夏休みということもあって、映画館は子供連れの観客でいっぱいでした。
マダガスカルも例外ではなく、初日に観に行ったせいもあるのでしょうが、小学生から若い二人連れまで、ほぼ満席の盛況でした。
上映が始って、まず驚いたのが、絵の美しさです。
どちらかというと、ハリウッドのアニメは、日本のアニメと異なり、なんとなく空々しいというか作り物のイメージが払拭できていない感じがして、わたしはあんまり好ましく思っていませんでした。人間が主人公であれば、それが人形のように見えては、なかなか感情移入できず、作品にのめり込めないということになります。反面、ロボッツのような作品では、もともと機械の世界ですから、作り物の雰囲気があっても、それが障害にはならない訳です。
ところが、マダガスカルに限って言えば、そういうことが感じられませんでした。
どうしてかな、とその理由を考えてみたら、キャラクターデザインが際立って可愛いという点に加えて、背景描写やメインキャラクター以外の動物たちの描写にも手を抜かないで、毛皮に密集して生えている1本1本の毛まで細密に表現するという拘りの積み重ねが、アニメのキャラに生命を吹き込んでいるのではないかと思えたのです。
特に、背景は、一幅の絵のようで、ほぉぉぉっと溜息をついてしまうほど実にリアルで美しい。わたしの好きな鈴木英人のイラストのような華やかさが感じられました。
そこで、少しショックだったのが、エンドクレジットで現れたAMDのロゴマーク。
ビジュアル系と言えば、Macか一歩譲ってインテルと信じていたのに、この作品のレンダリングをこなしていたのが、なんとAMDだったとは。
わたしのパソコンは、3台とも全部ペンティアム4なのですが、次期のマシンを組み立てる時には、AMDのCPUも選択肢に入れなくてはと考えさせられました。
作品について簡単にレビューしますと、ニューヨークの動物園でシティライフを満喫していたライオンのアレックスたちが、
野生の王国への脱出を企んでいるペンギンの4人組に唆されて、
動物園を脱走してしまうところから物語は始ります。
動物園で狩をすることもなく、与えられたステーキを食べるだけの安穏とした生活を送っていた彼らが、野生に戻されたところで、まともに生活できるはずはありません。
案の定、アレックスは、ニューヨークへ戻りたいとホームシックに罹ってしまいます。
こういう淋しい雰囲気を救うのが、このモートです。
モートは実に可愛いです。抱きしめて、ハグハグしたい。
それとなんとも憎めないのが、ペンギンズ。
元はと言えば、こいつらがお調子者のシマウマのマーティを焚きつけるからこんな大騒動になったのに、飄々としている。
人間たちに南極に送りつけられると、そこが寒くて(南極だから当たり前)殺風景でつまらないと、タンカーを強奪して、南の島(マダガスカル)へ逃亡するという悪辣ぶり。
しかし、マーティを同じ白黒仲間であると一度認めたからには、フォッサ(ハイエナかなぁ?)に襲われたマーティを命懸けで助けに行くところは、なかなか義理堅い。
アレックスが野生に目覚め、仲間たちがステーキに見え始めるところも、コミカルに描いていて、生臭くなっていないところが秀逸。
ここらへんが、この作品のテーマだから、大事なシーンなんですよね。
つまり、友情が勝つのか、本能が勝つのか。
このような設定では、アレックスが野生に目覚め、親友のマーティを食べたからと言って、多分、誰も責めないでしょう。
でも、そこは子供も見るアニメの脚本ですから・・・。
ハッピーエンドの結末が待っています。
アレックスが百獣の王らしくフォッサをやっつけたお祝いのパーティで、ペンギンズがトロを握る場面は、笑えました。
魚は、どうやら彼らの仲間ではなくて、食べてもよいらしい。
マダガスカルは、ファイティング・ニモやシャークテイルの世界とは無縁のようです。
ところで、アレックスの声は、「ドッジボール」にホワイト役で出ているベン・ステイラーが演じています。
