![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/81/03b1ea3835f04bfee00fa1cc36a2cacb.jpg)
自衛隊の全面協力による圧倒的な戦闘画面。
わたしは、その迫力ある画面に驚いてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e3/a23e261e05f1517c29bfe7c65213484f.jpg)
大量の自衛隊装備・・・戦車や装甲車やヘリが惜しげもなく投入されている。
26年前の戦国自衛隊の画面が、貧弱に見えたほどだ。
それほど、今回の自衛隊の協力は、すさまじい。
出てくる車両は、全て本物だというから、納得のリアリティである。
しかも、舞台となるお城のセットが凄い。
2億数千万円をかけて建築したというオープンセットを、
最後には、惜しげもなく爆破してしまうが、このシーンだけでも一見の価値がある。
小学生の甥っ子と一緒に観たが、彼も、その迫力に思わず引き込まれてしまったようだ。
彼は見終わってから、さかんに「おもしろかったねっ」を連発していたが、どうやら、さすがに男の子、戦車や戦闘ヘリのメカニックな造形美にすっかり魅了されたようなのだ。
しかし、これからの日本を背負ってもらわないといけない彼には、それだけで終わって欲しくない。
<人間には守りたいものがある。そのために戦うのだ。>
おばちゃん、そういうことだよ。
甥っ子は、平然と言い放った。
何言ってンのっ。違うでしょっ。
わたしは、思わず叫んだ。
「お姉さん」と呼びなさいって、あれほど言ってるでしょっ。
我を忘れて、叫んでしまったわたしが情けない。
・・・そうね、ふう・・・。
そうよ、あっているわ。
わたしは、肩を落として答えた。
戦国時代に飛ばされた自衛隊があまりに時代に介入し、歴史を歪めたために、過去の日本が存在を許されなくなってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/45/fa4b66854d8740cc442eeadd933c9631.jpg)
その同じ時代に生きている人間を、そして、あの時代自体を守りたいのだと「江口洋介」が演じる主人公「鹿島勇祐」は、「織田信長」になった「的場(鹿賀丈史)」に訴える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/61/dd3013712cf73b2021bed08938f00df6.jpg)
それでは、的場が守りたかったものは何なのだろうか。
彼は、不当にも奪い取られた日本の当然に約束されていたはずの輝ける未来を守るために戦国の世で戦っているのだと主張した。
どうせ俺は、平成の世では、捨て駒に過ぎないとも。
それは、違うっ。あなたは捨て駒なんかじゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6c/966916de0b8278c7b6544e86220aaf2a.jpg)
救出のために時の流れを遡って、男と再会した「神崎怜(鈴木京香)」は叫ぶ。
< 女は、男を守りたかった。>
甥っ子は、冷静に答えた。
あの2人、デキていたンだよ。
だからさ。だから、必死で救出部隊を編成して、2年も待って、自衛隊の上層部を説得して、戦国時代まで迎えに行ったのに、馬鹿な男さ。
えっ、そうなの。
わたしは、思わず甥っ子に問い返した。
だから、救出に来たの。
その声はどうしても彼に届かなかった。
彼はもはや昔の彼ではなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fe/1a278c57bfff01af55bd9caa37dd5f01.jpg)
そして、彼女は愛しい男に向かって引き金を引く。
自らの時代の同胞たちを救うために。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/de/77624c627b1dee1c8c9128e4542965f6.jpg)
濃姫役の綾瀬はるかちゃん。可愛い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
< 自衛隊は何のために存在するのか>
大体さあ、イランとかイラクとか海外に兵隊を派遣するのって、いけないことなんだよ。
学校の先生が言っていたよ。
ほら、映画の中でも「専守防衛」って言っていたでしょ?
あれは、こっちから攻撃したらいけないっていうことなんだ。
でも、それって、政府の偉い人が、戦争の酷さを知らずに言っている・・・えーと、机の上で考える・・・(机上の理論って言うのよ、それは、)・・・あっ、それそれ。
机上の理論に過ぎないのさ。
ほら、この間、元自衛官の日本人が、外国の兵隊に雇われていて、戦争に巻き込まれて、殺されちゃったでしょう?
