愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

大聖寺城 石川県加賀市

2015年07月18日 22時07分17秒 | 石川県
加賀市に用事がありましたので、ついでに大聖寺城を訪れました。

大聖寺城とは
 案内掲示板によれば、築城は南北朝以降で、加賀の一向一揆でも登場しているそうです。織田信長の後、戸次広正、拝郷家嘉、柴田勝家、山口宗長(小早川秀秋の重臣だそうです)と続きました。山口宗永は慶長5年(1600年)の関が原の戦いで豊臣方につきましたが、金沢の前田利長(徳川方)に攻められ、討ち死にしてしまったそうです。

本丸跡に建てられていた山口宗長の石碑

 寛永16年に大聖寺藩が成立しましたが、前田氏は徳川に遠慮してこの城を再建せず、ふもとに館を造ったそうです。


現地案内板


ふもとの館があったとされる加賀聖城高校


本丸櫓台跡


櫓台から背後に伸びる土塁、本丸を防御しています。


馬洗い池


本丸と二の丸との間の堀切、右側の階段を上ると二の丸があります。

ということで、今回は時間も少なかったので、ここまででした。次回来るときは樹木の葉がない早春にしたいです。