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アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

シャープ♯とフラット♭

2005年12月14日 | 日々の泡
現在の職場では、私は「おかしな人」あるいは、「不思議な人」で通っています。オーラがすでに人とは違うと言われます。誰かと話しをしていても、それまでの話しの流れとは全然関係のないことを、突然、話し出したりするし、何気なく、人にかける言葉自体が、スタンダードな路線からは、すでに大きく外れているそうです。ある同僚が、帰宅後にトイレの中で、(トイレの中でそんなことを考える人というのも十分におかしいとは思いますが…)どうしてだろうと考えたそうです。彼女が、そこで思いついたことは、「あの人は、♯と♭を持っている人なんだ!」という結論だったそうです。ピアノを弾く時、ピアノの鍵盤の白い部分を叩くとドレミファソラシドの音が出ますが、♯や♭の音を出すには鍵盤の黒い部分を押さなければなりません。でもそれって、私には、すごい褒め言葉に聴こえてしまいました。♯や♭の音の持つニュアンス。それこそが音楽の世界をより豊かにするための大事な要素だと思えるからです。♯や♭がなければ、音の世界は単一そのものになってしまうのではないでしょうか?♯や♭が主流の音を引き立て、その音に膨らみを持たせることが出来るように、もしも本当に、私の中に♯や♭の持つ力が潜んでいるのだとしたら…私の周囲の人の持ち味にスパイスを加えることが可能になるのですから、こんなに素敵なことはない!と思えました。でも、本当の私は愚直でバカ真面目で何の変哲もないごくありきたりの凡人なのに、どうして、私のそうした核や芯が人には透けて見えないのでしょう?私は自分を偽ったり、自分を隠すために演技をしたりしているわけではないのに、人にはどうしてそんな私が見えないのでしょう?摩訶不思議です!