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アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

自己開示…その2

2005年12月29日 | my favorite・・・
嫌悪感を味わうことのないグループ体験をしました。グループを行う際には幾つかの約束事を守る必要性があります。それは、①秘密厳守…グループで話されたことはグループ外には持ち出さない。②活発な意見交換はいいけれど人の発言を非難したり誹謗中傷するようなことはしない。③発言したくなければパスもOK。その他にも細かい約束事はありますが基本的にはこの3つくらいだと思います。私は、その日は司会を仰せつかっていました。始めは参加者全員に自己紹介を兼ねて近況報告をしてもらいます。それが一巡する頃には、グループの凝集性はすっかり高まり、雰囲気も盛り上がっていますので、司会者はことさら口を挟む必要もなく、目の動きや一言二言の促しだけで、参加者全員が均等に隠し立てのない思いを率直に語り始めます。意見はまとまる必要はありませんしまとめる必要もありません。言いっぱなし聴きっぱなしでも、一応、この道の専門家と言われる人が一人二位いれば、大きく方向性がずれていく心配もまずないと思います。何故、今回のグループには今までのような違和感を覚えなかったのか?皆が思いのたけを洗いざらい語っていながらも、節度が保たれていたからだと思います。やりきれない情緒を垂れ流しにしている人が一人もいなかったからでしょう。そして、自分の思いを語るだけでなく、グループメンバーを支えあう姿勢が貫かれていたことも大きな要因です。自分の苦しみを語りながらも人の苦境をも思いやる、一呼吸の余裕を持てている人が多かったからです。長年、好き好んでやってきたわけではなかったけれど、(仕事上の必要に迫られた部分がほとんどでしたが)たった一度でも気持ちのいいグループ体験が出来たからには、私のグループに対する捉え方も変わって行くことになるのかもしれません。実はここにトリックスターとも言うべき、新参者が加わってくれていたことの影響が大きかったのです。やはり、人生のどんな場面に置いても、人の存在が場に与える影響力の大きさというものは侮れません。最後は人ですネ。つくづくそう思います。