気持ちは大切だけど

２０１７年１２月２７日（水）

 

今年最後の出勤日。

今日は夜に１月１日で移動する方の壮行会。

そのため、電車で出勤。

 

すでに学生が休みのため、電車は空いていた。

ただ、駅では部活に行く学生たちが気が抜けたようにゆっくりと歩いている。

「おばさんは仕事なの。タラタラしない。」と叫びたかった。

 

９月下旬から働いてくれている派遣さん。

体調不良でずっと休んでいる。

今月は１度も出勤していない。

先月は１週間しか出勤しなかった。

その前も２／３ぐらい。

 

毎日毎日「体調が悪いので休みます」の電話が入る。

しかし、１２月末で契約終了。

最終日の今日、出勤してくるのかとハラハラ。

「午後から出勤します」

退職の手続きもあるが、使用している机やロッカーの片付けと、入場用のカードキーの返却をしてもらいたかった。

 

お昼前に出勤してきた。

「体調大丈夫？今日は机やロッカーを片付けてね。それから、カードキーを帰りに返してね」

「すみません。ロッカーの鍵もカードキーも忘れて来ました」

「えっ」

 

言葉に詰まってしまった。

いったい、何のために出勤したのか？

「１月４日に持ってきます」

いやいや、１月になったらあなたは社員じゃないから、簡単に工場に入場できない。

もし、入るのなら私の方で、工場に入場許可を取らなくてはいけない。

「それはダメよ。明日は出勤できる？」

「はい」

せっかく１２連休を取ったのに、明日は出勤しなくてはいけないのかと思った。

ところが上司に事情を話したところ、今日中に対応しなさいとの指示。

おかげで、私の１２連休は死守された。

 

最終日にこんなドタドタするとは思わなかった。

「今年はありがとうございました。ゆっくり休んで来年もお願いします」

みんなに挨拶して終了。

 

やっと終わった。