お墓参り…
写真はお借りしました。
シンプルな駅にまっすぐな線路。
この駅も私が子供の頃から変わってない。
私はとろろそばと天ぷらのセット。
母方の祖父母のお墓は3年ぶり。
父方の祖父母のお墓は10年以上は行っていません。
春のお彼岸と言うこともありますが、娘が小学校卒業と来月中学校入学を控えているのでその報告に行きました。
いつも車で行くので、浦賀(横須賀)に行くなら久しぶりに三崎(三浦市)の叔母(母の妹です)に顔を出そうと連絡したところ「私も一緒に行く」と言うので、それなら駅で待ち合わせをして電車で行くことにしました。
父方の祖父母のお寺は横須賀線の東逗子駅が最寄り駅。
母方の祖父母のお寺は横須賀線の終点久里浜駅が最寄り駅。
写真はお借りしました。
同じ路線なのでまずは父方の祖父母のお墓へ。
娘は初めてお参りに行きました。正確には2回目です。
赤ちゃんの頃に報告で行きましたが、娘は当然ながら覚えていません笑
すると娘が
娘:誰のお墓に行くの?
私:おじいちゃんとおばあちゃんだよ。君のおじいちゃんとおばあちゃんがいるお墓よー
娘:ん?私のおじいちゃんとおばあちゃんってじじぃとばばぁだよね
私:そうだよ
娘:まだ生きてるよね?
私:のほほーんと生きてるね
娘:お墓入ってないね
私:入ってないね
娘:ママのおじいちゃんとおばあちゃんだよね
私:そうなるね。君からすると曾じいちゃんと曾ばあちゃんだね
娘:ママ、じじぃとばばぁ勝手にお墓に入れちゃったね
私:お墓に入れちゃったね。まだ生きてるね
なんてこんな会話をしながらお寺に行きました。
「曾」が付くのと付けないのとでは大間違い。大変なことになります笑
久しぶりに行ったのにちゃんとお墓の場所は覚えているものです。
祖父母に娘を紹介して、近況報告をして、手を合わせて来ました。
お参りを済ませて駅へ。
ホームからふと見ると「線路がまっすぐ」
シンプルな駅にまっすぐな線路。
思わず写真を撮りました。
再びスカセンに乗って終点久里浜へ。
この駅で叔母と待ち合わせです。
この駅も私が子供の頃から変わってない。
祖父母の家に行くのにこの駅が最寄り駅でした。
いつ降りても変わらない駅。
そんな駅があるってなんだかいいものです。
祖父母のお墓に行く前にお昼ごはんです。
到着したのは11時過ぎ。
お腹空きました。
私はとろろそばと天ぷらのセット。
お蕎麦が美味しかったです。
腹ごしらえしてからお寺へ。
とその前に久里浜と言えば東京湾フェリー/TOKYO WAN FERRY。
私、実は乗ったことがないです。乗るどころかターミナルにすら行ったことがありません。
私、実は乗ったことがないです。乗るどころかターミナルにすら行ったことがありません。
久里浜に行く度にフェリーは見ているのにね。そんなものなのかも知れませんね。
そのフェリー乗り場のすぐ近くに日帰りでお風呂に入れたり、食事ができたり、お土産を買える所があります。
父にお土産を買いました。
お昼ごはんを食べて、お土産を買ってようやく祖父母のお墓参りへ。
きっと祖父母は「やっと来た」と思っていたでしょうね。
3年ぶりのお墓参りです。
心静かに手を合わせ…
なんてことはなく
「じいさん、ばあさん来たよー」から始まりそれぞれ近況報告。
あんなことがあった、こんなことがあった。
お墓をキレイにしながらずっとしゃべりっぱなし。
祖父母が現在だったとき、いつもお家に入るなり「おばあちゃん来たよー」と言ってからあれこれ話していました。
その頃と全く同じ接し方です。
母方の兄弟姉妹みんな同じでまず姿を見せる前に声が先。誰が来たのか一発で分かります。
しゃべるだけしゃべって手を合わせ、手を合わせた後も「そう言えばあの時、じいさんがさあー」と昔話をしたり。
ようやく「おじいちゃん、おばあちゃんまた来るねー」と帰って来ました。
祖父母も静かよりは賑やかな方が好き。
親族が集まるとそれはそれはうるさいくらい賑やかで、毎食乾杯から食事が始まります。
乾杯に慣れている物だからお葬式の時もいつもの調子で親族みんな揃って「乾杯」と。
慌てて伯父が「乾杯じゃねぇ、献杯だー」
みんな笑いながら「乾杯に慣れてるからねー」「じいさんも献杯より乾杯の方が好きだよ」なんてやり直したり。
いまだに母方の親戚が集まると乾杯から食事が始まります。
みんな明るいんですよ。
そんなことも思い出しながらのお墓参りになりました。