私の心なのかしら。
私は濃い茶色の猫を可愛がっていた。
その猫は太っていて、私から離れていくとお尻から何かを出した。
それは猫よりも大きなダウンジャケット。
そんな物を食べていたのと驚く。
猫はフラフラしながら、何人か集まっている人の所に行くと、猫嫌いの人に押された。
猫はよろよろと倒れて、私の方を向いて死んでしまった。
私は、他人事のように猫を見ていた。
そんな私のもとに白の汚れた猫がやってきた。
その猫は、左目が曇っていていた。
そして、右前脚が奇形だった。
「気持ち悪い」と思っていると猫が話し始めた。
「私を飼ってくれない」
雄猫である。
傍に来るのも嫌だと思った私は「飼うことはできない」と断った。
「あなたなら飼ってくれると思ったのに。みんなもそう思っている」
ここで目が覚めた。
どんな意味があるのかわからないが、私は思う。
私の事を周囲の人は人が困っていれば助けてくれる人だと思っている。
でも、本当はそんな人間じゃない。
心はとっても冷たい人間なのだ。
嫌なことがあれば逃げる。
だから離婚もした。
そんなことが夢に現れたのかな。
追記
思い出した。
白猫が私に言ったこと。
「僕を飼えば幸せになれるよ」
その言葉が信じられなかった。