自分を守るためには、攻撃もしないとダメさ。
この映画でも、最後は、実弾使用を許可してたよね。
戦争って、そういうもんさ。
ふーん、そうなんだ。
わたしは、甥っ子が頼もしく思えてきた。
自衛隊が海外に派遣されることなど、あの当時には考えられなかったことには違いない。
ねえ、暑いから、アイスクリーム、食べさせて。
ええ、いいわよ。じゃあ、そこの「サーティンワン」に入りましょう。
彼は嬉しそうに、アイスクリーム屋に向かって駆け出していった。
そうね、こうやってわたしたちは、好きな時に美味しいアイスクリームを食べることができる。これも、平和であるという証拠ね。平和であることに感謝して、それを守らなければ・・・。
守りたいものには、「戦争放棄」という平和を願う人類の願いも、勿論、含まれている。
おもしろかった。ハリウッドの大作と比較しても遜色ない。
当然、ハートは3つ。ハナマルをあげます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
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わたしは、その迫力ある画面に驚いてしまった。
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大量の自衛隊装備・・・戦車や装甲車やヘリが惜しげもなく投入されている。
26年前の戦国自衛隊の画面が、貧弱に見えたほどだ。
それほど、今回の自衛隊の協力は、すさまじい。
出てくる車両は、全て本物だというから、納得のリアリティである。
しかも、舞台となるお城のセットが凄い。
2億数千万円をかけて建築したというオープンセットを、
最後には、惜しげもなく爆破してしまうが、このシーンだけでも一見の価値がある。
小学生の甥っ子と一緒に観たが、彼も、その迫力に思わず引き込まれてしまったようだ。
彼は見終わってから、さかんに「おもしろかったねっ」を連発していたが、どうやら、さすがに男の子、戦車や戦闘ヘリのメカニックな造形美にすっかり魅了されたようなのだ。
しかし、これからの日本を背負ってもらわないといけない彼には、それだけで終わって欲しくない。
<人間には守りたいものがある。そのために戦うのだ。>
おばちゃん、そういうことだよ。
甥っ子は、平然と言い放った。
何言ってンのっ。違うでしょっ。
わたしは、思わず叫んだ。
「お姉さん」と呼びなさいって、あれほど言ってるでしょっ。
我を忘れて、叫んでしまったわたしが情けない。
・・・そうね、ふう・・・。
そうよ、あっているわ。
わたしは、肩を落として答えた。
戦国時代に飛ばされた自衛隊があまりに時代に介入し、歴史を歪めたために、過去の日本が存在を許されなくなってしまう。
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その同じ時代に生きている人間を、そして、あの時代自体を守りたいのだと「江口洋介」が演じる主人公「鹿島勇祐」は、「織田信長」になった「的場(鹿賀丈史)」に訴える。
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それでは、的場が守りたかったものは何なのだろうか。
彼は、不当にも奪い取られた日本の当然に約束されていたはずの輝ける未来を守るために戦国の世で戦っているのだと主張した。
どうせ俺は、平成の世では、捨て駒に過ぎないとも。
それは、違うっ。あなたは捨て駒なんかじゃない。
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救出のために時の流れを遡って、男と再会した「神崎怜(鈴木京香)」は叫ぶ。
< 女は、男を守りたかった。>
甥っ子は、冷静に答えた。
あの2人、デキていたンだよ。
だからさ。だから、必死で救出部隊を編成して、2年も待って、自衛隊の上層部を説得して、戦国時代まで迎えに行ったのに、馬鹿な男さ。
えっ、そうなの。
わたしは、思わず甥っ子に問い返した。
だから、救出に来たの。
その声はどうしても彼に届かなかった。
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そして、彼女は愛しい男に向かって引き金を引く。
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< 自衛隊は何のために存在するのか>
大体さあ、イランとかイラクとか海外に兵隊を派遣するのって、いけないことなんだよ。
学校の先生が言っていたよ。
ほら、映画の中でも「専守防衛」って言っていたでしょ?
あれは、こっちから攻撃したらいけないっていうことなんだ。
でも、それって、政府の偉い人が、戦争の酷さを知らずに言っている・・・えーと、机の上で考える・・・(机上の理論って言うのよ、それは、)・・・あっ、それそれ。
机上の理論に過ぎないのさ。
ほら、この間、元自衛官の日本人が、外国の兵隊に雇われていて、戦争に巻き込まれて、殺されちゃったでしょう?