彼の印象は、「ドッジボール」(DVDで観ました)ではあんまり良くなかった(もちろん役柄という意味ですよ。演技が下手とかそう意味じゃなくて、演技力があるからこそ、敵役で出ていたその印象が強いのだと思います)けれど、マダガスカルを観て、すっかり変ってしまいました。
「ドッジボール」も凄くおもしろいので、見ていない方にはお勧めです。
最後にみなさんに質問。
シマウマは、白地に黒のストライプか、それとも、黒地に白のストライプか。
(作品の中で、一応の答えをペンギンズが言ってます。)
minaは、ずぅ~と白地に黒のストライプと思ってました。
子供だけではなく、大人も十分楽しめます。
一緒に観て、眠り込まずに済む作品のひとつとして、夏休みに子供さんにサービスしなければならないお父さん、お母さんに、お勧めです。
ハートは、まあ、2個(3個が満点)ということで。
プチッと押してね、お願い →
こちらもお願いね →
PS
シマウマということで、「レーシングストライプス」を思い出しました。
あの映画も良かったなぁ。
DVDの発売はまだかしら。
出たら、入手してもう一度、じっくり観たいです。
マダガスカルも例外ではなく、初日に観に行ったせいもあるのでしょうが、小学生から若い二人連れまで、ほぼ満席の盛況でした。
上映が始って、まず驚いたのが、絵の美しさです。
どちらかというと、ハリウッドのアニメは、日本のアニメと異なり、なんとなく空々しいというか作り物のイメージが払拭できていない感じがして、わたしはあんまり好ましく思っていませんでした。人間が主人公であれば、それが人形のように見えては、なかなか感情移入できず、作品にのめり込めないということになります。反面、ロボッツのような作品では、もともと機械の世界ですから、作り物の雰囲気があっても、それが障害にはならない訳です。
ところが、マダガスカルに限って言えば、そういうことが感じられませんでした。
どうしてかな、とその理由を考えてみたら、キャラクターデザインが際立って可愛いという点に加えて、背景描写やメインキャラクター以外の動物たちの描写にも手を抜かないで、毛皮に密集して生えている1本1本の毛まで細密に表現するという拘りの積み重ねが、アニメのキャラに生命を吹き込んでいるのではないかと思えたのです。
特に、背景は、一幅の絵のようで、ほぉぉぉっと溜息をついてしまうほど実にリアルで美しい。わたしの好きな鈴木英人のイラストのような華やかさが感じられました。
そこで、少しショックだったのが、エンドクレジットで現れたAMDのロゴマーク。
ビジュアル系と言えば、Macか一歩譲ってインテルと信じていたのに、この作品のレンダリングをこなしていたのが、なんとAMDだったとは。
わたしのパソコンは、3台とも全部ペンティアム4なのですが、次期のマシンを組み立てる時には、AMDのCPUも選択肢に入れなくてはと考えさせられました。
作品について簡単にレビューしますと、ニューヨークの動物園でシティライフを満喫していたライオンのアレックスたちが、
野生の王国への脱出を企んでいるペンギンの4人組に唆されて、
動物園を脱走してしまうところから物語は始ります。
動物園で狩をすることもなく、与えられたステーキを食べるだけの安穏とした生活を送っていた彼らが、野生に戻されたところで、まともに生活できるはずはありません。
案の定、アレックスは、ニューヨークへ戻りたいとホームシックに罹ってしまいます。
こういう淋しい雰囲気を救うのが、このモートです。
モートは実に可愛いです。抱きしめて、ハグハグしたい。
それとなんとも憎めないのが、ペンギンズ。
元はと言えば、こいつらがお調子者のシマウマのマーティを焚きつけるからこんな大騒動になったのに、飄々としている。
人間たちに南極に送りつけられると、そこが寒くて(南極だから当たり前)殺風景でつまらないと、タンカーを強奪して、南の島(マダガスカル)へ逃亡するという悪辣ぶり。
しかし、マーティを同じ白黒仲間であると一度認めたからには、フォッサ(ハイエナかなぁ?)に襲われたマーティを命懸けで助けに行くところは、なかなか義理堅い。
アレックスが野生に目覚め、仲間たちがステーキに見え始めるところも、コミカルに描いていて、生臭くなっていないところが秀逸。
