愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

東谷山古墳群(2) 名古屋市守山区

2018年05月01日 17時30分11秒 | 名古屋市守山区
尾張戸神社古墳
中社古墳をさらに登っていきますと、やっと頂上にたどり着きます。頂上は尾張戸(おわりべ)神社になっていました。

尾張戸神社本殿

ここも古墳です。
現地案内板では、
尾張戸神社古墳は4世紀前半に築かれた径約27.5mの円墳です。名古屋市でも最も高い東谷山(標高198.3m)の山頂に立地します。墳丘上には、古代豪族尾張氏の祖先神を祀る尾張戸神社の本殿が位置します。2段に築かれていたと考えられますが、2段目の墳丘は大きく削られています。墳丘の斜面に積み上げられた角礫の葺石の上には石英が撒かれていました。多くの石英を用いて古墳を飾る特徴は山麓の前方後円墳・白鳥塚古墳と共通し、白鳥塚古墳に葬られた庄内川流域の首長を支えた有力者の墓と考えられます。

山頂尾張戸神社からの眺望 多分東の方が見えているのだと思いますが、どこだかよく分かりませんでした。

付け足しです
今朝(2018年4月30日)の中日新聞に、尾張戸神社でイベントがあったことが記載されていました。ちょうど登山した日の午前中にそのイベントがあったようです。私たちが登る前に下りてきた人たちに食堂でお話をお伺いすることができました。

尾張戸神社のイベントを伝える中日新聞

東谷山古墳群 おしまい

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