
NHKの「探検ロマン世界遺産」という番組でイタリア南部に位置するアルベロベッロのトゥルッリと呼ばれる石灰岩を積んで造った円すい形の屋根と美しい白壁を持つ家の様子を45分間に渡って特集していました。アルベロベッロは、私が是非訪ねてみたい異国の町の一つです。昨年、長年の念願だった、ギリシャのミコノス島とサントリーニ島の地を実際に、自分の足で踏みしめた時には、言葉では言い尽くせない感動を味わうことが出来たものでした。憧れ続けていた場所には、私に満足感を与えてくれるものが確かにあるのでした。少なくとも、ギリシャの場合はそうでした。テレビの中のアルベロベッロは、(起源はギリシャと似たようなところにあるようですが)ギリシャのような荒削りのダイナミックさとはかけ離れた穏やかさに満ちた、テーマパークのようでもあり、おとぎの国に迷い込んだようでもある雰囲気の町でした。でも長年憧れ続けてしまうからには、そこには、私が求める何かが存在しているはずに違いないと思えてしまうのです。さて、アルベロベッロはどうなのでしょうか?
★NHK 世界遺産の旅 【イタリア・アルベロベッロ】
★アルベロベッロに関する以前の記事:2005年7月14日
★サントリーニ島のプチホテル:2005年6月26日