!。ベーシストの彼女の見た目も、黒の丸レンズのサングラスで武装。各楽器の音も良く聞こえるし、問題無し!。
 ヤン・ハマーに捧げられた「Hammerhead」
 「Angel」ではスライドバーの妙技。あ~やって音(金属音)出すんだなぁーと関心。エフェクターのスイッチ入ると、多少シューシューと言う雑音を拾ってしまうのが、残念と言うか…惜しい。
 あの方も弾いてた「Stratus」。「Yemin」…またもや新曲かぁ?
 トレモロ・アーム大活躍の「Where Were You」、「The Pump」と、なじみ曲が来て中盤へ。
 やはり中盤のハイライトとなったのは、メドレーでプレイした「Goodbye Pork Pie Hat」~「Brush With The Blues」は、観てるオイラもかなり気合い入った!。
 新譜からの「Danny Boy」を挟んで、待ってましたの「Blue Wind」。キーボード無しは残念だが・・・。それから「Led Boots」と続いて後半へ。
 本編の締めは「A Day in the Life」。
 ほんと、ベック凄いよ。髪形、体型は昔のまま変わらんし…。サングラスに、白のストラットが似合い過ぎだし。ギターの鋭いフレーズも、キレも、半端ないし。ピッキング、スライド、ワウ、アーミング、ボリューム奏法などなど、惚れ惚れしてしまう。ナンなんだこの爺さん!。
 それを見てるお客の我々はと云うと、アンコールまで立たず、ジッと真剣に聴き耳を立て、ベックの指さばきを目で追ってる方、多数。穴の開くほど見られて、ベックも含めてメンバーもかなり緊張したのでは、ないかなぁ(笑)。
 やっと皆さん起立!で、アンコールは2曲。
 「Rollin' and Tumblin'」…ベースのロンダのヴォーカル。オーディエンスをコーラスに加えての、ライブ唯一の歌曲。
 そして「哀しみの恋人達」。最後の最後にこの名曲が…。まさかの披露に感激。
 いやぁ~進化中だよ、2014年、今のジェフ・ベックを観れて、本当に良かった~。
 既に動画サイトの投稿も多数有り、後々良い音のブートの発売も…→あ、いや、間違い無くもう発売されてるなぁ(笑)。
 興味のある方は、確認作業に入って下さいね。
 とりあえず、相変わらずサクサクの報告でしたが、お付き合いどうもありがとうございました。

コメント (9)
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