ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

重大な選択

2015-03-12 23:39:06 | 日記・エッセイ・コラム

2015年3月12日(木)

今日も風の強い日。

外に洗濯物が干せない。

花粉症の人に言ったら、「干さないでくれ」と言われた。

服についた花粉が迷惑だと。

 

震災の大津波で助かった少女の話。

少女は家族5人で津波にのまれた。

運良く少女は瓦礫につかまり助かった。

瓦礫の下から自分を呼ぶ声がしたので、瓦礫をかき分けると、くぎや木片の刺さった母親がいた。

瓦礫の上に上げようとしたが、足が挟まれていて動かすことができなかた。

次の津波が来るかもしれないと思った少女は、母をそこに残し近くの避難場所へ泳いで行った。

母親の「私を置いて行かないで」の声が聞こえたそうだ。

 

この話を聞いて涙した。

少女は一生自分を苦しめるのだろうなと。

 

ただ、私が少女の母親だったら、「私を置いて行かないで」など言わない。

「すぐに逃げて助かりなさい」と言うだろう。

 

彼女の今後の人生が素晴らしいものであることを祈るばかりである。

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4 コメント

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私も初めて知りました (碧波)
2015-03-13 06:09:21
少女は、もしかしたら世間から「母親殺し」と言われてしまうかもしれない重大な場面を語ったわけで、そのときの少女の気持ちを考えると胸が張り裂けそうです。
災害時の一瞬の選択、しかし人生最大の選択。よく話してくれたなと思います。
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すごい女性らしいです (ミケニャンコ)
2015-03-13 23:04:17
彼女の事を知りたい方が多かったのか、今朝のテレビで彼女の紹介をしていました。
まだ10代だというのに、震災後に海外でボランティア活動をしたり、体験談を話したりと活発な活動をしているようです。
何が違うのでしょうね。
彼女のように最悪なことをバネにできる人とすべてに背を向けてしまう人と。
将来の夢はジャーナリストになることだそうです。
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確かに (ドラネコロック)
2015-03-15 10:59:46
オレも同じ事思いました
賛否両論ある中
公の場で読み上げるものだったか疑問です
聞く方も考えさせられる内容で極限状態の修羅場での判断
自分だったら.…
トラウマになります
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大切なことかもしれません (ミケニャンコ)
2015-03-15 12:36:57
★ドラネコロックさん
彼女はすでにトラウマになっているのではないでしょうか。
ですから、胸の内をはきだすことによって自分の行動を肯定しようと頑張っているのではないのでしょうか。
ただ、この発言によって思い出したくないことを思い出した人もいるでしょう。それを乗り越えないといけないのかもしれませんが。
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