2018年11月3日(土)
南牧村主催の「手ぶらde星空観測会」
「野辺山高原で宙ガールになろう」
ではあったが、「宙ガール」はあまりいなかった。
会場は、国立天文台野辺山の隣にあるベジタボール・ウィズ。
ショップが出ていたり、講演会があったり、演奏会があったり、内容は盛りだくさん。
今回は友人が2つの講演会の予約をしてくれた。
1回目はJAXA宇宙教育リーダー 和田直樹さん
「えっ!?宇宙って こんなところだったの?」
JAXAの職員だと思っていたら、ボランティアだった。
「宇宙ではどんな現象が起きるか」という実験が始まった。
箱の中に、お餅と大福と袋に入ったケーキを入れ、ポンプで空気を抜いて行く。
空気の無い宇宙の状態に近づける。
何が起こるのか。
お餅もお饅頭もそしてケーキの袋も膨らんでいく。
中に入っていた空気が外に出ようとして起こる現象。
そして、元に戻すと小さくなる。
単純なことだけど、目で見ると「おおっ」と思う。
「宇宙の臭いってどんな臭いですか?」の質問に。
「船外活動から戻った時の宇宙服は金属系の地球では嗅いだ事のない臭いがしたそうです」
なるほどね。
2回目は国立天文台野辺山の衣笠健三さん
「長野県は宇宙県 ~信州と宇宙の関わり~」
長野で星空がきれいなところは沢山。
そして、観測施設も沢山。
ここで得たまめ知識。
国立天文台野辺山の電波望遠鏡のアンテナ直径は45m。
これはウルトラの父と同じサイズ。
別の部屋では星景撮影の講習会も開催されていた。
暗くなった外では、星空観測会も。
空には雲が出ていて、すっきりとした星空ではなかったが、それでも綺麗に星が輝いていた。
真っ暗な星空。光害の無い空はきれいである。