ここらへんが、この作品のテーマだから、大事なシーンなんですよね。
つまり、友情が勝つのか、本能が勝つのか。
このような設定では、アレックスが野生に目覚め、親友のマーティを食べたからと言って、多分、誰も責めないでしょう。
でも、そこは子供も見るアニメの脚本ですから・・・。
ハッピーエンドの結末が待っています。
アレックスが百獣の王らしくフォッサをやっつけたお祝いのパーティで、ペンギンズがトロを握る場面は、笑えました。
魚は、どうやら彼らの仲間ではなくて、食べてもよいらしい。
マダガスカルは、ファイティング・ニモやシャークテイルの世界とは無縁のようです。
ところで、アレックスの声は、「ドッジボール」にホワイト役で出ているベン・ステイラーが演じています。
彼の印象は、「ドッジボール」(DVDで観ました)ではあんまり良くなかった(もちろん役柄という意味ですよ。演技が下手とかそう意味じゃなくて、演技力があるからこそ、敵役で出ていたその印象が強いのだと思います)けれど、マダガスカルを観て、すっかり変ってしまいました。
「ドッジボール」も凄くおもしろいので、見ていない方にはお勧めです。
最後にみなさんに質問。
シマウマは、白地に黒のストライプか、それとも、黒地に白のストライプか。
(作品の中で、一応の答えをペンギンズが言ってます。)
minaは、ずぅ~と白地に黒のストライプと思ってました。
子供だけではなく、大人も十分楽しめます。
一緒に観て、眠り込まずに済む作品のひとつとして、夏休みに子供さんにサービスしなければならないお父さん、お母さんに、お勧めです。
ハートは、まあ、2個(3個が満点)ということで。
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シマウマということで、「レーシングストライプス」を思い出しました。
あの映画も良かったなぁ。
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出たら、入手してもう一度、じっくり観たいです。
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そしてTBありがとうございましたぁ~
しかし人にはそれぞれ見方があるんですねぇ・・・AMDの導入をこの映画を通し考えたのはすごいと思います(笑)!!!
映画の感想としては自分のブログで書いたとおり、純粋に楽しめるものでした
「映画は小難しいものじゃないといけない。」みたいな考えを持つ人は
「こんな映画、へっ!」っていうかもしれませんが、俺は全然そう思いません
俺の近くにいた子どもはキラキラとした素敵な笑顔を見せていました
さて、白に黒か、黒に白か・・・ライオンのアレックスが映画にチラッと言っていた気がするんですが・・・う~ん、思い出せない
「白が~本、黒が~本だから~」って言ってたのは覚えてるんですが・・・あぁ~、思い出せないぃ(笑)!
動物たちがコミカルでかわいかったですね
お勧めの映画ですね!!大人も子供も
カキコ、ありがとうございます。
子供も大人も安心して楽しめる作品でしたね。
この作品のキャラの中では、わたしは、やはりモートが一番好きです。
ぬいぐるみが売ってたら、買ったと思います。
私は不本意ながら吹き替えでしか見れませんでしたが
それはそれでなかなか面白かったです。
あのサル達の妙な唄が…耳から離れません~(爆)
確かに絵の面白さ、統一感と言う意味ではこの作品は一票入れざるを得ないです。
ただ、CPUの種類はあまり関係ないので、安心してIntelのCPUをお使いください。
モート、可愛かったぁ~~~♪
おのお眼め!キラキラしててまん丸で
「かわいいでしょ?」オーラをふりまいてくれていましたね
わが家に一匹ほしい!!です~( ̄ー ̄)ニヤリ
こちらからもTRBさせていただきました♪
可愛いキャラクターたちでしたよね~!
私もモートちゃんの可愛い「きゃは!」笑いに
ノック★アウトされました。(笑)