昨夜、商店街の女性会の会合兼お食事会が、
街内の料亭であった。
夏の行事、秋の城まつり、初冬のえびす講などなどの
慰労会を兼ねて、すき焼きだった。
今後の、“カルチャー教室”についての発案、
冬の“しゃけ祭り”の役割分担等の相談のあと、
しゃべった、シャベッタ
商売についてのことは勿論、美味しい食べ物のこと、
健康について、旅行や料理のこと、
そして子育てに関して、前の席のY.Mさんと話が盛り上がった。
もう今更戻ることは出来ないけど、
商売人の子供達は“みじめ”だったね、と。
今思い出してみても、子供と過ごした特別な思い出が無い。
夫は「配達の時、よく軽四トラックの助手席に乗せて行ったな~。」と
しみじみ言う。
当時はシートベルトも無く、急ブレーキを踏む時は
反射的に左手で子供の身体を押さえたと話す。
公園で親子がキャッチボールなんかしていたのを見たことも無い。
私も、手づくりのおやつを作ったこともなく、
ケーキ作りはサラリーマンの奥さんの
専業主婦がするものだと思っていた。
その日その日を、忙しく追われて過ごしていた。
当時は、それで普通だと思っていた。
今になると、もっともっと、子供との時間を持っておきべきだったと思う。
せき立てていたばかりの接し方で、良い思い出があまり残っていない。


そうだな~。週に何日か音楽教室へ付き添ったな~。
そして、一度だけ小学生の時、黒部ダムへ旅行したな~。
もう一度やり直せるものなら、やり直してみたい“子育て”ではある。