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ふーん、そうなんだ。
わたしは、甥っ子が頼もしく思えてきた。
自衛隊が海外に派遣されることなど、あの当時には考えられなかったことには違いない。
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ええ、いいわよ。じゃあ、そこの「サーティンワン」に入りましょう。
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守りたいものには、「戦争放棄」という平和を願う人類の願いも、勿論、含まれている。
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戦争がなぜ始まってしまうのか、
戦国時代にとっても、近代にとってもその過程がよく見えた映画でしたね。
甥っ子さん、しっかりしていらっしゃいますね~!
様々なことをこの映画から感じ取っていたことに驚きました。
映画を娯楽として観ること+見た後にいろいろと考えることの出来る甥っ子さんのような子が増えるといいなー、と思います。
では、長々と失礼いたしました。また、覗かせて頂きます☆
まかなわれたのだろうか・・・???
加賀さんが出ると、戦国より料理の鉄人
に見えてしまいます。。。
実弾の使用を巡るやりとりとか自衛隊の現状をだぶらせるあたりが福井節ですね。
でも素直に考えたら、タイムスリップという大事件に突入する割に、現地に行くメンバーが自衛隊員だけというのはどう考えても不自然。普通、科学者と歴史学者を同行させないかなあ?(話がこじれるだけ?)
もし自分がロメオ隊のメンバーだったら、斉藤道三を見て「教科書に出てたとのそっくり!」とかって言ってしまいそう。
コメント、ありがとうございます。
今回の作品も、辛口の評価が多いようです。
前作と比べられると、どうしても、次作は評価が落ちるということらしいです。
わたしは、前作にそんなに思い入れがないので、今回の作品のほうがおもしろかったです。
自衛隊の全面協力は、税金から出ているのだとしても、協力しなくたって、税金は払っているのだから、これで少し還元されたと考えるべきなのかな。
それにしても、戦車1台が何億もするのだから、勿体無いと言えば勿体無い。
それだけのお金があれば、困窮した貧しい家庭の子供たちにお腹一杯ごはんを食べさせてあげられるのに。
伝染病に苦しむ子供たちにワクチンを送ってあげられるのに。
この平和は、やはりこの戦闘力で守られ、与えられたものなのかしら。
日本における歴史的軍事活動は、
西洋諸国に比べると、その精神論に
問題があるとさえ言われます。
一つには、日本が「軍」という
名称で軍隊を持っていた大日本帝国時代、
本来守らねばならない国民を楯にして
自分たちは死ななかったという・・・
全く、軍隊の風上にもおけぬ
恥な軍事活動をしていた、という
記録や、意図的に国民を殺していた、とか、
言論の自由をうたう者を深夜に暗殺した
大日本帝国軍の士官たちもいるのです。
日本の自衛隊は、そういう意味で、
「軍」になるのは間違いです。
現在の状態で、
完全なシビリアンコントロールの下に
いるべきです。
甥っ子さん、頼もしいですね~!
…やり取りに笑ってしまいました、
いや感心してしまいました。
それにしても、この映画は小学生の男の子にも
そこまで考えさせる映画だったんですね。
しかし、しっかりしてるわねぇ、、、
ぁ、映画ね。あたしは、いまいちだった、、、
本物の迫力あったし、ストーリーも、おもしろいと思ったんだケド、、、
江口って言うの、いまいちなのよねぇ、、、お顔じゃなく、、
早く、元気になってね!
う~~~ん 昔々に見た千葉ちゃんの「戦国自衛隊」が妙に脳裏に焼きついて
(とはいえ、うろ覚え~^^;)今回の「戦国自衛隊」と比べてみちゃったんですがーどうも手ごたえがイマイチでした。
minaさまの甥っ子ちゃん!!すごいですね~
自分の中にしっかりとした考えを持ち
また、冷静に判断するという術も知っている。
頼もしいですネ♪
最後に、今年は大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します♪
良いお年をお迎えくださいネ~(*^▽^)ノ