ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

高野山旅行記3/19(木) ②

2009-04-30 00:11:56 | 旅行記
慈尊院から119段の階段を登ったところにあったのが「丹生官省符神社」
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空海が、高野山を開くとき、2匹の犬を連れた狩人に出会い、高野山に導いてくれたという話がある。この狩人を狩場明神という。
そして、このあたりを守っていた、丹生都比売命(天照大神の妹君といわれている)に高野山を開くことの許可をもらった。といわれている。
そのため、慈尊院建設のとき、その鎮守社として、二神等を祀った神社である。

山をずんずん登る。165町石付近に展望台がある。
このあたりは柿畑であり、眼下に紀ノ川が見える。
「今日は、黄砂が飛んでいるからよく見えないね」とクラタさんが言う。
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ここで私は驚いた。三輪車がまだ現役で動いていた。

144町石の横には、1里石がならぶ。
この町石、全長が3mある。遠くからでもわかるようになのだろうか?
180町石全部があるわけではない。
「山は生きているから、動くのよ」クラタさん。
いまだに発見されないものもある。
また、明治の石、大正の石、昭和の石と、再建したものもある。
再建後に昔のが見つかり、同じ数が2個あるところもあった。

休み、休み歩く。
途中に空海のお地蔵さんがあった。
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122町石付近の展望台でお昼にした。
「この時期で、こんなに天気がいいなんて、ミケさん恵まれていますよ」
本当に今日は天気がいい。ちょっと歩くと汗をかくが、風が心地よくふいて、気持ちが穏かになっていく。
お昼を食べながら、天野の里を眺める。
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時間が違う場所。そんな気がした。
「奈良の飛鳥に似ていませんか?」
よくわからない・・・
ここに、「丹生都比売神社」がある。
パンフレットで見たが、とてもいい感じである。
この天の里、神聖な場所に感じる。
今回は行く事が出来ないが、ぜひ一度訪れてみたいと思う。

昼食も終わり、また山道を歩く。
落ち葉がひきつめられている。
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ふたつ鳥居があった。これも空海が建立したという。
聖域に入っていくんだなと思った。
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ここで、初めて人に会った。
60代の男性が、白衣(はくえ)を着ていた。
話を聞くと、去年四国八十八か所をまわって、最後に高野山にも参拝したが、正式な参拝ルートは九度山から登ることだと聞いて、今日歩いているという。

笠木峠を過ぎると、下り坂になる。
昇りがきついか、くだりがきついか。
途中「見守りじぞう」があった。
そういえば、熊野古道を歩いた時にもあった。
昔の人たちも、ほっとしながら、手を合わせたんだろうな。

国道370号を横切るところでトイレ休憩。
60町石まできた。
「矢立茶屋」で休憩する。
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このあたりのお水を沸かしたお湯のお茶と、やきもちをいただく。
お茶もおもちも美味しかった。

ここからは上り坂である。
天気が悪くなり、25町石辺りで、雨がぱらつく。
天気がよければ、ゴールの大門付近は、夕日のスポットである。
今日は、ちょっと無理そうである。
雨がひどくならないことを祈った。

12町石から急な上り坂になった。
あと1kmちょっと。リュックの重さを感じる。
急な階段を登ったら、国道に出た。
目の前には大きな赤門が見えた。
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ここが高野山の入り口「大門」である。
ゴールに着いた。クラタさんと喜んだ。
とうとう、私は念願の「高野山」に着いたのだ。
あれ?町石は7町石である。
「本当のゴールは壇上伽藍なの」
















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